朝食後、子供達はピアノの弾きっこをして楽しみました。
幼稚園の頃からのピアノ仲間でもあるので、その弾き方の後ろ姿だけでも懐かしいです。
多分お互いよい刺激になったでしょう。
お嬢さんは、こちらでは音大の中で先生にレッスンを受けているそうで
随分やりかたも違うそう。
今までの進度も速かったので、日本の幼児教育や習い事のスタートの早さに逆に驚かれたそうです。
あちらでは専門の習い事は大体6歳くらいからはじめる事が多いそうですよ。
学校教育は小学校は4年生までしかなくて
その後はそれぞれ、勉学に進むなり職業訓練校に通うなり個々の道へ進んで行くそうな!!
これはかなりの衝撃です。10の頃には自分の将来しっかり考えるわけですね。
そして準備に入って行くわけです。
しかも大学は無料で、経済的な事で諦めなくとも勉学や色んな職業への夢が開かれているという。
すごいなぁ!!の一言です。
ご主人はドイツでは子供にコストかからないのに、パフォーマンスが高い!と笑っていましたが、、、
じっさい日本は早くから、子供にお金も時間も、ものすごくかけるものねぇ、いろいろ考えさせられるわ。
この事は今回ドイツで一番のビックリかもしれません。
何かを大切にして、何かを思い切って捨てる、そんな潔さが、
社会のシステムや、便利さをそれほど追求しないという生活の中でも感じられた今回の滞在で、
やっぱり私は間違ってはいないかも、とか、これはもっと大切にしよう。とか、自信につながったり心の中で得たものが大きかったです。
さて、名残惜しいですがいよいよパリへ出発です。
フランクフルトから国際列車に乗って約4時間でパリ東駅到着。
チケットは日本であらかじめドイツの鉄道のサイトで購入しておいたのでプリントアウトした紙切れ一枚で乗車。
車内で車掌さんが機械でピピッと読みとっておしまい!
いまどきはネットでねぇ、、、すごいわねぇ、便利なのね~
夏の国際列車はバカンスや学生でけっこう混むから早めに買っておくといい、と聞いていたので
買っておいて正解。満席でした。
ホテルはエレベーターの無いようなアパルトマンがいい!古き良きパリ風でひとつ。
と、娘からリクエストがあったので、それには私も賛成。
古くもないし、エレベーターはありましたが、都会的なホテルではなく、キッチン付きのアパートメントホテルというので決めてみました。
私は、市場が好きなので簡単なものを部屋で食べる方が気が楽ですしね。
窓からの景色は地下鉄の駅が近い割に綺麗で満足でした。
夕方6時でこの青空。
まだ日は長いので、近くのスーパーまで早速買い出しです。
もう楽しいったら!!
フランス語ほとんど分からないから、数ある牛乳の何が違うのかしげしげとながめてみたり、
チーズやハムの種類の豊富さと安さに小躍りしてみたり。
という事で、この日の晩は、部屋でスープやパスタでのんびりすませました。
明日からは、パリに来たなら行くべきところというのを見に行きたいと思います。
とりあえず朝一番でルーブルの予定です。