超低歪探求no40 AD797の弱点-1

2010-10-31 06:22:28 | インポート
私の個人的願望によるAD797の弱点の第一はHi-Fi新世代Op-anpに比べて
15%程出力電圧が少ない(歪の増加が3V位から始まる)
新世代のOPA211やLME49710は+-17V電源で11Vrms/0.001%出力
が有る。AD797では同条件でかなりの差で3V位から歪の増加が始まる
それに比べLMEやOPAはMAXの直前まで歪カーブは下降を続ける。
AD797最大の弱点。LME49720:49860の様な+-22V版の出現を期待!

図66................................図67.....................
...
..
. どちらもスタック式。 
. 図67はプリ1段付きG=48X/distパラメタ
. 10KHz~100KHz(テストボードは9/30
. 図54中の①)
. 電源電圧+-17V
. これでADとLMEの価格差4~5倍有ります
. LME¥250位。  AD¥1000位。



超低歪探求no39

2010-10-27 05:36:01 | インポート
図65(左)
.ノッチフイルターのノイズスペクトラム(photo94)を縦をlogに
書き換えたもの.photo94はノッチフイルタを製作した時
撮った画像で(Ver=5dB/div.Hor=30KHz/div)を
3V入力時のスタック式に置き換えたらどの位かと見
やすく作図しました
下の②のカーブが10Hz/RBwのSWP時です
もっと狭いRBWでSWPすればノイズレベルが改善し
ますが時間との妥協です
.

シバソクの歪率計では100KHzは2.1V付近で0.0009%の最良点がありますが
それ以外ではほぼ0.0012~0.002%の内部歪があります(AP式でその1/100)
それより低歪はノッチに4333A(REJ作動状態の電圧計として)+スペアナで
読み取ります。これでOSCの調子のいい時はスタック式でなくても-125~130dB/の
100KHz測れます。このノッチの入力抵抗は実測11KΩ。Frqは20K~100Kです
Zi600Ωの100KHz単一のノッチもあります。これより-10dB以上ノイズは改善
します


rootsガンビボロンゴ

2010-10-25 08:53:00 | インポート
photo93. . FH010016
 子供時代に夏休みは毎年行っていた母の
 生まれ育った村。いわゆるガンビボロンゴ
 母は明治の人で当時の尋常小学校卒業後
 すぐこの村を後にしてここ”てっぱん”の市内
 (すでに広島市に次いで県内2番目の市に)
 に就職した。当時の田舎から見れば上京した
 気分(村内でもそう見られた)晩年里帰りしても
 同年代の村人からは違って見えた。
 道は大きい所でも2M程で村内に自家用車は
 勿論ありません「おしん」より前の時代です
 対岸の島に自分の足で行くなどあの頃は
 思いもしなかった所からその原点を撮影した
 のがこの絵ですモヤがかかっていますが2Km
 海を隔てています
 真ん中付近に白い洋風の4階建てがあるのは
 バブルのころ近県の会社が保養に建てたもの
 が現在はその会社がどうなっているかも不明
 今でも昼間に道を歩いても村人に出会いま
 せん。例外なく過疎化がすすんでいる
 そのため大変静かなところ
対岸(大島町早川)付近の農協の有線放送がはっきりと聞こえます。心休まるいいところ

超低歪探求no-38

2010-10-23 10:44:53 | インポート
phtot91.     .dscn2539
. データを撮り終えたのでこれで解体して次に
 行きます
 この作業台はネットワークアナライザの上に50cm
 の即席台を置いてその上の狭いスペースで
 展開しています。90度右を向くと大きな作業
 台がありますが全てのケーブルが最短のこの
 位置です。後ろ側以外はこの様な面です
.


.


photo92. . . . . .dscn2538
. 15㎡程の室内のこのブースは丸椅子1個で
 いっぱいになるコクピット状態ですが一番
 くつろげる場所
 桜のシーズンには前が桜並木で川沿い
 に1KM程続きカメラ片手のぶらり旅人が
 沢山通ります。後ろ姿美人を撮影する
 のも楽しみの一つ. 前面が久元でも
  通過したら関係なく美人ですから..
. . .1

超低歪探求no-37 歪率計のRBW

2010-10-21 07:45:29 | インポート
図64 シバソク725のアナリシスRBW
. 
. 常時使っている歪率計のFFT及びスペクトル画像
 を見ていてノイズフロアーが-190dBあるのでアナリシス
 レンジの各高調波のRBWをいかなる狭帯域フイルタ
 を用いているのかしらべてみましたところ非常に
 シャープな特性なことがわかりました
 私のネットワークアナライザは3Hz√Hzがminなので
 それよりも1桁狭帯域で正確に測れないので
 1KHzの基本波の第2高調波に見立てた2KHz
 (シンセサイザG)をMixしてその2KHzを1Hz毎に
. プロットして作図しました
 この歪率計の取説のブロックダイアグラムに依ると
 2度周波数変換している様子でFRQカウンタで
 制御された2段階ヘテロダインかも?。
この機械が初登場したときは当時として大革命だった記憶がある パイオニア的存在






超低歪探求no36ー2

2010-10-19 06:09:14 | インポート
図63. APスタック式LT1028&LME49710のdist/frq
.no36の同日採取した同データのスタック式
 の歪率特性です
 LMEの10KHz以下はどんどん下降します
 LT1028に気の毒!なので省略します
 デジタルカメラと同じで年代の差は仕方
 ないところ。
 それともLTにはaudio思考Hi-Fi思考の
 設計分野は無い?
 アマチュアの暇つぶしの戯言(ザレゴト)
 と右から左に聞き流して頂ければOK
 です 。測るのが趣味なもので.....
 今の目標は~100KHz/AP式ー180dB
 到達です。ローコストで無限の楽しみです!
.


超低歪探求noー36

2010-10-17 06:13:06 | インポート
図-63.LT1028(can-type)&LME49710NAの歪/周波数
 LT1028が実際に使用しないまま作業台の下
 に落下して今迄に2個行方不明になっていつか
 ゼロになってしまいそうなので今の内にデータを
 採っておこうと比較にLME49710を同時に測定
 しました。49710は何度も測定していますがその
 時々状況や室温、機材で異なるので前のデータ
 引用では公正な比較になりません
 このデータはスタック式ではなく通常のものです
 LT1028を購入したのはトラ技の新製品ニュース欄
 で見てW通商からtype指定しないで注文したら
 cantypeが来ました現在のDip8をRSの価格表
 でみたら2.5~3倍の値段で買いました49710
 の10倍で歪率では全項目49710に負けている
 今は15000円のDVDプレーヤ―でも100KHzを
  Hi-Fi再生時代ですが1028が設計された当時に
 考えもしなかった? 



超低歪探求no32-2

2010-10-14 21:10:01 | インポート
.
<図61。                  図62>
. LME49860NAの歪率特性(normai)
 (図61はvcc22.5V時のmax付近を拡大)       

dualのop-ampは余り使用しませんが通販注文の便のとき
10個送料コストを少しでもペイする為に買いました
LME49720との違いぶりを測定しました
汎用の耐圧の高い物は旧品種にM5219~5220がありますが
時代の差で歪では49720にかないませんが+-25Vなので
17Vrms近い出力がありますからREG電源によく使用します
49860は14V一寸+で100KHz/15Vを歪率0.01%は1個
壊す覚悟で22.5Vの電源電圧が必要でした。