梅雨ですね。
ジメジメして面倒です。
さて
ニュースにもなっていましたが
2020年から採用される
新しい大学入試の方式が、もやっと発表されました。
二種類あるらしくて
まず、入試を受けるまでの前段階として高校時分に
大学入学に値する基礎学力があるのかを測るテストと
そして、それをクリアかパスした後に、一次試験である大学入学の基準をはかるテスト、
いわゆる今のセンターみたいなテストができるようです。
英語は読む、聞く、話す、書く能力
国語も長文読解して、表現
など、記述が入ってくるようです。
TOEFLのCBTのようにパソコンで打ち込んでいく形になりそうですが
家にPCがなくてタイピングに慣れずに遅い人とか、
視力や聴力に障害を持っている子などの救済措置とか
セキュリティーの問題とか、パソコンフリーズしたらどうなるんとか
替え玉できるんじゃないのかとか、
まぁいろいろもやもやしてくるんですが、どうやらそんな感じで決まりそうです。
基礎学力のテストは
年何回もあったりするわけで
それ対策の模試とか出てきたりすると
高校生は毎週何かしらどっかでテスト受けてる状態になるんじゃないかと
全員が動ける日を年何日も設定していくと
部活の大会であったり、定期テストであったり、修学旅行であったり、
その他もろもろのイベントが多大な影響を受けるわけで。
ひょっとすると定期テストがなくなって、
その基礎学力テストで評定付け始めたりとか
大学行くためのテストなのか、高校生であるためのテストなのか
よくわからないことになってきそうな
ちなみに僕の母校は、先取りしたのか
高校の修学旅行はありませんでした。
旅行では学問は修められないらしいです。はい。
で、一番大きな問題といえば
そのテストの結果を大学が採用するかどうかというところですね。
こんな面倒くさそうなものを
今のセンター利用みたいに活用する私大がはたしてあるのだろうか
国公立大学にしても今、人文系学部廃止がどうとか言って
その理由の根拠として、社会に貢献していないとかなんとかあるけれど
それならってことで、生き残った人文系学部は
その結果を採用しないこともあるだろうし、
理系なんかは、あいまいな基準で測られているテストの結果を
1次試験としたくない、とかなんとか言いだして
その点数を採用せず、
AOとか独自型入試での定員を増やしたりするような気が
すごくします。
大学入試方式でいろいろとくくるのではなくて
公平・公正にやるなら、
AOとかで、
学力が飛び抜けているなら
その子を飛び級させてあげることなんかを
積極的に認めるとかの方が先だと思うんですけどね
とか愚痴っていますが、
今、通ってくれている小学生たちが
これを受ける可能性はほぼ間違いないわけで。
勉強するとき、力抜くときのメリハリを
小さいころから身に着けておかないと
たぶん、ものすごく疲弊していくと思うし
公立の教育で、このテストに対応した多様な教え方をしながら
将来のこの受験に対応する力が養われていくのかというと
今の様子を見ていると、何にも変わっていないのが現状です
2020年って遠いように見えますが
今年、小学校に入った子たちにとっては、
導入後の中学校3年間くらいのカリキュラムで
新テストの対応をできる学力を身に着けなくてはいけないことになります。
あおりを食らうのは
現中1、2の年代でしょうか。
変わった年に受験か、前課程の最終年に受験かという感じでしょうか。
ということはですね
勉強してください。
手始めに夏休みには、みっちり勉強してください。