我が国でも真似てはどうか。トルコで仮想通貨取引所を運営していた男が顧客の資産を横領してトンズラしたが、潜伏先のアルバニアで捕まったそうである。裁判で検察側は懲役40462年を求刑したが、何かしら情状酌量の余地が有ったのか、11196年10か月15日に減刑した判決が下ったとの事である。中途半端に見えるが、トルコの暦だとキリが良いのかも知れない。1万年を超える刑期だと引き継ぎが大変に思えるが、死刑を廃止している事と何かと恩赦を連発しがちなお国の事情も有るのだろう。個人的には死刑制度を積極的に支持していない。毎日死なない程度のバラエティ豊かな拷問を繰り返し、有料でライブ配信した方が懲罰として有効だと考えるからである。色々と問題が有るのは承知しているが、4万年の求刑もそれなりに非人道的だと思う。何を以って罪の償いとするかは恐らく答えの出ない問いではあるが、法として定めるならより具体的である方が好ましいと思うのである。