ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

決断のとき

2009年04月06日 04時22分56秒 | 山羊の話
一日伸ばしにしていた山羊小屋と柵作りもそろそろ終わって、
いよいよ決断のときがやってきた。
山羊を新しい小屋に入れるときが。
しかしそう決心してあらためてユキの顔を見ると、とたんに自信がなくなる。
ユキに比べて山羊小屋や柵がとても弱弱しく思えてきて。
ユキの頭突き一発で映画のセットのように小屋も柵も、がたがたがたと崩れてきそうで・・・。
でもそうも言っていられない。
毎日家族の「いつ出来るの?」といういやみたっぷりの言葉を耐えてきたけど、もう引き伸ばすのもそろそろ限度。
内心、「このまま観賞用にしたらどうだろう?なかなかいい作品じゃないか。」と思わないでもないのだけど、どうも家族は美的センスがかけているので、理解してもらえそうにない。
というわけでいよいよ決断のときを迎えようとしている。
せっかく作った山羊小屋と山羊柵の崩壊のときを。
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雨・・・

2009年04月05日 03時39分35秒 | 田舎暮らし
桜の花の咲くころに
寒の戻りがやってくる。

終日冷たい雨が降り続き
スイセンもカタクリも寒さにふるえている。
タラもウドもタケノコも伸びるのをやめ、
じっと寒さに耐えている。

早く雨がやまないかなぁ・・・
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田舎暮らし

2009年04月01日 14時29分08秒 | 田舎暮らし
また4月がやってきた。
今月で田舎暮らし8年目を迎える。
時の流れるままに身を任せてきた人生。
田舎暮らしは大きな決断だったけど、
それさえも結局は流れにのって小さな支流に流されて来ただだけかもしれない。

「この世は悪いことばかり」
というのは宗教の布教者の常套句。
でも普通に物事を見れば、この世は良いこともあれば悪いこともある。
どちらかというと良いことのほうが多い。
悪いことばかりだったらとうていこの世では暮らしていけないよ。
「この世は悪いことばかり」
というのは、物事を悪い風にしか見ないということ。
その見方はあまり健康的ではない。

田舎暮らしをして良かったかどうか・・・、
それはなんともいえないけど、
良いこともあれば悪いこともある。
でもどちらかというと良いことのほうがずっと多い。

田舎暮らしを始めて8年目を迎える。
都会の生活に比べると流れが止まったかのような8年。
でもやっぱり少しずつ流されている。
そして最後はみんな大きな海にたどり着く。
そのとき後ろを振り返って、里の小川を思い出しきっと言うだろう。
「まあよかったんじゃないかなぁ・・・」
コメント (2)
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