<マリンメッセ福岡へ>すでに、ジュニアの試合が開始されている時間ではあったが、本日のみどころ、男子、女子ショートプログラムの時間までに会場入りすればいいので、少し部屋で休憩。会場がどの程度冷え込んでいるのかわからなかったので、タイツを履いたり、ヒートテックを着たりと入念に準備。16時前にホテルを出発し、会場のマリンメッセ福岡に向かった。マリンメッセ行きのバス停は、ホテルに近い側にあり、とても便利だった。バス停でバスを待っていると、スケート会場に向かうらしき人々(たいてい中高年の女性)がわらわらと集まってきた。10分ほど待つとバスがやって来た。博多駅からマリンメッセまでは、バスで15分弱。本当に、福岡の街は、コンパクトで移動しやすい。
<スケート観戦>いよいよ、会場入り。入り口で手荷物検査(カメラを持っていないか)を受け、首からさげた4日間通し券にパンチで穴をあけてもらい、入場。すでにジュニアの試合がなかで行われていたが、先ほど機内でいただいた軽食だけではお腹が空いてしまいそうなので、まずは腹ごしらえ。売店でサンドイッチとコーヒーを買って食べた。ジュニアの男子の試合から、見学席へ。ジュニアといえども、さすがファイナル、皆さん素晴らしい滑りだ。ただ、会場の座席は、半分ほどしかうまっていなかった。18時からは、いよいよオープニングセレモニー。地元の子供達やゴーちゃんがかわいらしいパフォーマンスを披露。国際スケート連盟の会長さんのスピーチなど、国際試合って感じが素晴らしかった。印象に残ったのは、福岡県知事と福岡市長のあいさつ。お二人とも、英語でのスピーチも、ご自身でなされた。福岡市長さんにいたっては、俳優ばりの声のはりで、英語も流暢にのりのりだった。英語バージョンと日本語バージョンで、言ってることが違っているのに笑えたけど。まあ、どちらのバージョンも、「博多へようこそ、エンジョイ!!」って内容。その後は、いよいよ男子ショートプログラム。この頃には、座席は満席。満席の観衆がみつめるなか、試合はたんたんと進行。さすがにファイナルだけあって、どの選手の滑りも素晴らしい。とくに圧巻は、羽生選手。SP最高点をマークしただけあり、滑り終わる瞬間が待ちきれないって感じで、その瞬間に会場全員の総立ち!!本当にすごかった。そして、いよいよ女子ショート。6分間練習に出てきた真央ちゃんを見て、涙が出そうになった。この6分間練習から、ずっと緊張し(なぜ、私が。。。?)手のひらに汗をかきながら見守った。この日の真央ちゃんは、最初のトリプルアクセルをきめ(最終的には、回転不足をとられたが)、快調な滑りだった。本当に、今季は調子がいい。昨季までの苦労が報われた真央ちゃんを見て、大満足。やっぱり、試合で見るのは違うね。。
<博多へ>大満足の試合を見終えて、21時前に会場を出た。会場前の臨時バス乗り場は長蛇の列だったが、仕方ないのでやっとの思いで最後尾を見つけて、列に並んだ。ここから待つこと、約1時間。待っている間、暇だったので、主人にメールして、試合の結果を教えたりしていた。テレビ放送は、だいぶ遅れてやっていたみたいで、前に並んでいた親子は、ワンセグでテレビ放送を見ていた。やっとバスに乗れて、博多駅に到着したのは、22時前。駅ビルのレストラン階空天に行き、開いているお店で夕食。博多一風堂でラーメンを食べた。食後、歩いてホテルに戻ると、もう23時過ぎ。けっこう、ハードな一日だった。