ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

2023年09月30日 17時35分08秒 | 鶏の話
かって50羽近くいた我が家の鶏が・・・
2年前にテンにやられて3分の1に減って・・・
そのほかにも色々あって・・・
今ではわずか9羽!
そのうちなんと5羽が雄鶏!!
残りの牝鶏ももうかなり年取っているよ。
だってこの2~3年、ヒヨコが育っていないのだから。
これじゃ卵の自給にも事欠くよね。
牝鶏は毎年律儀に抱いてるけど・・・
21日間もほぼ飲まず食わずで献身的に抱いているけど・・・
孵らないか、孵って育てても途中で死んでしまう。
昔の日本も、少なくとも明治・大正くらいまではそうだったよね。
子供が生まれても、3歳、5歳、7歳までに半分は死んでしまう
我が家の鶏小屋は今でも江戸時代か?
これが自然なのかな?
自然に育てるってこんなことなのかな?
でもさすがに今ではそんなことはなくなったけど・・・
ほとんどの子供は大人に成長するけど・・・
七五三の願いは今でも残っているけど・・・
う~~~ん、ため息交じりに思う。
鶏、飼うの止めようかな?
それとも産卵器を入れて無理やりヒヨコを産ませようかな?
それとも野良ヒヨコが近くにいないかな?
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魚粉

2022年10月17日 18時07分52秒 | 鶏の話
細々育ててる鶏の飼料で、基本的には自給を目指しているのだけど、
ここではどうしても自給できないものが2つ。
それは蛎殻と魚粉。
蛎殻は卵の殻を作るのに必要だし、魚粉は蛋白質の補給に欠かせない。
もちろん蛎殻じゃなくて毎日毎日シジミやアサリの味噌汁をどっさり食べ続けて、その殻をしこしこしこ割って鶏にやったらいいのだけど、そんなことできる?
魚粉じゃなく毎日毎日魚のあらを食べ続けてやったり、煮干しの頭をやったりして、魚粉のかわりにしてもいいのだけど、そんなことできる?
そんな手間いったい誰がかける?
そんな金いったい誰がかける?
かといって市販の配合飼料は使いたくない。
それは有機農業家のプライドみたいなもの。
有機農業家が化学肥肥料や農薬を使わないように、
自然養鶏家は市販の配合飼料は使わない。
それは(いわゆる)「自然」養鶏化のプライドみたいなもの。
*「自然」養鶏と言う言葉にとっても違和感を持っていますが、ここではふれないことにします。
というわけで蛎殻と魚粉には苦労する。
春に今まで馴染みの飼料屋さんが店を閉じたので、さて、どこで手に入れたらいいのか?
さいわいホームセンターで蛎殻が見つかったので、購入した。
ところが価格がなんと2倍近い値段!
蛎殻なんて、同じ市内の瀬戸内海岸は牡蠣の産地、知ってる人だったらタダ!で手に入る。
もちろんそれを運んで塩抜きして砕くという手間はかかるけど・・・面倒な手間はかかるけど・・・う~~~ん、手間がねぇ~~~・・・
魚粉はと言うと・・・今日問い合わせたら、20キロで4000円くらい。
これだと今まで買った値段よりもずっと安い!
ところが宅配料が1750円!
同じ県、車で下道を通っても1時間~1時間半でいけるところ。
それなのに1750円!
というわけで消費税を入れると6000円を超える!
宅配料が高すぎ!!
でも、まあ、わざわざ買いに行く手間を考えると我慢するほかない。
というわけで、なんとかこれからも今のやり方で養鶏を続けていけそうだ。
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鶏のこと、テンのことなど

2021年05月10日 17時30分06秒 | 鶏の話

この1カ月すっかり落ち込んでいた。
40羽近くいた鶏が今では15羽!
テンにやられてしまったのだ。
それもとっても残酷な殺され方をしていた。
毎日毎日、一羽、二羽・・・四羽
そのほとんどが雌鶏。

