All Japan

北京での日々は??

やはり現実に????

2011-06-16 09:36:54 | Weblog
311以降考えていたことがやはり現実問題として生じてきている感がするのは、小生のみではあるまい。
常に前向きにと思ってはいても、一人の力では???
それに現実問題として目の前で繰り広げられる政局の動向とか、また国際関係に対して無頓着?
(実際には様々な方々が動いているのだろうが?)
周辺諸国の動きとか、これからの国際関係戦略関係についての大きな目標というのかやはり戦略、ヴィジョン、これらが希薄に感じられるのは小生のみではあるまい。

やはり日本は世界の常識からかけ離れた、異端の国なのだろうか?つまり世界的な普遍価値から外れた国なのだろうか?
長い鎖国の時代がこのような風土を持ち込んだのだろうか?
決して島国だからとは言わせない。
英国だって島国だし、でもあのように世界を制覇した国なのだから。
この国は果たしてどのような国家を目指すのか?
海外に長くいると、ついそのようなことを考える。

国家戦略なき国家?
そして無意識に欧米への追随を行っている国家なのだろうか?

そんなことを考えている時に、下記の記事を見つけた。まだ書物は読んでいないが、その前書きの一部を目にする事があったので下記に一部を引用した。

「、、、、、、、、このような変化は、震災前から警告されてきましたが、政治はこうした変化に向き合わず、財政出動やバラマキ福祉で問題を先送りしてきたため、政府債務が破滅的な規模に膨張しています。こうした経済の衰退と政治の劣化が、今回の震災では顕在化しました。

後世の歴史家が振り返ると、今度の大震災は衰退する日本にとどめを刺した出来事と位置づけられるかもしれません。原発は大量生産・大量消費の高度成長の象徴でした。そういう豊かさを「あまねく公平」にわけあう生活が原発とともに終わり、これからは縮んでゆく経済の中で、無駄なものを切り捨てる決断が必要になるでしょう。」