超低歪探求 no366 差の出る低域Ⅱ

2015-11-29 06:31:53 | 日記
VP7220Bの低域端にノッチフィルターのFRQにあわせて使用する3次LPF
併用のデータです。5Hzより上は市販の歪率計で測定できるので低域用
ノッチでは測定しません。ノッチ+FFT(アベレージング8~16)なので必ずしも
THDレンジのデータとは重なりません
図362  緑がLPFを通した歪


LPFのコンデンサも歪むので1Vrms出力で大きいレベルが必要ならそのあとで
増幅する方が10Hz程度の周波数なら大抵のop-ampで0.0001%/10V充分可能
VP7220Bの大欠点は外形がデカ過ぎる中は70%が空き室です
これは同時発売の歪率計と供用のキャビネットだと思う。上下2段に仕切ってある
下半分が空白で上段の半分も前面のメーターのみで最初”開けてビックリ”だった

編集中

超低歪探求 no365

2015-11-27 09:37:36 | 日記

図361 比較にAG15Aを載せます(赤ライン)アナリシスTHDレンジ


70KHzより上がYHP4494Aと同じなっているのは725シリーズの仕様値限界を示している
前日より10℃位寒い影響でAG15Aの値は悪いデータが出ているのでここまでで
stopしました低域は前日の物を参照。10KHz以上は率歪計の性能そのもの。
725シリーズ単独での測定時FSの1/10以下はモニター出力に接続したHP3400Bで+20~30dBで読む
HP3400BがサーマルコンバーターのRMSなので指示が725本体のメーターのパタつきがなく見やすい
  
拡大画像

超低歪探求 no364 もっと微細に

2015-11-26 11:15:31 | 日記
AG15Aの100KHzをYHP4333Aのノッチ機能でスペクトラムアナライザーで読みました
4333Aにはセットレベルをー10dBでリジェクション出力を20dB増幅しトータル90dB
photo455・・(Ver5(点線)=140dBラインでトップが90dBボトムがー140dB

(マーカーポイントを頂点にセットし忘れ加工しました)
基本波~5次程度までSWPするとRBWを1KHz以上でないと
正確に拾いません。それはノイズフォロアーに調波が沈んでしまいます
そこで各調波近辺の±200Hz程度でRBW30HzでSWPしました、それを各調波
繰り返し測定しました
2nd....ー113dB~ー115.4dB
3rd....ー115dB~ー117dB
4th....ー125.5dB~-127.5dB
5次~検知不能

二乗和平方根すると2.24ppm~2.91ppmとなります。
普通10db位マージンが有るのは珍しいことではないので仕様値の
100KHz/0.001%の10dBならこの0.00029%はありうる性能ですが
20年~30年?経過しているのを考慮すれば立派としか言えない
又言うけど

いい物に”ぶち当たった”

今年の運を使いきった


超低歪探求 no363 比較Ⅳ

2015-11-25 10:26:32 | 日記
先ず我が家で手持ち中で最古の2機でYHP4494Aと松下VP7220Bです。
図.360 両機供上限は100KHz下限は4494A=10Hz/7220B=1Hz

VP7220Bの線が大きく変化するのは発振素子の”R片”が経年変化でバランスが崩れている為。
因みにこのVP7220Bの最悪ラインでも仕様値を大きくクリアしている
10Vrmsの出力を1Hzから出せるのもあの時代では傑出物でした
その為YHPは周波数切り替えが1~2~3と1桁なので変化が小さい為に均一
4494Aのハイで一旦下がっているのはLPF機能onが利いているから.でoffなら上昇カーブです
(アマチユアが考えそうな事をHPが設計した?)・・そして横河の工場で生産した・・・・

山の中腹まで出かけますⅡ

2015-11-22 13:36:10 | 日記
ネコノテパン工場
にぶらぶら行ってみます

行ってきました
photo452(左)店にくる人..photo453(右) 店に入る人
・クリックで拡大
テレビで何度か紹介され隠れた人気スポット・Yahooで検索可能