襲われるたびに、ネットを強化したり、ネズミホイホイを仕掛けたり、鶏小屋に電気柵を張り巡らしたり・・・
でもすぐに破られる。
つくづく自主防衛の限界を感じた。
どうやら我が家では憲法9条は何の役にも立たないらしい。
そこで最後の手段、罠を仕掛けた。
防衛力だけではまったく無力。
攻撃力を持たねば。
そして2日目、とうとう罠にかかった!
想像以上に大きなテンが。
頭の先から尻尾の先まで40㎝くらいの大きなテンが。
これじゃビニールのいネットが食い破られるわけだ。
ネズミホイホイにひっかるわけはない。


こうしてやっと捕まったテン。
最初は想像以上に大きかったのにびっくりしたけど、
よく見るととってもかわいいつぶらな目をしている。

でも、いかん!いかん!!
あの残酷に殺された鶏のことを考えねば。
いち時、もう鶏を飼うのやめようか?と思ったりもしたけど、
今、ようやく鶏小屋に平和が訪れている。
2戸あった鶏小屋は1戸になり、別の1戸は堆肥場になっているけど、
今鶏が卵を抱いている。
そして間もなく孵るだろう。
新しい命が新しい希望をもたらしてくれる。
こうしてどんどん増えていったら、再びもう1戸も鶏小屋に復活する。
その時を信じて、やっぱりこれからも鶏を飼おう。

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2021年01月27日 17時48分20秒 | 鶏の話
寒くなると鶏は極端に卵の産みが悪くなる。
「こんなに寒いのに、産んでられるか~~~!」と思ってるのだろう。
確かによく考えると鶏は人のために卵を産んでるのじゃない。
ヒヨコを孵すため、ヒヨコを育てるため、子孫の繁栄ために産んでいる。
それで真夏の暑い時期、真冬の寒い時期、子育てに適さない時期は産卵がぐっと落ちる。
それで大寒の頃は極端に産卵が落ちるので、
「大寒卵」といって、滋養があると、有難がれ喜ばれる。
確かに今の我が家の卵、黄身の濃さ、白身の盛り上がり!
まさに「大寒卵!」という気がする。
でも・・・本当に産みが少なくて、がっかりさせられる。

でもこの2~3日はとっても暖かいので、うれしいことに卵の産みが良くなった。
それに黄身が濃厚、白身が盛り上がっている。

でもね、これ何だろう?
黄身がどぎついと思うほど赤い市販の卵。
思わず「気持ち悪い~~~!」と言ってしまう卵。
消費者はこんな卵がいい卵だと思っているのだろうか?
こんなに赤い色の卵にするにはきっととっても偏った食生活をしているのだろうね?

なんて思ってたら・・・近頃、我が家の鶏、黄身がとっても赤い「偏食卵」を産んでいる。
「気持ち悪い~~~!」というほどではないのだけど、かなり赤い。
普通の消費者が「とってもいい卵!」と思うほどに。
そういえば最近はくず野菜がいっぱいなだし、売れないカボチャもいっぱいなので、それをみんな餌にしている。
それで卵が普通の消費者がとっても喜ぶレベルになってた来た。
そうそう黄身がとっても赤い!!
でもこれって、ほんの一時的だよね。
年中黄身が赤色なんて・・・やっぱりおかしいよね。

そこで消費者にわかってほしいのは・・・
季節によって黄身も白身も変わってくる。
年中黄身が赤いのはおかしいよ、偏食卵だよ。
それに夏と冬、普通に卵が手に入るのはおかしいよ。
真夏と真冬はとっても産みが悪くなので昔は卵を食べないで我慢してたんだよ。
この2~3日、とってもたくさんの卵ありがたくいただいている。
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大暑卵

2020年08月14日 18時27分33秒 | 鶏の話
暑いねぇ~~~!

