超低歪探求no20ー2

2010-08-30 15:25:07 | インポート
図43  全回路図                   by H.M

Q2のBS電圧ADJ用のopampはDCバイアスと信号値を同時に最適値に
設定する為のもの。BS(ブートストラップ)信号は微少小出力時と大出力時
最適値は大きく異なります。フルパワーの1/3以下になるとDC分のみで
帰還用AC分は無い方がはるかに低歪です。その為実用上の最適設定値
を本機では30Wでかつ10KHzの信号でmin歪にADJしています。こうする
ことで全域均等に低歪が得られます。もし1KHz/minで調整すると1KHz
の歪は20dB近く減るが高域では10倍以上悪化します。先日のグラフで
10KHzカーブの30W付近が持ちこたえているのはADJポイントが30Wの
ためです。OUT-TRがパラレルなのはHFEを得るためです100KHZで連続
フルパワーが続いても熱暴走はありません。遮断周波数の低いTRの場合
内部蓄積から20KHZの連続出力で熱暴走するものもあります
ついでに言えばその状態でOUT端子を短絡しても電源のカットが差動して
フの字リミッタなので気きずかずに放置されていても壊れません
使用している半導体で製作時代が見えています.......


超低歪探求no22--1

2010-08-28 08:25:50 | インポート
amp作りに情熱を注いでいた時のエンデイ゛ングの当時としては自身最高
の作品。
朝顔型の200HZカットオフのホーン+高能率ドライバーを駆動するため
パワーは2の次、その為スピーカー端子に信頼性の低いリレーは無く
異常検知でパワーTRの電源遮断のAVR供給。そのため出力雑音は
プリアンプより低雑音。ドライバユニットから出るノイズ「サー音」皆無
今はシャシーをガリガリ加工して0からパワーアンプを作る気力は無い
と言うより部品が揃わない時世になってしまった.
近隣に5軒あったパーツ店は家族経営の1店になりました。
これも時代なのか。 メーカーすら無くなるご時世..それも時代!

図42       現在でも遜色ない超低歪特性


















ーdB

.



..






.

.
ー100dB




.



.
.


.
-120dB




.



.


.


.
-140dB



 当プロバイダ1話5MBリミット為回路全図は次20-2に続く
(上図は4MB)

多々羅大橋NO4その3

2010-08-26 14:31:44 | インポート
photo75 . ..................................  .FH20020

多々羅大橋下面の作業用プラットホームに載っている。
説明に付く本四公団職員。動力はバッテリー動作でその為の制御盤
非常用の発電機もついています。この台車だけでも何千万円か!!
動力設備電気設備を考慮するともしや何億円か?。どうでもいいけど。
リフト用レールに駆動用モ―ター付いているのが見える
モーターの先、遙か彼方に伯方島がうっすらと確認できます
ここからバンジージャンプしたら50M位あります........
因みに左に視線をやると8/14及び8/9日の映像がこの場所で撮影
                           >1

超低歪探求no21--2

2010-08-25 07:32:40 | インポート
:photo74基板全景 . dscn2338

.シャーシー内に電源はdcで入りますから
レギュレーターはAMP基板に同居して
最も低インピーダンス点を増幅段に供
給しているのです。
電源REG横にリレーが見えていますが
OUT端子をミュート(on-off時アース)
で電源入切りのポップノイズ除去用。
入力セレクターは端子直後に取り付け
てリモートワイヤーで前面パネルから
切り替えます。ビニール被覆のステンレス平板の延長ワイヤーの先にパネル取り
付け用シャフトが金具加工してあり一方の端SWの背中にパチンとはめこむ構造
になっているセット用で信号を引き回さない為の便利グッズです
ケースは市販のグライコのシャシーを中身と前面パネルを取り除き流用しました
ので写真に見えている以外のスペースは空き地状態43wx40hx30dで
オーデイオ機器に積み重ねて使用の為この超薄型を利用したかっただけです
パワーアンプ 前段のCHデイバイターにこれから信号を供給します
 完成時テストしたデータは以下のとうりです
 最大出力電圧    10Vrms(10Hz~20KHz/0.0005%)
 歪率@RL5kΩ/+10dbm 0.0001% (10Hz~100KHz).
          ”   0.000015% (10HZ~20KHz)
 雑音出力(tr-rms) 9.2uV @RBW700KHz-voltMeter
.     ”       0.21uV @jisA-wtd
.     ”       90 uV @RBW30MHz-voltMeter
DC-OUT端子オフセット    Lch +9uV℃   Rch -12uV℃
P1~OUT間  trr    8.2ns

因みに各TR/FETの選別はしていません .            --10








超低歪探求no-21  無歪!

2010-08-24 09:04:11 | インポート
多用途の利得1アンプによる入力セレクターです。
製作当初はオーデイオシステムのセレクターとして製作しましたが
現在はローノイス超低歪.ワイドレンジの特性を生かして入力抵抗の低い
ノッチフイルターの前置きAMPに使用したりします。P1ポイントの入力容量
が0.2PFしかありませんから別途に単独組み立てして入力部分
のRGの1MΩを10MΩにすれば0.2PF/10MΩで何十万円もする
FETプローブ並みの超低用量の計測用アクセサリーになります
何100MHzとはいかないが..オーデイオ帯の歪は1Vout/ー150dB
に近ずくのですから
図41

2sk170/J74のソースVRは歪ADJ。2SD755のREはDCoffsetADJ                 
                >9



私のガンビボロンゴNOー6神が臨場した瞬間

2010-08-15 22:54:45 | インポート
この絵は神様を呼び寄せた瞬間の神聖な映像です。私の心の戒めとなる
絵で机の横に貼って毎日、今のささやかでちっぽけな幸せを感謝します
最初の絵は樹齢2600年の御神木です。神はこの向う側のご婦人に御臨場です
 (この絵の中には登場していない。みんな遠巻きに見ている神木の向う側)
photo68.

