超低歪探求no-65 続stack式

2011-01-31 10:50:12 | インポート
stack式は歪の倍率と同時に全ての条件が増加(悪化)している
図82の場合で
①残留ノイズ.....スタック 555μV   通常式 110μV (TRUErms)
②入力容量......    2160PF        20PF (端子C含む)
③帯域幅-3dB......    82.2KHz  .    2622KHz

②の影響で600Ω信号源ドライブでLME49710では-3dB/82KHz
 となる(stack比率の制約上600Ω以下にできない)
①でstackと通常が5X差になっているがftの大差でノイズ密度の差
はもっとおおきくて歪測定時の残留ノイズ指示も100倍あり20KHzの
歪を測るとアナリシス機能の無い場合の指示では0.015%程度以下にならない


超低歪探求no-64...apスタック式は正確か?

2011-01-30 14:13:28 | インポート
図83
.左図は通常式とNSやTiのホームページで
op-ampのデータに使用しているスタック式と
従来の方法の同一条件での歪率です。
ホームページ上でこの方法は「皆さんの手動
の計測器でも同じ結果が得られます」と
言っています。.....が
指定どうりの定数では101倍すると歪は
1/3程少ない値になります、
定量として計測するなら事前にポイントを
決めて通常式の何倍になっているかを見て
左図の例だと3倍程+側にシフトした値が
適合していると頭の片隅に置く....
スタック式の唯一のメリットは旧式の0.01%/FS
の歪率計で数十分の一の低歪が見えるが
ノイズも同倍率にUPしているのでアナリシス機能
の無い歪率計では残留ノイズで0.02%位の
指示値がでます、たとえば
左図の場合では1Vrmsの信号でFRQ/dist
カーブを描くと1KHz~20KHz間で0.00018%
の一定値になってしまいます。ノイズ込みで
すからメーターは0.018%指しているが上記理由で3倍したらR3外した通常式に近い値
のHP339Aや4333Aと重なる1KHz~20KHZ/0.005%横一線となる。   .①

超低歪探求no-63

2011-01-25 21:15:45 | インポート
図82

.1月8日の図81のブレッドボードで
LME49860を測定しました。
電源電圧は±22Vでスタック式
図Aは20KHzと1KHzの出力:歪率
図Bは-120dBの歪でのMAX値で
10KHz迄なら13.3V取り出せます
20KHz/12.8V。50KHz/7Vという
具合に0.0001%で可能ですが
80KHzでは2.5Vまで減少します
50KHZ以上はOPA211が1桁近く
高性能!
ところでLME49710等このシリーズの
メーカーのデータシートを見た人はきずいて
いると思いますが測定値にゲイン及び
測定周波数の記入が抜けています
.                . (TIのOPA211には全て記入してある)
多分audio/Hi-Fi分野の関係者が居ない?..Tiは社名からしてテキサス計器
このサンプル回路は20KHz以下のOSCの電圧ブースターに用いれば13Vrms程度
まで0.0001%@600ΩにUP可能(1KHzなら-140dB)
因みに1KHzのボトムが-160dBを描いてますがスタック式なので歪率計の指示は
101倍上の0.0001%です。 通常式でも1KHzでは-140dBは計測可能値.
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超低歪探求no-60

2011-01-08 20:18:36 | インポート
図81  (図80の歪率)
.

.黒データはG=48Xの100KHz/1V~9V
 赤 〃 G=10Xの10KHz~100KHz/3V 
 
これからCas-Comp回路を付けてこの上に
 そのデータを上書きします
 成果が失敗だとこれっきりですねー
 
これまでの欠点はTR.FETが全てデユアルでなく
熱結合が不十分な為オフセットDCが±30mv有る
(オープンdc初段66dB+AD797/120dB)
完成型にする時は全てデユアルFET.TR基本
今のところ主眼は歪率最優先なので......
取あえず第一目標は3.16V/-145dB@100KHz
金は無くとも暇はいっぱいあるので...

.


低俗な超低歪頁も今日で通算80回となりました、見くれている方が居れば大変感謝






超低歪探求no-59

2011-01-07 21:26:06 | インポート
図80のCas-Comp前の歪を測定(Frq:Dist@1KHz~100KHz)
1V:3V:9Vの内、今日は3Voutの作図前の1部分です(600ΩRL)
100KHz....0.000055%
80KHz......0.0000406%
50KHz......0.000033%
10KHz......0.000011%
1KHz........0.0000082%
図78以前の回路よりも裸利得は20dB以上減少させています
(RC-OSCの実験用転用為)ので以前と歪率は異なる、
尚測定は図44と同定数です
3Vrmsなら-140dB/100KHzはあと少しで可能。
.                                  . 10



超低歪探求no-58 Cas-Comp

2011-01-05 19:31:41 | インポート
前回12/19日と20日の図78、79のCas-Comp効果をAD797に取り入れて
-140dB/100KHz目標でCas段2SK240無しのnormal状態で赤枠NFBのCR
に330PF(言いかえれば超高域100%NFB)でも発振しないように変更しました
これはザルツアOSCに使えるように考慮したためです
Cas-Comp無しの状態で600Ω負荷100KHz/3V 0.000082%(スタックでは無い
通常式)得ているのでCas-Comp回路を追加すれば-20dB期待できる
発振器の場合赤枠部分にCR発振素子が入りIN側にAGC回路が付きます。
図80
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.
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.G=48X
. -3dB=535KHz
 (Cnf70pFの時)
G=0dB/2497KHz
. deg .    -98°
noiseOut 73uvrms

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図79からの変更点Q1.Q2のREを5Ω+5Ω→51+51Ω
      負荷回路1/5の110KΩ
2SK240を抜いてCas-Comp無しの元状態の歪特性を測定中、近日UP 

  謹賀新年 2011年

2011-01-02 21:15:02 | インポート
年末と変わりない感じの普通の2日が過ぎました
1日は郵便受けより外へ出なかった
今日は500メートル先のサテイに自転車で...
人出は沢山いる      2011の第1頁.
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