鶏だってきっとそうなのだろう。
暑くなると鶏の卵の産みが極端に落ちる。
「こんな暑いとき、卵なんて産んでられるかぁ~!」
今日は4個だけだった。

暑くなると鶏は水をよく飲む。
きっといつもの2倍は飲んでるだろう。
寒いときに特に大寒の時に産む卵は「大寒卵」といって、
とっても滋養がある、と昔から珍重されたらしい。
でも「大暑卵」とは聞いたことがない。
産みが落ちるのは大寒も大暑も同じ。
でも暑いときは、水をいっぱい飲むので、その分きっと卵も水っぽくなるのだろう。
当然ながら大寒卵と大暑卵を食べ比べたことはないので、はっきりしたことは言えないけど、きっとそうなのだろう。

今年の大暑は確か7月22日。
まだまだ暑いけどこれから涼しくなる。
間もなく秋になる。
これからきっと卵の産みも多くなる。

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2020年07月15日 17時04分52秒 | 鶏の話
一日曇天、梅雨日和。
雨は降らなかったので、あふれていた裏の沢も普通に戻った。
でも、一日曇天、梅雨日和。
何にもする気がしなくって、鶏の餌やり以外怠けて過ごした。

鶏は半ば家畜、半ばペット。
採算ベースで考えると、とうてい割には合わない。
スーパーの卵の方が断然お得。
でもやっぱり自分で育てた鶏の卵の方がずっといい!
餌は市販の配合飼料でなく自家配合。
くず米、米ぬか、自家製の無農薬野菜、魚粉、牡蠣殻・・・など。
生産性はとっても悪い!
40羽ほどいるけど、そのうち
雄鶏が7羽ほど(これは卵をうまぬ!)
ヒヨコが9羽ほど(これも卵をうまぬ!)
卵を抱いている鶏が5羽ほど(これも卵をうまぬ!)
そして子育て中の鶏が4羽(これも卵をうまぬ!)
ということは・・・卵を産むのは15羽だけ!
それも毎日産むわけじゃない。
それで毎日10個もない。
それでほとんどは自給用。
でも余ったら野菜の宅配にいれたり、
それに毎週買いに来てくれる人もいる。
それに糞は堆肥にしたりぼかしにしたり、肥料として役に立っている。

それにね、養鶏用に改良された鶏って卵を抱かないのだよ。
ただただひたすら産むだけ産み続けるだけ。
それに市販の卵はほとんどすべて無精卵。
有精卵は生きもの、無精卵は食材。
やっぱり毎日感謝しながら有精卵を頂きたいもの・・・

というわけで我が家の鶏も少しは役に立っている。
このぐうたら百姓を、この農園で何の役にも立っていない、たんなるのん兵衛と思ってるそこの君たち!
君たちのの考えは間違っている。
このぐうたら百姓も、少しは役に立っているんだよ。
少なくとも鶏並みにはね。

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ヒヨコ

2020年05月06日 19時41分52秒 | 鶏の話

ヒヨコが4羽生まれた。
ヒヨコは生まれたすぐは親鳥の羽の中でかくれんぼ。
鳴き声だけが聞こえてくる。
気長に待ってやっと4羽確認した。
白と黄色と黄色と黒。
まだ孵ってない卵が2個あるけど、もう抱くのをやめたので、無理だろう。

ヒヨコはちっともじっとしていないので、
ピントが合わせにくいし、それにいつも何羽かは隠れている。
それで全員集合写真はまだ無理!
まあ気長に撮ることにしよう。

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2020年02月05日 21時00分23秒 | 鶏の話
とっても寒いけど、日差しは明るくなってきた。
産むのを忘れた鶏もすっかり悔い改めたのか、
卵がだんだん増えてきて、今日はなんと13個!
雌鶏は30羽くらいだけど、
産みが落ちる寒い今の時期に13個も生んでくれたら、これはとっても嬉しい!
毎日鶏小屋に行くのが楽しくなる。
相変わらず卵を食べる性悪鶏はいるけど(犯人の目星はほぼついているぞ!)
でもこの寒い時期、さばくのもなんとも億劫で、春になるのを待っている。
それまでに悔い改めなければ、あとはどうなるか知らないぞ~!
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寒卵

