日本は多神教文化だから、神様も仏様も一緒にありがたくお参りする。
一つの家に神棚と仏壇があっても一向に気にかけないし、おかしいとも思わない。
このおおらかな宗教観の国に、表面的にはキリスト教だがその実態は文鮮明を神格化した危うい宗教が自民党の政権中巣に深く浸透していた。
しかも、もっと危険なのは、韓国発のオカルト的な宗教から自民党が完全に離脱できずにいることだ。
キリスト教徒は、国家に対する世俗的な責任と神の国に対するスピチュアルな責任がぶっかった時、世俗の責任者が聖書に反する命令を下した場合は、自らの道徳心にしたがい、世俗の命令を無視しなければならない。
だから、政治と宗教というのは極めて危うい関係にあるという理解が必要なのだ。
ロシアのプーチンは政治の側にギリシア正教を取り込んだ。
習近平は宗教そのものを排除する。
二人は両極端に見えるが独裁政権を維持しようという立場に立てば、
「同じ穴の狢」ということだ。
自民党の候補者たちは、旧統一教会の信者の献身的な選挙協力や票を有難くいただいていたという。
「ただほど高いものはない」
当然見返りを求めてくる。
自民党の議員たちはいったいどんな見返りを返していたのだろうか?
その見返りが、我が国が守らなければならない「国のありかた」だったら、取り返しがつかないではないか。
旧統一教会とかかわった議員たちは「決別宣言」を出すべきだ。
もし出せないのであれば議員辞職したほうが良い。うやむやでは済ませられない問題だ。