超低歪探求 no335

2015-04-08 06:35:39 | 日記
私が製作したもので最も低歪(ほぼ無歪と言ってもいい)の増幅器
の引っ越し前の記事が”プらら”から転送後図面が破損していました。
2012年5月の4~5ページ分の中の一部の書き直しました
低歪みのOSCのレベルを10Vrms迄UPして600Ωor50Ωで出力するAMPです
図134(再掲載)増幅部左と電源部右
..
増幅部基板
FETは2SK240.NPNTRは2SC1815.PNPTRは2SA1015.opampはAD797BN
Q10=2SC3423 Q11=2SA1360
電源部基板.
X2/7818。X3/7918。Q1/2sa1015。Q2/2SC1018 .X1opamp=NJM4580D
 
..クリックすると拡大します

AD797の唯一の弱点は±18V電源では出力電圧10Vrmsはクリッピング点に掛っていて
歪みが一気に増大し無歪は9.3Vrmsです(@0.001%=10.3V:0.0001%=9.3Vrms)
データ
10Vrms出力 100KHz...0.00015%   (-116.5dB)
      20KHz ..0.000008%   (-142dB)
      1KHz ...0.0000023%   (-152.8dB)
.      20Hz.....0.00000165%.    (-156dB)

9.3Vrms出力  100KHz....0.0001%   (ー120dB)
        20KHz....0.000002% 
        1KHz.....0.0000015%
        20Hz......0.0000008%
  いずれもスタック式
ノイズ出力(入力端子600Ω短絡)200μV @30MHzBWrms
入力端Ci=4.5PF
高域端-3dB=4.18MHz