2020年01月15日 18時18分48秒 | 鶏の話
冬になり鶏が卵を産まなくなり、
その上なんと他の鶏が産んだ卵を食べるという、悪辣卑劣な鶏が現れるに及んで、
まったく卵がなかったり、せいぜい1個だけだったり、と自給にさえもこと欠く日々が続いた。
でもこの数日暖かくなり、日も長くなったこともあってか、あるいはさすがに鶏も悔い改めて改心したのか、少しずつ卵が増えてきた。
昨日は3個(本当は5個だったのだけど、2個食べられた跡があった)。
そして今日は5個。
雌鶏は30羽くらいはいるので、少なくとも毎日10個くらいは産んでほしい所だけど、
今は冬、冬は産みが落ちるので、まあ5個くらい産んでくれたらいいだろう。

ところで寒卵、特に大寒卵は昔から滋養があると有難がられてきた。
これはまあ迷信だろうと思っていた。
けど、食べてみるとそうでもないなぁ~と思えてきた。
白身は厚く盛り上がり黄身はとっても濃厚。
色も市販の卵のようなどぎつい赤色ではなく、とっても深い黄色。
夏の卵とはずいぶん違う。
これは餌の違いもあるだろうけど水の違いが大きいのではないだろうか?
夏は水をいっぱい飲むので、きっと卵も水っぽくなる。
でも冬は水を飲む量も少なくなり、産むのも少なくなるので、味が濃厚になる。
寒卵が滋養があるというのはあんがい当たっているのかもしれない。

ところで市販の卵の黄身がなぜあんなに異常に赤いのか?
昔風に普通に庭で鶏を飼ってたら、絶対にあんな色にはならないよ。
それはきっと消費者が赤い黄身がいい卵だと思っているからだろう。
生産者は少しでも多く買ってもらおうと消費者の好みに合わせる。
そのために濃厚飼料を輸入大豆や輸入トウモロコシを多量に与える。
我が家でも時々季節によっては黄身が赤くなることがある。
それは売り物にならないカボチャがたくさん出た時。
それを大量に餌にやるとすぐに黄身の色が赤くなる。
もちろんそれが悪い卵というわけではないのだけど、
食のバランスが悪い卵といえるかもしれない。
鶏も季節によって餌によって、あるいは当日の気分によって、きっといろんな卵を産むのだろう。
それはそれで生きている証。
でも逆に年中同じ卵を産むとなると、それなんかおかしくない?
毎回スーパーで卵を買ってて、毎回、年中、同じ卵、同じ色、同じ味。
それおかしくない?
当たりはずれがある、それが本当の自然じゃない?

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卵(2)

2019年12月23日 18時08分00秒 | 鶏の話
 産むのを忘れた鶏は
 裏の竹やぶにすてましょか?
 いえいえ それはなりませぬ

 産むのを忘れた鶏は 
 畑のそばに埋めましょか? 
 いえいえ それはなりませぬ
 
 産むのを忘れた鶏は
 いっそカシワにしましょうか?
 いえいえ それはかわいそう
 
 産むのを忘れた鶏は
 象牙の船に銀の櫂
 月夜の海に浮べれば?
 いえいえ なんの役にもたちません

 産むのを忘れた鶏は
 撒き餌に卵を置きましょか?
 きっと産むのを思い出す

今日も撒き餌がわりと卵を食べる悪い癖のある犯人捜しに4個鶏小屋に卵を置いた。
しばらく見てたけど食べる気配はなく、さすがにいつまでも見てるわけにもいかなくて、数時間後・・・鶏小屋を覗いたら、1個だけ食べられていた。
ほかの3個は無事だったけど、卵は1個も産んでなく、撒き餌作戦は失敗だった。

結局卵を食べる根性悪の鶏はそんなに多くはなく、卵を産まなくなった主な原因はやっぱり冬になったからなのだろう。
真冬や真夏、鶏は「こんなに寒いと、こんなに暑いと、卵なんて産んでられるか!」と思うのか極端に産卵は落ちる。
スーパーで卵を買ってる人はわからないだろうね。
冬になっても普通に売られているから。
あれは実は鶏を騙して産ませているからなのだよ。
夜になっても鶏小屋に明かりをつけて、「まだ冬じゃないよ~~~」と、言って。
そう、みんな騙されて産んだ卵を食べているんだよ。

