《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

はなやぐ夏のいたずらや(8) ああ温泉につかりたい、クラゲのように……

2009年07月29日 20時33分44秒 | Weblog
純一「ホーラ見ろ」
 稔「イエ~!」
和弘「ウソだろおじさん!本当に本当に?」
祐介「何?どうしたの?」
純一「やっぱり平べったいんだってさあ、花火」
祐介「ウソォ」
 稔「ここにいらっしゃる一見普通のおじさん、実は昔、花火職人だったので~す」
 客「ハハハハハ」
純一「オイ和弘、オレたちの夏休みの宿題全部やれよ」
和弘「だめだよ。だってちゃんと見てねえじゃん。実際見ないと無効だよ」
純一「グダグダ言ってんな。負けは負けなんだからな」
 稔「宿題やれよ」
和弘「クソ」
 稔「じゃ灯台は?」
純一「行ったってしょうがねえじゃん。もう答えは分かってんだからさあ」
 稔「ねえ、だったら浜行こうぜ」
純一「そうだな」
祐介「でも典道は?」
純一「あっそうか」
祐介「一応待とうよ」
 稔「お前ん家だろ?だったらこっちから行ってやった方が早くねえ?」
純一「そうだな、出てたって途中で会えるもんな」
純一「よし行こう」
店主「ちょっと、誰が花火職人だって?」
 客「エッ、誰?オ、オレは違うよ」
店主「また、もう」