生物はなぜ誕生したのか?
こんな問いに答えられる人がいるのだろうか?
なぜ???
・・・なぜ今ここにいるのだろう?
こんな問に答えられる人がいるだろうか?
図書館でふと見た本。
「生物はなぜ誕生したのか」
題がとっても気になったので借りてきた。
家に帰ってよく見たら、原題は「A NEW HISTORY OF LIFE」
なぁ~んだ、そんじょそこらにある生命の歴史の本か・・・!
これじゃや羊頭狗肉の類だね。
でもこれは著者の責任ではない訳者がかってにつけたのだろう。
著者はピーター・ウォードという人とジュセフ・カーシュヴィという人。
この手の本にありがちなイラストや写真などがほとんどない400ページ以上の不愛想な、どちらかというと学術的な本。
でもとっても面白く読んだ。
最新の生命の歴史、種の繁栄と絶滅。
納得できたこともあるけど納得できないこともあった。
一番最初の生命は特殊な環境の下での化学反応によってほんの2分くらいで生まれたかもしれない・・・
ほんの2分間でDNAやRNAが作られたのだろうか?
有機物質は化学反応で作られるだろう。
でもそこから化学反応でどうやってRNAが作られるのだろう?
著者もそこらへんはなんら明らかにしていない。
でもでも長い長い宇宙の歴史の中で無機質から有機質が、
有機質の中から生命が作られたのは確かだろう。
最初の生命は酸素がまったくない世界、
海底の火口や温泉から生まれた。
酸素はとっても厄介、とっても危険なものだった。
でも生命は長い長い時間をかけて、植物の作り出す酸素に適応して生きてきた。
そして今では酸素がないと動物も植物も生きていけない。
それならもしかしたら酸素のまったくないところで反映している生物がいるかもしれない。
宇宙の中ではそれが普通なのかも知れない。
この地球では大きな絶滅は5回あった。
さらにこの5回を入れて絶滅は10回あった。
大きな絶滅で種の9割が絶滅した。
そして後の5回の絶滅で種の5割が絶滅した。
その原因はと言うと、恐竜絶滅の隕石は有名だけど、そのほとんどすべては酸素の濃度と温度だという。
温度は確かにそうかもしれない。
かって2度地球の歴史の中で、赤道の海まで凍ってしまうスノーボールになったことがあるらしい。
そうなるとほとんどの生物は生きていけない。
それから温度が50~60度になったことがあったらしい。
これじゃほとんどの生物は生きていけない。
それから酸素濃度。
10~35%の間で変動してきた、
この酸素濃度が絶滅の主たる原因と著者は考えているようだ。
今は20%程度、10%というと高度が4000~5000メートルほどの高地。
でも人間はそんな所にも暮らしている。
一人の人間がそんなところに移っても暮らしていける。
まして何万年も時間をかけて徐々に酸素が欠乏していく、
それだったらほとんどの生物はそれに適応していくだろう。
・・・なんていろいろ考えながら、それなりに説得力のある本だった。
そしてやっぱり気になるのは次の絶滅の時期。
隕石は例外として、それは遠い遠い未来の話。
そんなことを恐れることもなく、
今まで通り毎日酔ってのほほんと暮らしていったらいいのだよ。
と感じるまったくどうしようもないこのぐうたら百姓でありました。
こんな問いに答えられる人がいるのだろうか?
なぜ???
・・・なぜ今ここにいるのだろう?
こんな問に答えられる人がいるだろうか?
図書館でふと見た本。
「生物はなぜ誕生したのか」
題がとっても気になったので借りてきた。
家に帰ってよく見たら、原題は「A NEW HISTORY OF LIFE」
なぁ~んだ、そんじょそこらにある生命の歴史の本か・・・!
これじゃや羊頭狗肉の類だね。
でもこれは著者の責任ではない訳者がかってにつけたのだろう。
著者はピーター・ウォードという人とジュセフ・カーシュヴィという人。
この手の本にありがちなイラストや写真などがほとんどない400ページ以上の不愛想な、どちらかというと学術的な本。
でもとっても面白く読んだ。
最新の生命の歴史、種の繁栄と絶滅。
納得できたこともあるけど納得できないこともあった。
一番最初の生命は特殊な環境の下での化学反応によってほんの2分くらいで生まれたかもしれない・・・
ほんの2分間でDNAやRNAが作られたのだろうか?
有機物質は化学反応で作られるだろう。
でもそこから化学反応でどうやってRNAが作られるのだろう?
著者もそこらへんはなんら明らかにしていない。
でもでも長い長い宇宙の歴史の中で無機質から有機質が、
有機質の中から生命が作られたのは確かだろう。
最初の生命は酸素がまったくない世界、
海底の火口や温泉から生まれた。
酸素はとっても厄介、とっても危険なものだった。
でも生命は長い長い時間をかけて、植物の作り出す酸素に適応して生きてきた。
そして今では酸素がないと動物も植物も生きていけない。
それならもしかしたら酸素のまったくないところで反映している生物がいるかもしれない。
宇宙の中ではそれが普通なのかも知れない。
この地球では大きな絶滅は5回あった。
さらにこの5回を入れて絶滅は10回あった。
大きな絶滅で種の9割が絶滅した。
そして後の5回の絶滅で種の5割が絶滅した。
その原因はと言うと、恐竜絶滅の隕石は有名だけど、そのほとんどすべては酸素の濃度と温度だという。
温度は確かにそうかもしれない。
かって2度地球の歴史の中で、赤道の海まで凍ってしまうスノーボールになったことがあるらしい。
そうなるとほとんどの生物は生きていけない。
それから温度が50~60度になったことがあったらしい。
これじゃほとんどの生物は生きていけない。
それから酸素濃度。
10~35%の間で変動してきた、
この酸素濃度が絶滅の主たる原因と著者は考えているようだ。
今は20%程度、10%というと高度が4000~5000メートルほどの高地。
でも人間はそんな所にも暮らしている。
一人の人間がそんなところに移っても暮らしていける。
まして何万年も時間をかけて徐々に酸素が欠乏していく、
それだったらほとんどの生物はそれに適応していくだろう。
・・・なんていろいろ考えながら、それなりに説得力のある本だった。
そしてやっぱり気になるのは次の絶滅の時期。
隕石は例外として、それは遠い遠い未来の話。
そんなことを恐れることもなく、
今まで通り毎日酔ってのほほんと暮らしていったらいいのだよ。
と感じるまったくどうしようもないこのぐうたら百姓でありました。