「大寒卵は滋養がある」と昔からありがたがられたけど、まあ確かに極端に産卵が落ちる頃の卵だととっても滋養があると思えて来るよね。
そうでも思わないとやってられないよね。

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2019年12月21日 17時26分29秒 | 鶏の話
今日も冬日。
体も心も冷え冷えとして、何にもする気になれない。
もっともそれはいつものことだけど・・・

久しぶりに鶏小屋にたまった鶏糞を畑や竹林に撒き堆肥にもつぎ込んだ。
ほっといたらどんどんたまってくるのだ。
百姓は野菜を作るのが仕事ではない。
実は土を作るのが仕事で、野菜は副産物でしかない。
日照りの日には、(野菜ではなく)土にたっぷり水をやって、土に「うんうん、潤ったね、良かったね」という。
雨が続いたら、「うむ、いかん!このままじゃ土が死んでしまう!」
あわてて水はけをする。
そしてイエローオーカーのいかにも痩せた土から次第に黒く豊かな土になって来ると、もうそれだけで満足。
うむうむ!よしよし!よく肥えてきたね。
そう、野菜は副産物、百姓の仕事は野菜を作ることではない、土を作ること。
黒々とした、ほかほかとした・・・
そんな土にするのがとっても嬉しい!

うむ?はて?
こんな話じゃなかったな?
そうそう卵の話だった。
冬になると鶏の産卵が極端に落ちる。
でもまあそれは仕方ないけど・・・
でもね、今年は落ちすぎ!

ねぇ、聞いてよ!
この1週間で産んだ卵がたった1個だよ!!
雌鶏が30数羽もいてたったの1個!!
これ許せる?
毎日毎日律儀に餌をやり続けているのに、たったの1個!
あまりに少なすぎ!
実はわかったのは他の鶏が産んだ卵を食べる性悪の鶏がいること。
これは絶対に許せない。
ただでさえ少ない冬の卵。
それを横取りするのは絶対に許せない!
この悪い癖はきっと治らないので犯人(犯鶏?)を見つけて裁くほかない、。
というわけで昨日卵を買ってきた。
スーパーの特売セールの10個で140円くらいの卵を。
だって貴重な我が家の卵を撒き餌のように犯人に食べさせるわけにはいかない。

でもその前にまずは市販の卵を自分で味見。
だって田舎暮らしを始めてもう17年。
鶏を飼い始めてもう15年。
この間、もちろん外食で普通の卵を食べてはいるものの、卵かけご飯で他所の卵を食べたことはない。

我が家ではもちろん鶏の餌にこだわっている。
無農薬・無化学肥料の自前の野菜や近くからもらってくる米ぬか、そして近くの飼料屋さんから買ってくる、牡蠣殻と魚粉だけ、そう餌はすべて自家配合飼料。。
そして平飼いの有精卵。
こんな環境で育ててるのだから、きっと卵をどんどん産んでくれる・・・はず。
ところが・・・冬になるとやっぱり産卵が落ちて、今週なんか1個だけ!
癖の悪い鶏がいて他の鶏が産んだ卵を食べる!
こんなこと許せる?
そこで心を鬼にしてこの不届き物の鶏を探し当ててさばこうと思ったのだ。
そこで撒き餌のごとくまずは卵を1個置いてみたら、だれも食べようとしない。
どうも見張られていることを意識していたらしい。
もう一個別の所においても誰も食べようしない。
ははん、かなり警戒してるな?

ということで今日は失敗だった。
そしてほっともしている。
できることなら、大いに反省して、また普通に産んでくれたら、雌鶏をさばかなくても済むのだから。
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悪い癖

2019年12月05日 17時39分31秒 | 鶏の話
我が家には鶏小屋が二つ。
一つは雌鶏が10羽くらいと、雄鶏3羽。
もう一つは雌鶏が20羽くらいと雄鶏2羽。
問題なのは20羽くらいもいる鶏小屋で、なんと卵を毎日1~2個しか生まない。
0個の時もある。
冬になると産卵は落ちるけど、あまりに産まなすぎ。
なんで?
実はこの原因はほぼわかる。
卵を食べる癖の悪い鶏がいるのだ。
試しに卵を置いてじっと観察したけど、そのときは卵は食べられなかった。
そして今日見た!産みたての卵を数羽争って食べていた現場を。
1~2羽だったらまだしも、5~6羽!それもみんな雌!!
う~~~ん、悩む。
癖の悪い雌鶏が卵を食べているのはほぼ想像できた。
雄鶏はこんなことはしない。
でもそれはせいぜい1~2羽だろうと思っていた。
それが5~6羽も群がって食べてる!

