26日は子山羊の出産予定日。
ところがぜんぜんその気配がない。
そこで重大決意!
返事を渋っていた、「ミニミニ動物サミットin新見」に参加することにした。
これは山羊やミニ豚を飼っている変な人(?)の集まり。
いつも谷底みたいなところにこもっているとたまにどこか遠いところに行きたくなる。
そして変な人たちに会いたくなる。
家からがら空きの中国自動車道をめちゃくちゃ飛ばすこともなく、約1時間40分くらいで新見の待ち合わせ場所に着いた。
ほとんど初対面だったけど、顔をあわたとたん「なるほど、やっぱりなぁ」とすぐに納得できた。なんせミニ豚と山羊飼いの集団なのだから皆、それなりにそれなりの人たちだった。参加者は大阪・岡山・島根・鳥取など12名ほど。
待ち合わせ場所のカレーやさんで自己紹介。山羊ネットではよく知っている人もいて、直接会ってもそれほど違和感を感じることもなく、「なるほど、やっぱりなぁ」とここでも一人で納得したのだった。
そして食事。一人だけ3倍カレーを注文して、それでいてそんなに辛くもなく、「なんだこれじゃ3倍でなく1.3倍じゃないか・・・」と思い、昔食べたあるカレーチェーン店のものすごく辛い3倍カレーを思い出して、「うん、やっぱりこれは1.3倍カレーだ」なんてしつこく思った。
ただ味は悪くはなかった。細かく刻んでいるカツも悪くはなかった。大きなカツがそのままど~んとカレーの上に乗っかっているのは食べにくくてしょうがない。でも1.3倍カレーだった。これだったら5倍にしとけばよかったかな・・・。
会場のぽかぽか倶楽部はそこから15分~ひたすら山の中を入っていく。
もうここまで来るとまじめな田舎。
日ごろ田舎の中の都会人を称しているので~なんせ今すんでる所はコンビにまで歩いて15分!、JRの駅から歩いて5分(ただし時々走って・・・それに無人駅だけど・・・そのうえ昼間は2時間に一本、1両か2両編成のディーゼル車が通るだけ・・・おまけに駅舎は閉ざされてタヌキの家になってたらしいけど・・・)、~それでこんなまじめな田舎に来るとすっかり嬉しくなる。
そしてやっと到着したら不思議な光景に出くわす。
馬がいる!山羊がいる!!ミニ豚がいる!!!

馬は2頭。普通の馬とポニー。
山羊が・・・いったい何頭いるのだろう?
ミニ豚親子がぞろぞろ・・・。
馬はやっぱりきれいだね。ペットの王様って感じ。でも大きくて近寄りがたい。
ポニーは毛がふさふさで目が隠れていた。
これじゃ見えにくいだろうな。自然の状態ではどうしているのだろう?
仲間内で散髪屋さんがいるのだろうか?
でもポニーの散髪屋って聞いたことがない。
あったらきっとはやるだろう・・・
なんていつもの癖ですぐにしょうもないことを考える。

母親の後を子豚が4匹ぞろぞろ歩いたり・・・
子豚がせかせか走り回ったり・・・
道端でごろんと寝そべったり・・・
小屋の中ではすっかり自分の身体をもてあまして雄豚が寝そべってたり・・・
ミニ豚たちを見てると退屈しない。
山羊はまるで3歳の子供みたいだけどそれでもやっぱり人間とは違ってどこか相容れないところを感じる。
でも豚はずっと人間に近いのかその感情までわかるような気がする。
とりわけ小屋の中でだらしなく寝そべっている雄豚なんかまるで自分の姿を見ているようだ。

豚たちにパンくずをやると、小屋の中の雄豚もほしそうにのそのそ出てきた。
でもなれてない動物に餌をやるのはどうもうまくいかない。
手まで食べられてしまいそうで、途中で手を放してしまう。
それで雄豚はしょんぼりして小屋に帰っていった。
山羊だったら食べられるまでめ~め~と鳴き続けるだろう。
しょんぼり帰る後姿を見るとどうしても自分とダブってくる。
そしてまたまた小屋でごろんと寝そべる姿に「やっぱりなぁ・・・」とすっかり納得させられたのだった。

