今日の池袋演芸場、小三治師の高座は
藤沢周平『驟り雨(はしりあめ)』の朗読でした。
普通の朗読。
途中から落語になるなんて事は一切なし。
それはいい。
私が言いたいのは
寄席、つまり金を取っての興行で、
40分間かけて1作品を丸々朗読してしまうということが
著作権とかしちめんどくさいことが有ったって、
世間では通ってしまうんだな、
名人は通してしまうんだな、
ということに新鮮な驚きを感じました、ってこと。
あれはきっと著作権関係の手続き踏んでいないですよ。
いくら2800円を24人(組)で分けあうとはいえ、
金は取っているんですよ。
それなのに懐から生身の新潮文庫を取り出し、
朗読を始めちゃったんですよ。
じゃあ、このブログなんかタダでお読みいただいているんだから、
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
の全セリフ起こしなんて事をこのブログでやっても、
世間はゆるしてくれるような気がしてきました。
嶋田典道「フォーッ!」
典道母「何やってんの典道」
典「何がぁ?」
母「登校日でしょ。こんなん、遅刻するよ」
典「分かったよ。今行こうと思ってたんだよ」
典「何やってんだよ。もう冷てえなあ」
典「何で花火大会の日に、学校行かなきゃ、なんねんだよ」
典道父「おめえはまだいいよ」
典「何で」
母「あんた何時に学校終わんの?」
典「あン?昼頃だろ」
母「今日、お母さんたち、いないからね」
典「(父に)PTA?」
父「ガラクタ集めてバザーやんだってよ」
典「今日?どこで?」
父「公民館」
典「誰が来んの?なっ、こんな日に」
父「だろ~」
典「(母に気付いて)行ってきま~す」
母「(ムっとして)行ってらっしゃい」
林純一「よぉ!」
稔「よぉ!」
典「よぉ! よーい、スタート」
母「お父さん」
父「あン?」
母「ヤなの?」
父「ウンン(激しく首を振る)」
《続く》
藤沢周平『驟り雨(はしりあめ)』の朗読でした。
普通の朗読。
途中から落語になるなんて事は一切なし。
それはいい。
私が言いたいのは
寄席、つまり金を取っての興行で、
40分間かけて1作品を丸々朗読してしまうということが
著作権とかしちめんどくさいことが有ったって、
世間では通ってしまうんだな、
名人は通してしまうんだな、
ということに新鮮な驚きを感じました、ってこと。
あれはきっと著作権関係の手続き踏んでいないですよ。
いくら2800円を24人(組)で分けあうとはいえ、
金は取っているんですよ。
それなのに懐から生身の新潮文庫を取り出し、
朗読を始めちゃったんですよ。
じゃあ、このブログなんかタダでお読みいただいているんだから、
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
の全セリフ起こしなんて事をこのブログでやっても、
世間はゆるしてくれるような気がしてきました。
嶋田典道「フォーッ!」
典道母「何やってんの典道」
典「何がぁ?」
母「登校日でしょ。こんなん、遅刻するよ」
典「分かったよ。今行こうと思ってたんだよ」
典「何やってんだよ。もう冷てえなあ」
典「何で花火大会の日に、学校行かなきゃ、なんねんだよ」
典道父「おめえはまだいいよ」
典「何で」
母「あんた何時に学校終わんの?」
典「あン?昼頃だろ」
母「今日、お母さんたち、いないからね」
典「(父に)PTA?」
父「ガラクタ集めてバザーやんだってよ」
典「今日?どこで?」
父「公民館」
典「誰が来んの?なっ、こんな日に」
父「だろ~」
典「(母に気付いて)行ってきま~す」
母「(ムっとして)行ってらっしゃい」
林純一「よぉ!」
稔「よぉ!」
典「よぉ! よーい、スタート」
母「お父さん」
父「あン?」
母「ヤなの?」
父「ウンン(激しく首を振る)」
《続く》