ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

ミュージカル「手紙」 by 新国立劇場演劇研修所 第三期生

2010-03-13 23:51:50 | ミュージカル
2009年11月28日(土) 

クリムゾンちゃんの自主制作公演を観に行く。

もちろんクリムゾンちゃんだけの、じゃないです。

新国立劇場演劇研修所第三期生が、
台本制作、演出、照明、音響、装置、
ほとんど自分たちで作り上げたそうです。

しかもミュージカルなのに原作が東野圭吾の「手紙」

ちょっと想像つきません。

私はこの三期生がすっかり好きになっているので、
クリムゾンちゃんが出演しない回も観たくて、
マチソワして来ました。

しかし薬のせいなのか、そういう時期なのか、
疲れ目、頭痛、ほてり、動悸がおさまらない。
しんどいシーズンです。


ミュージカル「手紙」の話に戻ろう。

ここのパンフは、出演者を五十音順に紹介して、
ダブルキャストの様子がわかりにくいので、
ちょっと書き出してみます。



武島直貴  ・・・ 竹田桂  
武島剛志  ・・・ 金成均
白石由美子 ・・・ 渡邉樹里
寺尾祐輔  ・・・ 香原俊彦
中条朝美  ・・・ 鈴木良苗
平野社長  ・・・ 辻村優子
倉田    ・・・ 米川貴久
緒方    ・・・ 野村真理
マネージャー・・・ 野村真理




武島直貴  ・・・ 宇高海渡 
武島剛志  ・・・ 米川貴久
白石由美子 ・・・ 熊坂理恵
寺尾祐輔  ・・・ 若菜大輔
中条朝美  ・・・ 吉田紗和子
平野社長  ・・・ 金成均
倉田    ・・・ 長元洋
緒方    ・・・ 岸田茜
マネージャー・・・ 辻村優子


クリムゾンちゃんは、明日の昼の部で朝美役を演る。
朝美はソロがあるのだ。

クリムゾンちゃんのソロ、聴きたかったよ~!泣き顔
なぜ、仕事入れてしまったんだろう。

今回はイマドキの若者を演っていたので、すごく新鮮だった。
(昭和初期や大正ばっかり観て来たから)

この人たちってやっぱりすごい。
ちゃんと歌える!
・・・と思った。

めぐめぐもじゃもじゃレベルは、さすがにいなかったけれど、
ナベラダぐらい歌える人がざっくざくいる。
(全部で14人なのでざっくざくというのは大袈裟)

「俳優が歌うミュージカル」としては上等だと思った。

きれいに伸びる艶のある歌声だなと思ったのが、
辻村優子さん香原俊彦さん

清楚な歌声で丁寧なのが渡邉樹里さん

しかし曲が難しい。

特に難しいのが、倉田の歌う
「てっぺんめざしてやってみろ」

これ、1ヶ月の稽古じゃ無理よ。
最低1年は歌い込まなくては。

長元洋さんは、ギターを弾く様子がストイックで素敵。

クリムゾンちゃん、野村真理さん、若菜大輔さんは、
姿と立ち居振る舞いが美しい。

コロスや、ギターの長元さんと、主要キャストとの間が、
がっちりと繋がっているのがわかる。

これがあるから魅力的なんだ。

お互いを助ける芝居をしているし、
ものすごく信頼し合っている。

ただ絆が強すぎて、
たとえば恋人達のラブシーンなどでも、
兄妹の抱擁のように見えてしまうのが残念。

それにしてもクリムゾンちゃんは、いい目をしている。
いい女優を見つけちゃったものだわ。
ラッキー。

彼女は明日の本番を終えると、
あさって入院、
翌々日には膝のボルトを抜く手術をします。

パワフル~。

三期生の皆さんの修了公演は、
さいわい娘の修了公演とは重ならないので、
できる限り、空けておいて観に行こう。

東野圭吾「手紙」読了


これ、今日までに読み終えておこうと思ってたのに、
読みかけのまま持参するのを忘れ、
がまんできずに、オペラシティの本屋でもう1冊買いましたよ。
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たけしさんのワークショップ

2010-03-13 23:46:58 | インプロやってみよう
2009年11月23日(月)

たけしさんのワークショップへ行く。

今度は迷わなかった!

