フランスぐるぐるドライブ旅ももう終盤。今日は北東方向に向かって、パリ郊外のおうちを目指しています。
途中、中部のシャルトルを訪れました。
シャルトルはパリから約90km、1979年世界遺産に登録されたシャルトル大聖堂があります。基礎が出来たのは11世紀、当初はロマネスク様式でしたが、その後度重なる火事で多くの建物や財産を失い、遠くから見てもわかる通り、尖塔は右が12世紀のロマネスク様式で105m、左は16世紀のゴシック・フランボワイアン様式で113mです。
シャルトルに着くやいなや、どういうわけか、ゲリラ豪雨とあいなりました☔️
傘なんか持っていません。
まずはどこでもいいので、ランチをしながら雨宿りということで、全員近くのレストランに向かって走りました。
ん?レストランと思ったのはホテルで、ホテルの中のレストランですね。
とりあえず、ホテルのエントランスから中へ。びしょ濡れで申し訳ありません〜といった感じです。まずは洗面所を借りてちょっと体を乾かします。
レストランは、地元のお客さんも含め、賑やかでした。まずは小さなアミューズ。
お料理ですが、ちょっと迷いました。
迷ったというか、毎度お馴染みの「本日のお魚」とか、シーフードとか、もう食べたくない気がして、でも自分が注文し慣れていないメニューはどれにしていいかわかりません。
そこで、お店の人に聞きました。「地元料理はどれですか?」すると返ってきたのが「地鶏」とのお返事。それは地元産の地鶏でしたが、名前はフランス語で、聞いても耳から耳へ入って出ていってしまった!
結果は大成功〜👍 くるくるっと巻いて焼いた地鶏料理は臭みがなく味が濃くて、鶏肉は苦手なはずだけど、これには大満足!
なんでも素材の良し悪しか〜。素材が良ければ、たいてい美味しいのですよね。
雨のためにたまたま立ち寄ったレストランでしたが、忘れられないお店になりました。
さて、ランチが終わった頃にはすでにこんなにいい天気。歩いて大聖堂に向かいました。観光客も多いのでしょうね、途中の路地にはカフェが並びます。
雨上がりのせいか、誰も座っていませんでした。
大聖堂が近づいてきました。
尖塔をぐいっと見上げ、いよいよ中へ入ります。
聖堂内は、彫刻群が見事なのもさることながら、150窓以上あるといわれるステンドグラスに魅了されます。第二次世界大戦中には爆撃から守るため、大聖堂から外されて別の場所に保管されていたそうです。「シャルトル・ブルー」というわれるステンドグラス、一つ一つじっくりみるなら、滞在時間は2時間は必要です。ゆっくり来たいな〜。
シャルトル大聖堂は、聖母マリアのものとされるチュニック「サンクタ・カシミア」を当初から所蔵していることで知られ、聖母マリアの忠実な信者、巡礼者にとって大事な場所となっています。大火事の際にも、宝物庫の中で無事だったそうです。実際、聖堂内にはかなりの数の信者の方々の姿がありました。あまりじゃんじゃん携帯を取り出して写真を撮っては申し訳ない感じです。
また、奥には、キリストと聖母マリアの生涯をテーマにした彫刻群が彫られた壁があり、圧巻でした。本当にお祈りをしている方々が多くいますし、彫刻の写真を撮るのはやめました。
美しいファサードを持つ歴史あるシャルトル大聖堂。2つの異なる様式を持つ尖塔がとても印象的です。
自分だったら決して頼まない選択だった「地元」料理でハッピーになったこともあるし、またゆっくり訪れたい街です♪
自分だったら決して頼まない選択だった「地元」料理でハッピーになったこともあるし、またゆっくり訪れたい街です♪
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