山羊は、いったい種類は何なのだろう?
鹿山羊?・・・なんていたか??
でも鹿みたいにきりっとしている。

このような山羊たちを見てると我が家の山羊たちをついつい思い出してしまう。
そしてメタボ・・・という言葉が浮かんでくる。
さらに今日にも出産するというねねのことが・・・。
本当に生まれるのだろうか?
妊娠したのではなくて単に太っているだけではないだろうか?
想像妊娠という言葉があるけど、単に飼い主が妊娠したと想像しただけではないだろうか?
いまだに生む気配がないのだ。
もしもそうだったとしたら・・・。
これはかなり困ったことになる。
ユキはもう子供を生むのは無理だろう。
一年違いのねねもこれからは産めなくなるだろう。
・・・とすると、我が家から乳を出す山羊がいなくなる。
そのうち我が家から山羊もいなくなる。
「雌山羊がほしい!」という人に、「えっ、欲しいの?そう、欲しいの・・・。でも希望者がいっぱいいるから順番待ちだよ。整理券をあげるからそこに並んでてね。」
なんていえなくなる。
それだけでなく、山羊がほしい人の列の最後に並んで、猫なで声で「ねぇ、雌山羊が欲しいのだけど・・・」といわなければならなくなってしまう。
まったく去年は4回もお見合いをさせてやったのに!!
ザーネンの雄3回、シバ山羊1回!!
それまでは失敗したことなかった。
相手はものすごく助平なトカラ山羊だったから。
ところが今回のザーネンもシバ山羊も助平は助平で助平だけど助平の度合いが違う。
どちらもなんかシャイなところがあり「あんたなんか嫌いよ!」といわれるとしょぼんとしてたな。
トカラと違ってぎらぎらしたところがなかった。
こう考えると次第にあの雄山羊たちの顔がとってもどん臭く間抜けに思えてきた。
しかし、いかん、こんなこと考えるの止めとこう。
きっと子山羊は生まれるよ。
と、思うよ・・・、・・・、・・・?

