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GW最終日、東京国際フォーラムでのコンサート、からの国立近代美術館へ行ってきました。もともと、葉加瀬太郎さんの春のオーケストラツアー千秋楽公演のチケットを持っていたのですが、加えて、国立近代美術館で開催中の「鏑木清方」展のチケットをいただいたので、こちらも最終日ギリギリに見に行くことができました。葉加瀬太郎さんの公演は、14時開演といつもより早い時間帯の公演でした。東京国際フォーラムホールA、約5000席満員御礼の中始まったコンサート。4月の初めに八王子の公演にも行ったので、セットリストは知っていたものの、二度目でも、本当に素晴らしく、美しい音色とオーケストラの圧倒的な音圧に、「も〜まいりました」という感じの感動的なコンサートでした。特にオーケストラという大きな集団での千秋楽公演ということもあり、最後はなんだか、グッときてしまいました。そして、コンサート後に向かったのは、竹橋の国立近代美術館。皇居のお堀端を歩いて行きました。少し曇りがちでしたが、緑が色鮮やかで、楽しい散歩となりました。国立近代美術館、初めての訪問です。「鏑木清方」展のチケットをたまたまいただいたことがきっかけですが、鏑木清方さんの日本画の素晴らしさに、圧倒されました。西洋画、特に印象派が好きで、西洋画の美術展には足繁く通うのですが、日本画の美術展を本格的に見るのは初めてでした。今回は、傑作三部作「築地明石町」「新富町」「浜町河岸」が出品されていて、初めてにしてものすごく価値の高いものを目にしたことになりました。とにかく、素晴らしい絵ばかりで、心が洗われるようでした。音楽と絵画、二つの芸術にどっぷりと浸かり、心を癒した一日でした。