7/27 久米さん 恩蔵さんの話を聞きながら
恩蔵さんのお母さんは65歳でアルツハイマー型の認知症になった。
脳科学者の親が認知症になるかと思いそうだけど、
なるんだ。
気になったのは前頭葉という記憶の中枢が傷ついてというのなら、
物理的に傷つくのを想像するのだけど
治せないものだろうか?
薬はあるらしいけど、仕組みを知りたかった。
お母さんの著者がおかしいと思った例でいうと
洗剤を買いに行って、洗剤を買い忘れてきた というのが印象的だった。
でも、今でも朝彼女を玄関で見えなくなるまで見送るような習慣は
続けられている。
彼女が記憶か何かのことでお母さんに質問したら、お母さんは怒った。
だけど、インフルエンザの予防注射かで医者に行ったとき
医者が何か困ることはと聞いたら、あっさり問題を言って
そこから専門病院に行って、お母さんはと彼女とお父さんの前で
アルツハイマー型の認知症だと医者に言われた。
ほっとして? 彼らはむしろ明るくなった。
この辺の心境がよく想像できない。
聞いているとお母さんはその後、悪化しているように聞こえなかった。
私の母と比較しながら聞いていた。
母はツルさんの子だからボケないといつも言っていた。
ツルさんって彼女の母の名前だ。
ボケなかったと思う。
死ぬ数日前に「私のために生きたいけど、もう駄目」と言ったっけ。