’０６ 台北旅行記：２日目前半編

海外旅行に出ると、うれしさのあまりか、あまりよく眠れないことが多いが、今回も、時差も無いのに、朝５時頃から目が覚めてしまった。昨晩、調子が悪いと言っていた主人の様子をうかがうと、まだまだぐっすりお休み中といった感じ。仕方がないので、静かにベッドの中で、本を読んだりして過ごした。７時くらいには、起床し、部屋でお茶などをのみながら、主人と今日の予定について協議。主人は、本調子ではないが、なんとか観光できそう、ということだったので、まず、午前中に故宮博物院に行き、そのあとで、お買い物。主人の調子が悪かったら、買い物は、私だけで行き、主人はホテルでひと休みということにし、午後から、郊外のジュウフンに行くことにした。とりあえず、支度を整え、ホテルの朝食会場で、朝食をとった。洋食、中華のバイキング形式で、おかゆなんかもあったので、調子のいまいちの主人には、ちょうど良かった。
故宮博物院へは、地下鉄とタクシーを乗り継いで行くことにし、８時半ごろホテルを出発した。地下鉄の士林駅で下車し、駅前に待機中のタクシーにのり、故宮博物院へ。わりと朝早くついたので、初めのうちはゆったりとしていたが、次々にツアーグループが到着し、とてもにぎやかになった。故宮博物院は、改修工事中ではあったが、かなりの量の宝物が陳列されていて、それらの品々は、とてもすばらしかった。有名な翠玉白菜も見ることができた。
次の予定は、お買い物。買い物といっても、問屋街に行って、ドライフルーツ類、ナッツ類を買おうというもの。当初は、私ひとりで行く予定だったが、主人の体調も大丈夫そうなので、一緒に行くことに。目的地のてきか街は、漢方薬、乾物、衣類などの問屋街であるが、台湾バロック様式の古い建築物が立ち並び、なんとも独特な雰囲気の場所であった。お店をのぞきながら、そぞろ歩き、ドライマンゴー、花茶、大量のナッツ類、からすみを購入した。ドライフルーツやナッツ類は、６００ｇ単位で購入することになるので、手に持ちきれないほどの荷物になってしまった。両手いっぱいの荷物を持って、タクシーでホテルに一度戻った。