8月9日(日)27/36℃
還暦大学生
今朝のTVコラムでイタリアで94歳の爺さんが無事大学を卒業したというニュースを見ていて思い出した。
そう言えば会社を引退後、還暦で大学に入り「スポーツ医学」を学んだことがあった。 今までの経歴とは全く縁も関係もないのだが、リタイアしたものの何をしようかと思いながら、何かヒントを探し求めた。
そして全く初めての大学へ願書を出して入れてもらった。
ところが初日から面食らったのが当然ながら学生たちは息子たちより若く孫に近い。 独り可笑しな爺ジイが教室にいるな? と思ったに違いない。
しかしまさか学生と思わず、何処かの研究者か教授の聴講かと思ったらしく、みんな礼儀正しくお辞儀をしてくれるので恥ずかしかった。
更に初日の教授も私を見て当初はビックリしたようだが、自分の専門について研究を深めるのだろうと勘違いされたのか?
・・・#$%&を研究されてるのでしょうが、しばらくは基礎研究ですがご辛抱を・・ と言い訳に来られ、こっちが恐縮し弁解すら忘れ、学生にはそういうことになってしまった。
図書館や学生食堂でも、学内を歩いていても、みんな学生たちは丁寧にお辞儀をしてくれるので 同じ学生だとは誰も思ってもらえず困った。
自分の年齢を否応なしに見せつけられた感じだった。
それでも還暦学生は何とか授業について行ってたものの、いよいよ専門分野になるとやたら英語が出てきて、現役の学生は簡単でもサッパリわからず困った。
教授もいよいよ自分の専門を教えられると張り切ってるようだし、自分はそんな知識もないし迷った。
当初よりボタンの掛け違いで最後まで躊躇したが、そんな自分の姿勢と態度を反省し、事情を説明し残念ながら途中でやめた。
でも会社経営のストレスとプレッシャーから引退し、久しぶりの学生生活を少しでも味わえたものの、ここはどうやら学ぶにしても齢相応の 「市民老人大学」 辺りが適当なようだな・・ トホホ!!
・大学の還暦学生目立ちすぎ
・青春を同じに過ごせるハズもなし
・爺と孫 同じ机で学ぶ夢
・齢応に老人大学似合ってる 頑爺
南公園の花壇にて シニアボランティアの方々 暑いのにご苦労様です!