きりっとした山羊たちの中で床下でいじけている子がいた。
こんな子を見るとすっかり嬉しくなる。
こんな子や小屋でふてくされて寝ている雄豚を見るととても他人ごととは思えない。
「うんうん、そうかそうか、よしよし、その気持ちわかるよ」
もっとも単に日陰で涼んでいただけなのだろうけどね。
ぽかぽか倶楽部さんは女の人が一人で動物育てていると聞いていた。しかも働きながら!
いったいどうやってるのだろう、こちらは二匹の山羊だけでもてこずっているの!!
やっぱり話を聞いてみると近所の人の協力があるらしい。
そうだよね一人だけでは無理だよね、と思いつつもやっぱりこれだけの動物を飼うの大変だろうな。
馬も豚も山羊もとってもきれいに手入れされていた。
小屋もプロの作品。
これじゃ参考にならないな。
実は今回の目的のひとつにいよいよ来月から山羊小屋作りにかかるので参考にしたかったのだ。
でもひとつだけ嬉しいことに、これは素人!という小屋があったので写真を取り捲った。
うんうん山羊小屋はやっぱりこんなふうじゃなくっちゃ!!
長いことお邪魔した後5時近くになってようやく退散。
帰りも高速をひたすら走る。
そして次第に調子が出てきてスピードも上がり、
軽で普通乗用車を追い越す快感に浸る。
気がつくと120出てて、いかん!とスピードを落とす。
このように何台も追い越し、何台からも追い越されて、
アクセル操作で普段使わない土踏まずを使いまめができてしまった。
何とか家にたどり着くとさすがにぐったり。
都会に(?)すんでいるとたまに田舎の空気を味わうのもいいものだ。
さてまた野良仕事が始まる。
ところがぜんぜんその気配がない。
そこで重大決意!
返事を渋っていた、「ミニミニ動物サミットin新見」に参加することにした。
これは山羊やミニ豚を飼っている変な人(?)の集まり。
いつも谷底みたいなところにこもっているとたまにどこか遠いところに行きたくなる。
そして変な人たちに会いたくなる。
家からがら空きの中国自動車道をめちゃくちゃ飛ばすこともなく、約1時間40分くらいで新見の待ち合わせ場所に着いた。
ほとんど初対面だったけど、顔をあわたとたん「なるほど、やっぱりなぁ」とすぐに納得できた。なんせミニ豚と山羊飼いの集団なのだから皆、それなりにそれなりの人たちだった。参加者は大阪・岡山・島根・鳥取など12名ほど。
待ち合わせ場所のカレーやさんで自己紹介。山羊ネットではよく知っている人もいて、直接会ってもそれほど違和感を感じることもなく、「なるほど、やっぱりなぁ」とここでも一人で納得したのだった。
そして食事。一人だけ3倍カレーを注文して、それでいてそんなに辛くもなく、「なんだこれじゃ3倍でなく1.3倍じゃないか・・・」と思い、昔食べたあるカレーチェーン店のものすごく辛い3倍カレーを思い出して、「うん、やっぱりこれは1.3倍カレーだ」なんてしつこく思った。
ただ味は悪くはなかった。細かく刻んでいるカツも悪くはなかった。大きなカツがそのままど~んとカレーの上に乗っかっているのは食べにくくてしょうがない。でも1.3倍カレーだった。これだったら5倍にしとけばよかったかな・・・。
会場のぽかぽか倶楽部はそこから15分~ひたすら山の中を入っていく。
もうここまで来るとまじめな田舎。
日ごろ田舎の中の都会人を称しているので~なんせ今すんでる所はコンビにまで歩いて15分!、JRの駅から歩いて5分(ただし時々走って・・・それに無人駅だけど・・・そのうえ昼間は2時間に一本、1両か2両編成のディーゼル車が通るだけ・・・おまけに駅舎は閉ざされてタヌキの家になってたらしいけど・・・)、~それでこんなまじめな田舎に来るとすっかり嬉しくなる。
そしてやっと到着したら不思議な光景に出くわす。
馬がいる!山羊がいる!!ミニ豚がいる!!!

馬は2頭。普通の馬とポニー。
山羊が・・・いったい何頭いるのだろう?
ミニ豚親子がぞろぞろ・・・。
馬はやっぱりきれいだね。ペットの王様って感じ。でも大きくて近寄りがたい。
ポニーは毛がふさふさで目が隠れていた。
これじゃ見えにくいだろうな。自然の状態ではどうしているのだろう?
仲間内で散髪屋さんがいるのだろうか?
でもポニーの散髪屋って聞いたことがない。
あったらきっとはやるだろう・・・
なんていつもの癖ですぐにしょうもないことを考える。

母親の後を子豚が4匹ぞろぞろ歩いたり・・・
子豚がせかせか走り回ったり・・・
道端でごろんと寝そべったり・・・
小屋の中ではすっかり自分の身体をもてあまして雄豚が寝そべってたり・・・
ミニ豚たちを見てると退屈しない。
山羊はまるで3歳の子供みたいだけどそれでもやっぱり人間とは違ってどこか相容れないところを感じる。
でも豚はずっと人間に近いのかその感情までわかるような気がする。
とりわけ小屋の中でだらしなく寝そべっている雄豚なんかまるで自分の姿を見ているようだ。

豚たちにパンくずをやると、小屋の中の雄豚もほしそうにのそのそ出てきた。
でもなれてない動物に餌をやるのはどうもうまくいかない。
手まで食べられてしまいそうで、途中で手を放してしまう。
それで雄豚はしょんぼりして小屋に帰っていった。
山羊だったら食べられるまでめ~め~と鳴き続けるだろう。
しょんぼり帰る後姿を見るとどうしても自分とダブってくる。
そしてまたまた小屋でごろんと寝そべる姿に「やっぱりなぁ・・・」とすっかり納得させられたのだった。

