＜スカラ座博物館＞お昼を食べ終えても、まだ13時過ぎ。まだまだミラノ観光をする時間はあった。お昼を食べながら、どこに行くかを話し合っていたが、地球の歩き方はホテルに置いてきたし、本格的にどこか行くところを探すことはできなかった。出発前に、スカラ座がいいという話を聞いていたので、スカラ座でオペラを見ることはかなわない（夏の時期は、公演はお休み）が、スカラ座博物館に入り、劇場内の雰囲気を味わってみようという話でまとまった。ガッレリアから通りを渡ると、スカラ座が見えてきた。スカラ座正面の入り口は、当然閉まっていた。どこから博物館に入るのかな、と思っていると、横に博物館の入場口があった。何人かのお客さんがチケットを買っていた。チケット（大人９EUR）を購入し、狭い階段を上がって、上階にある博物館へ。博物館内に入り、最初の広いエリアで、VR体験（２EUR)をやっていたので、私だけやってみた。スカラ座に楽屋や劇場を、バレリーナ視線で感じるプログラムだった。その後、いよいよ劇場を見渡すことのできる通路へ。劇場バルコニー席の中間くらいの位置から、劇場全体を見渡すことができた。舞台上には、改装中の舞台装置しかなかったが、その雰囲気は圧巻だった。いつか、ここでオペラを見てみたいものだ。博物館の展示は、とても充実していて、歴史を感じさせる衣装、絵画、彫刻など、かなりの点数が展示されていた。
＜ホテルへ＞スカラ座博物館見学を終えた後は、ガッレリアを通り、ドゥオーモ前にまで戻り、地下鉄M3に乗って、ミラノ中央駅へ戻った。翌日の移動のためのチケットを自動販売機でプリントアウトしたり、ホームへの道順を確認したりと、ミラノ中央駅をうろうろした。駅前のタバッキで、ビールを調達して、15時過ぎにホテルへ戻った。
＜夕食＞夕方になり、夕食を食べるところを探して、ホテル周辺をうろうろしたが、食事できるようなところが見つからず、結局、駅前で、水とビールを調達して、一度ホテルに戻った。ホテル１階の45clubというバーで、夕方はアペリティーボが楽しめるので、18時半からのアペリティーボタイムに行った。アペリティーボセット（ひとり20EUR）には、飲みもの以外に、おつまみが３種類くらいついてきたのだが、これがけっこうボリュームがあった。1時間ほど、アペリティーボを楽しみ、部屋に戻った。おつまみのボリュームはかなりあったが、それだけではやっぱり少し足りないので、日本から持ってきたパンなどを食べて、夕食終了。時差ボケや、翌朝の早い出発に備えて、荷造りをささっと済ませて、20時半には就寝した。