カオリが来ていた。
一緒にやるの久しぶりだ!

初めて会う人もいっぱい。

マミちゃんがいなくて寂しかった。

純さんワークショップにおける、りょーちん的な存在なのだ。

到着した時点で、パッツィーに心配かけるほど顔も手足も真っ赤だった私。

降圧剤の副作用だと思うけど。

ゆうべのたけしさんとは、また違うたけしさん。

誤解を招くような書き方かしら。

なんという大きな魅力のある人だろう。

なんと頼れそうな存在だろう。

私が成人した時に、まだ赤ちゃんだったなんて思えない。

いやいや、ワークショップでしたね。

初めて会う人が多く、その人となりや背景がわからなかったので、緊張した。

どんな縁でワークショップを知ったのか、ぐらいは聞きたかった。
(何人かは個人的にリサーチしました)

そんな中に、TEPPEIや1がいると安心する。

いろいろ楽しんでいたのだが、そのうち頭痛がひどくなって来た。

なんだこれ。

ロキソニンが効かない。

身動き取れないほど痛み始めたので、最後の10分見学。

ガレージブルーでやっている「○○への手紙」参加できず。

体調が悪い時にインプロやると、体調がよくなることが多いので無理して来たが、
必ずしもよくなるばかりではないことがわかった。

アダラートのせいかなぁ。
それとも酸欠かしら。

吐き気まで伴う頭痛を抱えて、帰宅後すぐにダウンした。

あ~、でも楽しかった!

何かと不調な変わり目の時期を、インプロで楽しく乗り切りたい。
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2009年11月22日(日) エスワン第9ラウンド

2010-03-13 23:41:13 | ミュージカル
2009年11月22日(日)

いい夫婦の日に、朝からくっだらないことで喧嘩。
2時間ほど潰れる。
その後、夫は休日出勤。
娘はの芝居を観に行った。

お風呂に入ってから、びーちとクロコダイルへ、エスワンを観に行く。

夫と娘はすでに来ていた。
ゆたかさんたけしさんの、エスワンのMC!
久しぶりに観ることができました。
どれほど待ったことか。

エスワンはものすごくおもしろい。
今、一瞬も目を離せないほどおもしろい。

http://<WBR>blog.li<WBR>vedoor.<WBR>jp/tcsj<WBR>/archiv<WBR>es/5249<WBR>2143.ht<WBR>ml

なのに私は、眉間にシワを寄せて救助隊の報告を待っている、遭難者の母親みたいな顔になる。

点数をつけて、順位をつけることにより、
普通のショーとは違う楽しさが生まれるのは事実だと思う。

思い切り感情移入して、一喜一憂しながら観た方が絶対楽しめるし、お得だと思う。

なんだ、これ言い訳みたいに。

楽しかったし、嬉しかったし、ワクワクした。
でも感情の振幅が激しくて消耗するし、すごく緊張する。

すごいね、エスワン。

出演者が少なくて寂しかった。
元々少ないところへ、LEEさんJEEさんがお休み。

それで1ラウンドごとに、
「もう1回観たいプレイヤー」を観客の「イェー!」で選んで、もう1シーンやらせるという特別ルール。

これは厳しい。

出さえすれば点を取ってしまう人がいるんだもの。
ドキドキした。

今日は何かとりょーちんがおもしろかった。
さらっと何気なくりょーちんが言った一言で何度も笑った。

ヒサミチさんペーパーズ「ビニールハウス」は、
別な意味でドキドキした。
ご本人はとてもしあわせそうだし、
りょーちんゆたかさんが気配りしているのがわかるので、嬉しくなった。
愛情がある。