. .dscn0963,      、 今日はお盆ですねー!         編集中, .. . photo69へ

超低歪探求no19

2010-08-15 07:18:58 | インポート
図39.   20K&100KHz歪率LME49710/OPA211


.01% 

   図38(12日)の左部分でサンプル回路
   は同じです(gain=20dB)
   100KHzで-120dBを得るには(OSCで)
   通常のCasCompでないプリブースター
   1段付加すれば実現できます
   3.16VまでならLME49710で可能です
   出力にTRコンプリメンタリをつけたすと
   NE5534でもOKです(NJMではない)
   5534の出力段のHF特性は余り良くない
   ので2SA1124A+2SC2497AのOUTを
   付けると100KHzの歪率は1/10に改善
   します.  因みに2SA1124/C2497は
    松下の規格上ではコンプリではありません
   両方ペア手持ち有りますが怪我の功名から
   の発覚で挙句異種同士テスト繰り広げて
   の各社数十種のコンプリをブレッドボードに
   差し替え最も低歪の組み合わせです。
   2SA1124はすでに松下の知人に確認し
   たら在庫終了で通販による入手は現時点
   でエレポートのみです。ただしこの組み合わ
    せが40V~60V等の高い電圧のアンプ等
      にも適用するかはわかりません


    
0.00001%

....











多々羅大橋 no-2

2010-08-14 07:50:53 | インポート
photo-66 .主塔内部の左右間の渡り廊下、想像以上に広い fh020013

正面に昇降用エレベーター乗り口、右肩越しに階段。歩いて上に上がると
露出したこの上に出て360度見渡せる。同様の渡り廊下は上段にも1つ有る
主塔全景の写真参照(6月29日)
photo 67. .fh020018

8/9日の作業用プラットホームから眼下の橋脚。コンクリート台座に見学者を
引率する本四公団職員4人が点の様に小さく見えます、台座から上を
見上げた写真も有りますが巨大さが迫力を持って迫ります階段の上に
橋の上から下りてきた出口が見えています。
尚photo-66は保安の都合上3日間で差し替えます

超低歪探求no18

2010-08-12 13:21:43 | インポート
私のブログの本筋は歪の無いRC-OSCの試作~製作の顛末記。
比較サンプルとしてメーカー品の超低歪OSCもありますが20KHz
~100Kで1~2ケタ低歪の黒田式を実用品に仕上げてしまいました
その為高性能opampの新製品ニュースを見たら購入にてテスト
してきましたのでそれらをブログ上で紹介しています。
図39は今最も歪の少ないopampの1KHzの歪のデータです
(本ブログは1件5MB迄の画像制限があるので他の画像を
併記できません、この図は2.7MBも有ります)
図39 。             . 20KHZデータは図40(次回)

(左半分に20KHzあるが5MB超となるのでマスクしてスキャンしました)
20年ぐらい前まではAMP作りが殆どだったのがそれ以降は安い
製作費で極限の数値に到達できる快感を知ってこの道一筋!
私のブログの終点は現在の100KHz-125dBのOSCの1桁先..
どんな場合も測定限界と言わない100KHz@-145dBに糸川
2号より先に到達して目標完了です。 結構いい歳なので....
 (図中OPAはOPA211。LMEはLME49710の略です)




あの頃を振り返ると....

2010-08-09 23:34:58 | インポート
社会人に成りたての当時はラ技、電波科学、無実の並みクラスの雑誌と
メーカー技術者や部品メーカーの開発秘話などが主体の電子技術と言う
ハイクラス(当時の私には)の雑誌が有りました。この本には前3誌には
見ることの無いアマチュアには無縁の当時の雲上の計測器の広告が載って
いましたので内容よりもそちらに惹かれて買った号もありましたねー
世界的トップメーカーも沢山消滅していきました。 いつか買える日を夢見た
メーカー達なのにあの頃RC発振器のトップメーカーだったクローンハイツは
今いずこ?  フアンクションゼネレーターのトップメーカー「ウエーブテック」もX。
デートロンを傘下に入れて多角化するのかと思っていたら逆にFLUKEに買収
されてしまいました?あの頃いつかは自分もと思っていたTEKもHPも今の私
には買いたいものは有りませんネエー
oo十年前オリックスレンテック(当時はオリエント測器レンタル)のレンタル価格表
に今、思えばメーカーの格が無言の内に現れていたのがその時解りませんでした
百万円近いHPのDMMより何故項目トップにFLUKEの8840Aがあるのか、
ABC順ならデートロンやADVがあるのにと...膨大な台数のレンタル機器を所蔵
しているORIXには全ての項目の信頼性がここに出ているんだと後で解りました
その頃歪率計の自動同調が内蔵Fカウンターによってほぼ瞬時に行われるように
なった説明を目黒電波の商品宣伝で見たときは凄いと思いました
多分今は全てこの式?....
ホームページを見て素晴らしいと見とれてしまうのはローデシュワルツの
ネットワークアナライザー。レクロイDSOやフルークの標準器などまさに見ている
だけでも夢の中です。  でも数百円のopampの歪を測定して遊ぶのに
まさに本末転倒そのものと我に返る次第です