どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2894

2020-12-09 18:24:55 | 時間の無駄
豊作貧乏。この哀しい響きの言葉を根絶出来ないものか。今年は生育が順調だった事に加え、コロナ禍で外食需要が落ち込んだ関係で、野菜は記録的安値となっている様である。対義語として「凶作富豪」が有って10年で均せばトントン、みたいな話ならまだ救われるのだが、高値になればなったで売れ行きは鈍るらしい。一庶民としては安いのは大歓迎であるが、それが生産者の犠牲の上に成り立っているのはサスティナブルじゃないよな、とも思う。まずはジッシューセーに最低賃金を支払う所から始めてはどうか、といきなり日本社会の闇に切り込んでも良いのだが、それ以前の問題として市場価値の高い農作物作りを促すべきだろう。同じもん作ってたら価格競争に巻き込まれ人件費の圧縮に陥るのは必至である。一流ブランドの確立は難しいが、程々の値段でまあまあ美味しい「B級ブランド」なら意外といけるのではないか。地元特産の妻沼ネギを刻みながら考えるのである。

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