マミちゃんスローモーション実況中継「いかにじょうずにプロポーズを受けるか」
これはそうとうよかった。

マミちゃんたけしさんが実況中継して、ウララさんが動く。

マミちゃんウララさんのツーカーぶりが6-dim+並みに凄い。
一瞬で通じあっている。

ウララさんの動きや表情、ちいさなしぐさがいちいち無駄なくおもしろい。
スローモーションの動きで、ここまで笑ったの初めてだ。

マミちゃんたけしさんの喋りも凄い。
よく、これだけのテンポで次から次へと、台詞を繰り出せるものだわ。
頭の回転が異様に速いのだ。

LEEさんはお休みだけれど、
去年と同じ方式でベストシーンに入った。

しかし、あつしさん「ヨボヨボじいちゃん」というキャラクターを与えた段階で、すでに反則という気もする。

おもしろ過ぎるんだもん!
一言一言が。

倒置法使うほどおもしろい。
これが27点。

ダイちゃんにはエスワンの魔物が取り憑いたみたいだった。
環境が変わってリズムが狂ったのかもしれない。

長いこと尋常ではない精神力と努力で、2年近く邁進し続けて来たんだもの。

偶然や勢いだけではこうはいかない。

これで終わりとも思えないし、純粋に賞賛したい。

たけしさんフリーシーン「公務員」が、意外におもしろくなかったのはなぜだろう。
共演者は、あつしさん

メガネをかけた公務員の妙なキャラクターは、それだけでおかしいんだけど、どうもうまく流れて行かない感じがする。

ただ最後に本性をあらわして、
キャラクターがガラリと変わり、
自ら流れを変えたのはさすがです。

たけしさんがピシッと何かを投げて、
(私は爪楊枝を投げたのかと思った)
のがさず、あつしさんがそれを受け取ったのも、
さすがの一瞬でした。

光る。

ナチョ・ワタリの後で山本リンダは、おとなしいかもねと思っていたら、
ゆたかさんがすばらしい登場を見せてくれた。

エレガンス・ヒロセです!ぴかぴか(新しい)
(『エレガンス・ゆたか』と呼ぶ人もいたが、いずれ統一されるでしょう)

ブログにあった白いパンツってこれか!

全身白の衣裳でキラキラ、背中に天使の羽根、派手なマスク。

めちゃくちゃ盛り上がる。

私は、びーちに「うるさい」と怒られる。

ゆたかさんは、こちらの想像を越える何かをしてくれるので、すごく嬉しい。

この盛り上がりの数分のために、どれだけ考えを練って準備してくれたのだろう。

ワクワクじゃおさまらない興奮。

濱田エルフィーが飛んだのを初めて観た時みたい。

たけしさんの協力なしにはできない、この登場シーンに心から感動した。

りょーちん、マミちゃんを呼んだミュージカル「捕獲」

(この場面で私だったら、りょーちんとマミちゃんを呼ぶと思っていたので、読みが当たってちょっと嬉しい)

ばかばかしくて、おかしくて、
きちんと「アイーダ」みたいなピラミッド位置で芝居してくれたのがまた。

常に観客にどう見えるかを意識してくれている。

「109」の人文字、ばかばかしいなりにきれいだった。

第3ラウンドの、観客の「イェー」による再登場。

たけしさん大好きなのに、
「たけしさんが一番怖い」
と思っている私は、観客としてマズいんじゃなかろうか。

たけしさんがやったら、絶対に点が入ってしまう。

こうまで点数に縛られる私の見方は邪道だろうか。

ダイちゃんにも、もう一度やらせてあげたい。

第9ラウンドの第3部にきて、これは過酷だ。

やれば点を取れる人たちなんだもの。

めったにライブに来られない夫は、何がなんでもたけしさんを観たい。

夫婦間に亀裂。

結局、リクエストによる再登場はたけしさんに決まり、
たけしさんは客席で酔っぱらっているカタヨセさんを呼んで、いざないくんをした。
タイトルは「握手」

たけしさんとカタヨセさんの、いざないくん。

これはもう・・・・・。げっそり

女子プロレスラー・トキコにプロポーズするたけしさん
指輪を冷たい海に落としてしまい、探しに飛び込む。

「あーっ、トキコがナンパされているーっ!」
と叫ぶカタヨセさん

ここは必然だ。

ミュージカル「捕獲」のナンパ男・カナブン=ゆたかさんが登場。ぴかぴか(新しい)

溺れたたけしさんを、
頑健なトキコ(こちらもたけしさん)が助けに飛び込み、
男女逆転した力関係で、みごとなエンディング。

これが、LEEさんのプロデュースと並んで27点でベスト1のシーン。

なぜエスワンでは満点が出ないのだ。
7点の札、ちゃんと全員が持っている?

