<珠洲市若山地区>のと里山空港で、芸術祭のチケットを手に入れたので、空港から、直接、一番近いアート作品群に向かった。向かった先は、若山地区。空港からは、能登半島内部の山の中を行く感じだった。最初に訪れた作品は、上黒丸という地区の廃校になった小学校の庭に作られた、アートキャラバンという梯子を使った作品。このエリアには、作品が3つほどあったが、それぞれが離れていて、道標に従って、狭い山道を通って、作品を見て回った。大漁旗がひらひらとするダイナミックな作品もあった。
<大谷地区へ>できる限りたくさん回りたいので、ささっと見て、また山を一つ越えて、日本海側の大谷地区へ急いだ。日本海側にでると、海岸線沿いの道を少し南下し、大谷地区へ。ここには、この芸術祭の一番の見どころ、塩田千春さんの作品があった。廃止された保育所内に作られた作品なので、以前越後妻有で見た古民家の中の作品とは、また少し雰囲気が違っていたが、塩田さんらしい、迫力のある作品だった。この会場に、塩サイダーが売られていたので、一本買って、塩分補給(この日は、汗をかくほど暑かった)。
<塩田>この塩田さんの作品のある大谷地区の海岸線沿いには、海からくみ上げた海水からの塩製造をしているところが、点々とあった。途中の観光スポットのようなところに立ち寄り、塩製造のデモンストレーションを見て、お土産用に塩を購入した。