’０６ ギリシャ＆パリ旅行（５／４ ５日目 その２）

＜ランチ＞へとへとになりながら、古代アゴラの観光を終え、近くのにぎやかな通り（パンドロスウ通り）でランチができそうなお店を探した。地球の歩き方にのっていた、有名なギロピタのお店は、評判どおり大変な混雑だったので、その近くの似たようなお店に入ってみた。残念ながら、店名がギリシャ文字で書かれていたので、店名は読めなかった。ここも、なかなか繁盛していた。ギロピタセットと単品のギロピタとビール２本を注文。ギロピタセットのほうは、かなりのボリュームで、私が単品で注文してちょうど良かった。それにしても、ピタはおいしいと思った。わさわさとした雰囲気の中でのランチも、それなりに楽しかった。お値段も手ごろな感じだった。
＜街を散歩＞ランチをとったお店から、ホテルまでの道のりは、まさに観光客スポット。沢山のお土産ものやさんがひしめく通りを、ところどころお店をひやかしながら、散歩して、ホテルまで戻った。
＜カランバカへの道のり＞ホテルで荷物をピックアップした後、カランバカへの列車に乗るために、地下鉄で国鉄駅まで行った。国鉄駅のあたりは、多少治安が悪いということだったが、駅の待合室で待っているときに、物乞いの少年が近づいてきたくらいで、それほど不安なことはなかった。チケットに書かれている座席番号を良く見ると、どうも２等車のようだったので、窓口に確認に行くとやっぱり２等車だった。買うときに、１等車と言ったつもりだったのに。。。でも、これから替えるのも面倒なので、２等車で良しとした。列車に乗り込んでみて思ったのは、２等車で十分、ということだった。列車の一部は、途中駅で切り離しが行われるようで、終点のカランバカまで行くのは、３両分くらいだった。（きっと、１等車はいっぱいだったのだろう。）同じ車両に、日本人とおぼしき人が、他にも４人乗っていた。みんな、メテオラに行くのね。アテネからカランバカまでの所要時間は、約４時間半。車窓には、終始、田舎らしい景色が広がっていた。車内では、おやつを食べたり、数独をやったりして過ごした。定刻の８時すぎにカランバカに到着した。
＜カランバカの街＞予約したホテルは、駅から１０分程度歩いたところにあった。お部屋も質素な感じの、こじんまりとしたホテルだった。チェックインして荷物を置いて、さっそく街へ食事にでかけた。カフェのようなところは、けっこうあるのだが、タベルナはあんまり見当たらないので、最初に見つけたところに入った。主人は、チキンのスブラキ、私は、ポークのスブラキを注文した。チキンのスブラキは、まさに焼き鳥で、どちらも私達の口にあう、おいしい料理だった。お値段も本当に安く、オリンピック後にギリシャの物価は上昇したそうだが、田舎のほうでは、まだ物価も安いことを実感した。明日のメテオラ徒歩観光に備えて、早めに就寝。