雄鶏は乱暴、雌鶏は優しい・・・と鶏を飼ってない人は思うだろう。
ところが現実は全然違う。
雄鶏通しの喧嘩はすさまじい、血みどろになる、見ていられない!
でもその喧嘩を通して順位が決まると、あとは平和が、秩序がやってくる。
ところが雌鶏の争いはさらにすさまじく陰険だ。
羽をむしりあう。
弱い雌鶏は羽をむしられ裸同然になる。
こんな光景を見ると男と女、ついつい人間の世界に当てはめる。
男と女、どっちが優しいか?
「悪魔でさえも女よりは優し」なんて言うけど、
たしかにそうかもしれないね。
今までの自分自身を振り返ってみた時、女性にもてた記憶はまったくない。
これはきっと自分自身が悪いのだろうね、そうそうどうしようもない人間だったからね・・・と、ついついぐじぐじ反省し悩んでいたけど、
「悪魔でさえも女よりは優し」
そうそう、きっとそうなんだよね。
きっと女性の方が悪かった!
女性は人を見る目がなかったのだ。
(もてなかったのも、そのせいか・・・)

いえいえこんな話じゃなかった、癖の悪い鶏の話だった。
この悪い癖はきっと治らないだろう。
それで1~2羽さばいたら解決すると思っていたけど、
5~6羽もさばかないといけないと思うと、とっても気が重い。
今まで雌鶏をさばいたことはほとんどない。
だって卵を産んでくれて、献身的に孵らせて、ヒヨコを育ててくれる。
そのために、その感謝のためにも天寿をまっとうさせてあげようと、
さばいたことはほとんどない。
卵を食べる悪い癖のある鶏以外は。
そして今度、5~6羽もさばかないといけないのだろうか?
とっても気が重い。
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令和のヒヨコ

2019年05月05日 21時50分50秒 | 鶏の話
ヒヨコが生まれた。
令和初のヒヨコが。
でもずっと母親鶏の羽の中。
鳴き声だけが聞こえる。
何羽いるかもわからない。
それで写真は撮れなかった。

今だいているのは4羽。
このうち3羽が抱いてる卵が今日か明日、孵る予定だった。
でも今の所1羽だけ。
明日何羽孵るかな?
明日こそ撮れるかな?
令和のヒヨコが。
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にわとり小屋にも春が・・・

2019年03月05日 18時30分32秒 | 鶏の話
にわとり小屋にも春が来た。
暖かくなり卵もいっぱい産みだした。

冬は鶏には厳しい季節。
卵の産みが極端に落ち、
毎年2~3羽死ぬ。
でも今年は暖冬だったのか、死んだのは1羽だけだった。

冬の卵は滋養があるという。
滋養があるかどうかは知らないけど、
貴重なのは確かだ。
スーパーなどで卵を買ってるとその貴重さはわからないけどね。

ともあれやっと、にわとり小屋にも春が来た。
これから抱卵の季節が始まる。
そして新しい命が生まれる。
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鶏小屋掃除

2019年01月29日 08時41分18秒 | 鶏の話
昨日は久しぶりに、鶏小屋掃除。
今、葉物野菜がたくさんとれるので、
毎日野菜くずがどっさりでる。
それを鶏の餌に混ぜたら、そのまま鶏小屋に投入している。
おかげで卵もとっても美味い!
でも・・・食べ残しの野菜で土が湿り臭いが出てきた。
それで土を耕した。
これでまた発酵が始まり、いい肥料になるだろう。
ついでに産卵箱も掃除した。
冬は産卵が落ちるけど、これで少しは多く産んでくれるかな?
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