今日は、あつしさんが凄かった。
1日で140点かせいだ。

しかし1~3位は動かず。

ああ、本当にドキドキした。

帰りぎわに、ゆたかさんとお話できて嬉しかった。

オープニングトークのチューの話を、
ライブの間中、保っていらしたので、
ショーに芯が入っているようで、気持ちよかった。

インプロに点数がつく、
これは果たしてどうなんでしょう。

でも明らかにエキサイティングでおもしろい。

出演者は、自分の点数よりも観客を楽しませることを考えてくれている。

だから、乗せられて、踊らされて、楽しんでいいですよね。

なんか罪悪感あるの。

そんなの不要だよね。

苦しいほど楽しかった。

携帯で日記書きながら墜落睡眠。
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「2012」と「エンタの神様」

2010-03-13 23:35:31 | 映画

2009年11月21日(土)

T医大内科へ行った後、夫と待ち合わせて、
「2012」を見る。

けっこう笑えた!

あまりにもあまりなんだもの。

内容に触れます。

2012年のアセンションというと、
船が沈没するとか、
隕石が落ちるとか、
氷河期が来るとか、
そういう災害とはケタが違うイメージがある。

ここまでケタはずれに規模が大きい天変地異だと、
じたばた逃げる気にならないでしょう。

宇宙規模の変動が来たら、
今までの人生に感謝して受け入れちゃうでしょう。

なんか家族単位で助かろうとするのが、すごく違和感あった。

母親の恋人なんか、ただかわいそうなだけだった。

いつのまにか復縁しちゃうの!?

相手があまりにも大きいのに対して、やってることがなんだかちっちぇえ!

そんなのも含めて大笑い。
夫は泣いてたけど。

ド派手な映像はすごく楽しめました。

エンドロールに、
【スーパーバイザー:クリス・ウェルズ】
と出てきたけれど、単なる同姓同名なのか、あのクリスなのか。

クリスから連想して思い出すのもナンだが、
今夜の「エンタの神様」
珍しくところどころおもしろかった。

ここ数年のエンタは「おもしろくない」の代名詞になってる。

でも、ちゃんとおもしろい人を出せばおもしろくなるんだ。

なんで見てて腹がたつ人ばっかり出すんだろう。

次長課長河本はすばらしい。

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テアトル・エコー「お手を拝借!」再び

2010-03-13 23:30:57 | ミュージカル

2009年11月20日(金)

夫と恵比寿で待ち合わせて、
テアトル・エコーの「お手を拝借!」を再び観に行った。

今日も加藤拓二さん、受付にいた~。
偉いな、いっつも手伝ってるな。

「事実」を知った上で見ると、
1幕ですでに、そういう状況だ!

気づかないもんだ。

ところどころ粗い部分も見えた。

安西さん登場前後に、小宮和枝さんが1人で説明するところなど、
全員が並んで聞いているだけなのが、ちょっと苦しいし、
それに対するコメント発言が、
「そのコメント、こっちの役じゃなくて、あっちの役が言ってもいいよね」
みたいな感じがいくつかあった。

でも、あちこちでいい台詞がキラキラ光っているのも事実。

ラサール石井って凄い。
(敬称をつけずに語ってしまうのは、先輩として認識したことがなく、テレビに出ている人としてしか見ていないからだ)

今日、安西さんの車椅子を押して来たのは、島田敏さんだった。

これ、日替わりなのか?

根本くんが観に来ていた。
娘の同期の、ピンキーとコウちゃんも。

スセリさんにも会った。

田中真弓さんと舞台やるらしい。

チラシで、
NLT「三億ぽっちでどうなるもんかよ」を上演することを知った。

懐かしい。
観たい。

しゅうちゃんが20代の頃の芝居だ!

後藤さんの息子さんが観に来ていた。

いつも恥ずかしそうに、誇らしそうに、お父さんを見ている顔が印象的だ。
きっと自慢のお父さんなんだろうな。

理加さんと少しお話して帰宅。

夫も、すごく楽しかったそうです。

それにしても熊倉さんは魅力的。
いつまでも舞台に立っていてほしい。

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