煽り運転と放火・・・いかにも頭の悪そうな人間の犯行。
どちらもまったく割に合わない。
憂さ晴らしの犯行、容易くできるけどその結果を考えると、あまりに割に合わない。
犯行をしても何の利益もない、最悪無期懲役か死刑。
ほんのちょっと我慢をしたらいいことを、その我慢ができない短絡的な頭脳の持ち主。
でも・・・あおり運転はそうだけど、今度の大阪のクリニックの放火事件を見ると果たしてそうなのだろうか?と思う。
今までの放火、普通の放火事件とはちょっと違うのではないだろうか?
容疑者の顔をテレビで見た限りではそんなに頭が悪いという感じはしない。
京都のアニメ会社の放火殺人事件とも違って、今の所ニュースで見る限りクリニックに対しても恨みがあったとも思えない。
すると大阪の池田小事件から始まって、秋葉原や、つい先日の東京での電車での殺傷放火事件に至るまでの一連の自暴自棄による無差別殺人事件ではないかと思えてならない。
自殺する勇気がないためだけに、死刑になりたくて無差別殺人をする。
この種の理不尽で卑劣な犯行だと思えてならない。
もしそうだとすると、いったいこんな犯罪を防止するために今まで国はなにをしてきたのか?!
犯人の希望通り多額の裁判費用をかけて死刑に、というか自殺させてあげただけじゃないか。
そのために類似事件が多数出現してこれからも理不尽に殺される人がでるだろう。
死刑擁護論者にいいたい。
池田小事件を防止するためにはどうしたらいいのか、本当に考えたことがあるのかと、
死刑制度を維持するためだったら、池田小の子どもたちが殺されても構わないと思っているんじゃないか?!と
池田小だけじゃない、類似の事件で理不尽に殺された人たちの命なんてどうでもいい、死刑制度を維持するためだったら・・・と思っているんじゃないか?!と。
じゃあ、こんな犯罪を防止するためには何があるの?
それは拷問だ。
北朝鮮の人は思っているらしい、死刑は怖くない、でも拷問は怖い。
でも今の日本で、と言うか北朝鮮やおそらく中国でもやってる拷問は普通の民主主義国家ではできない。
過酷な強制労働さえもできない。
それならこんな無差別殺人を防止するためには何があるか?
それはまず死刑を廃止して終身刑にする。
そのうえで今は他の刑の囚人と違い労働の義務がない今の死刑囚と違い、労働をさせる。
そしてその報酬の半分は強制的に被害者の家族に支払わせる。
それが一生、死ぬまで続く・・・
すると、自殺目的で無差別殺人をする人はいなくなるだろう。
それだでけで理不尽に死ぬ人を防ぐことができるだろう。