山羊は、いったい種類は何なのだろう?
鹿山羊?・・・なんていたか??
でも鹿みたいにきりっとしている。

このような山羊たちを見てると我が家の山羊たちをついつい思い出してしまう。
そしてメタボ・・・という言葉が浮かんでくる。
さらに今日にも出産するというねねのことが・・・。
本当に生まれるのだろうか?
妊娠したのではなくて単に太っているだけではないだろうか?
想像妊娠という言葉があるけど、単に飼い主が妊娠したと想像しただけではないだろうか?
いまだに生む気配がないのだ。
もしもそうだったとしたら・・・。
これはかなり困ったことになる。
ユキはもう子供を生むのは無理だろう。
一年違いのねねもこれからは産めなくなるだろう。
・・・とすると、我が家から乳を出す山羊がいなくなる。
そのうち我が家から山羊もいなくなる。
「雌山羊がほしい!」という人に、「えっ、欲しいの?そう、欲しいの・・・。でも希望者がいっぱいいるから順番待ちだよ。整理券をあげるからそこに並んでてね。」
なんていえなくなる。
それだけでなく、山羊がほしい人の列の最後に並んで、猫なで声で「ねぇ、雌山羊が欲しいのだけど・・・」といわなければならなくなってしまう。
まったく去年は4回もお見合いをさせてやったのに!!
ザーネンの雄3回、シバ山羊1回!!
それまでは失敗したことなかった。
相手はものすごく助平なトカラ山羊だったから。
ところが今回のザーネンもシバ山羊も助平は助平で助平だけど助平の度合いが違う。
どちらもなんかシャイなところがあり「あんたなんか嫌いよ!」といわれるとしょぼんとしてたな。
トカラと違ってぎらぎらしたところがなかった。
こう考えると次第にあの雄山羊たちの顔がとってもどん臭く間抜けに思えてきた。
しかし、いかん、こんなこと考えるの止めとこう。
きっと子山羊は生まれるよ。
と、思うよ・・・、・・・、・・・?

きりっとした山羊たちの中で床下でいじけている子がいた。
こんな子を見るとすっかり嬉しくなる。
こんな子や小屋でふてくされて寝ている雄豚を見るととても他人ごととは思えない。
「うんうん、そうかそうか、よしよし、その気持ちわかるよ」
もっとも単に日陰で涼んでいただけなのだろうけどね。
ぽかぽか倶楽部さんは女の人が一人で動物育てていると聞いていた。しかも働きながら!
いったいどうやってるのだろう、こちらは二匹の山羊だけでもてこずっているの!!
やっぱり話を聞いてみると近所の人の協力があるらしい。
そうだよね一人だけでは無理だよね、と思いつつもやっぱりこれだけの動物を飼うの大変だろうな。
馬も豚も山羊もとってもきれいに手入れされていた。
小屋もプロの作品。
これじゃ参考にならないな。
実は今回の目的のひとつにいよいよ来月から山羊小屋作りにかかるので参考にしたかったのだ。
でもひとつだけ嬉しいことに、これは素人!という小屋があったので写真を取り捲った。
うんうん山羊小屋はやっぱりこんなふうじゃなくっちゃ!!
長いことお邪魔した後5時近くになってようやく退散。
帰りも高速をひたすら走る。
そして次第に調子が出てきてスピードも上がり、
軽で普通乗用車を追い越す快感に浸る。
気がつくと120出てて、いかん!とスピードを落とす。
このように何台も追い越し、何台からも追い越されて、
アクセル操作で普段使わない土踏まずを使いまめができてしまった。
何とか家にたどり着くとさすがにぐったり。
都会に(?)すんでいるとたまに田舎の空気を味わうのもいいものだ。
さてまた野良仕事が始まる。