一人暮らしでこんなに買ってどうする・・と言われそうですが
微力ながら応援してあげたい雰囲気なんです


photo454日が沈む海まで降りてきた


正しくはカタカナで「ネコノテ」でした



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いい歳をして買ってしまった

2015-11-22 12:34:38 | 日記
 写真集
史上最高齢のななみストなのです

表紙


.背表紙


『最後の忠臣蔵』のブルーレイもDVDも(DVDは2枚あります)持っています
背表紙の絵で水着等を想像してはなりませぬ
なにせ桜庭さんは最年少で主演女優賞を取ったグランプリ女優なのです
下世話な期待を持ってはなりませぬ
16歳でオ―デイション(20200人の中から)受かり大抜擢
ネットニュースに依ればその時の応募の中に土屋太鳳ちゃんも居たそうです
桜庭さんは学生服でオ―デイションに現れたそうです(特典映像集で監督談)

超低歪探求 no362 比較Ⅲ

2015-11-21 06:41:11 | 日記
AGとVPの両機を725B~725Cのみ(補助機無し)で50KHzを測定すると
VP7214A...0.00035%
AG15A ....0.00035% と全く差が無いので歪率計の725の限界値と思う
因みに100KHzだとYHP4494A ~AG15A~ VP7214Aのどれも0.001%です
4494Aは多分45年くらい前の発売だと思います(これまでに3~4回治した)
VP7214AはVP7722Aの発振器部分だけをRC-OSCに製品化したものです。
欠点はプログラマブル機能が1日で忘れる・・が便利な機能



超低歪探求 no361

2015-11-19 07:36:48 | 日記
前々号に市販には見慣れない物が4~5個写っています
photo再掲載
・・クリックすると拡大します
自作のRC-OSCです。最古は40年近く前のもので1度作り変えました・・
20Hz~20KHzだったのを低い方へシフトして10Hz~6KHz.外形幅も7センチ縮小
当時20Hzでー150dB近い歪は桁違いの低歪でした。
自作のOSCは市販のアルプスロータリーSWなので周波数はそれで決まっていました
photo447

.
photo448 ワンダイアルで0.1KHz~20KHzで0.00001%

:OUT-BNC端子の(黒のキャップ付き)はトリガー用信号outです
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photo449  20KHz~100KHzの5波

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photo450.自作機初ステートバリアブル型で0.000003%@1KHz

:当ブログ超低歪探求 no99 (2011.5.28)から暫くの間に連載済み
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photo451.これは最も小型でH40㍉xW150㍉xD330㍉(100KHz/-137dB~-143dB)
リングコア型の電源トランスを内蔵しています


上から製作年代順です。
最後のは100KHz単一波(20~50~100KHzのSW迄で一時中止)

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超低歪探求 no360 shibasoku725シリーズ

2015-11-18 04:49:06 | 日記
取説の回路ブロック図に依ると入力バッファアンプはゲインの異なる物が
入力レベルに依って切り替わりますが725~725B~725Cいずれも2.7Vrmsで
最初の切り替わりがあるようでここが最も低歪です。切り替わると途端に
歪は大きくなります(上記3機種供同一)
又、低い周波数を測定すると90~150Hz付近に不可思議なスペクトルが現れる。
以前シバソクの技術部に聞いたらー120dBの仕様以下は追求しないみたいな事
だった。・・・が725が初お目見えした当時の製品では1桁も2桁も高性能
だったので若かった勢いですぐ買いました。デジタル機器の歪みを測る事が
無い私には今でも725シリーズは神機でap機が欲しいと思ったことはありません
RS機は欲しいが¥が
因みに725は最初に買った725が会社の威信で一球入魂で造ったのか
3機中歪みが少ない(実効値検波でないのでモニタをrms読み取りしても)
製品のばらつきかもしれませんが・・・・
因みにYHP4333AはバックにDCop用の±24V入力端子があるのでDC動作では60~
240Hzの電源高調波スペクトルが出なくてー150dB綺麗です。電源の3Pプラグ
を抜いてシャーシ内に60Hzを入れない。いまでも名機だと思っています
7251台はバックに後退しても4333Aは残っている(当時YHP4494Aとペアで購入)
(広島県に住んでいるので60Hz地域です。NHK『てっぱん』の舞台