今日は暑いようで涼しい、不思議な日ですね。
昨日の森田さんが大学での勉強について書いてましたけど
そろそろオープンキャンパスが始まり、
そして部活を引退してきた高3生も増えてきたこともあり、
今日も先ほどまで大学入試の相談を受けていたところです。
まぁ自分のことを思い出してみると
高校では
大学のなんたるかというものは全く教えてもらえず、
配点がこの傾斜でかかって、足切りは何点からだから
お前の偏差値はこのくらいだから
だいたい、この大学を志望校にすべきだなとか
自分の人生設計のことなぞ語る余地すらなく
進路指導部主導で受験校が半ば決められていく、という
そんな感じでした。
それに比べると、君たち恵まれているぞ
と、僕は言います。
基本、志望校かえろとは言いません。
瞬間最大風速を本番に持ってくるための地力はつけとけ
自分のやりたい、行きたいところなら必死になれるだろ、といいます。
そういう考えを持つことも許されない時代と高校の校風ってやっぱり存在するものですからね。
今も少数ながらあります。
学歴フィルターの話しが世間をにぎわせていますが
学歴フィルターのかかる大学というのは
名もとおっているけど、実もやっぱりあるわけでね。
でも名が通ってないところでも実を取っているところも
この頃は出てきて、少しずつ風向きは変わってきているのかもしれません。
あえて言うなら
全般的に大学生の学力は
一昔前よりずいぶん落ちてきている感じがするので
企業の方も良質な人材とか安定の人材を選ぼうとすると
先入観込みで、そういうフィルターがかかってしまうのかもしれません。
ただ学歴だけではじくようなところには未来はないと思いますよ。
中身を磨くというか、それこそ大学の中で何か生きた証を立てて
社会に貢献できるという志を打ち立てたら
大学名関係なしでどこでも入れると思うし、
むしろ、というかそもそも国内に勤めなくてもいいんじゃないか
実力があるのなら、名前だけでは通用しない海外に出てみればいいじゃない
って学歴フィルターの話をする人には、かつて言ったことがありますけど。
そこまでの覚悟と実力と闘志がないなら、フィルターどうこうの話しではないと。
ってなわけで
第一志望に向けて頑張ってくれたまえ。
意志あるところに道はできるのだよ。
ちなみに
僕が大学の時に何をしていたかというと
歴史を学んでいたわけで。
それはそれは地味なわけで。
はい。
今日は高校生向け、および講師向けの内容でした。
中学生、小学生ごめんなさい。