大和骨董市で手に入れた黒板。買った時、そばにいた年配の人が「昔は学校で使ったものだ」というのでちょっとびっくり。調べてみたら「石盤」という名前もついている。明治時代後期から戦後の物が不足した頃にも使われていたらしい。粘板岩という自然の物を薄く削って板にしたものに木の枠を付けたものをノート代わりに子供たちは使っていたのね。でも欠点は割れやすいこと。残念ながらこれも割れていた。
大きい方はアメリカで買った物。これもやはり割れていた。英語ではスレートボード。欧米では伝統的に旅館やパプのお勘定の記録を控えておくのに使われたとか。
時代は変わって今時の割れない黒板。板に専用の塗料を塗れば出来上がり。白墨(チョーク)を使えば出来上がった物はチョークボードアート。白墨を使っても英字なしで絵が中心のアートならばそれは黒板アート。オイルパステルを使えばチョークアート。でもアメリカでチョークアートと言えばチョークを使ってコンクリートの地面などに書くだまし絵的な大掛かりなアートのことが一般的だ。ややっこしいのね。
*OMAKE*
*OMAKEにいつもサラ店長がイラストで登場よ。探してね。イラストbyマギーマッコイ*
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