幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

頑爺のMy 自由五七五句 ⑬~⑯

2022年03月05日 | 頑爺のMy 川柳
My 自由五七五句 2016〜

・急行が来たけど普通に乗っていく
・電車待つ人を観察暇つぶし
・ジジババが向き合い歩く医院前
・腹を割り 本音話してまたこじれ
・老い二人 急に抱き合う 震度八
・歳とったな 同級生の合言葉
・男には不能 無能が罵詈(ばり)ことば
・箴言に夫婦は愚痴(ぐち)の吐け場なり
・老いたれば傲慢偏狭なに悪い
・ええ女ええ男とも弱みあり

・人柄も賞味期限があるらしい
・ケイタイに大声怒鳴る人がいて
・バカにすな怒声の爺へそれ返す
・こんにちは声掛けすれば案山子さん
・お婆さん呼んで振り向きゃお爺さん
・最後には花咲爺じいで死にたいな
・暖かい布団の中が至福なり
・過疎地でもバス停あれば街出れる
・雪の上イノシシ足の乱舞跡
・雪の上 雲上歩く気分なり

・山歩き 足腰鍛えボケ防止
・冬枯れに残り柿食う野鳥かな
・急な雪 囲碁の黒目が白くなり

・山歩き また会った人そっぽ向き
・ニュース先ず都会の雪を大げさに
・山頂で小さな悩み吹き飛ばす
・道教え教えた人に道を聞く
・ドングリも大小ありて背比べ
・休日は大きな顔して家を出る
・山歩き 生きているぞとセルフ撮り
・小雪どき小川お喋り春近し
・寒山で幸せを知るホッカイロ
・山柿に食べごろ来たと鳥の群れ

・頂上で下界の場所にある想い
・山歩き近いトイレは藪の中
・山歩き図書館で会う同じ人
・水ぬるみ木陰の草も顔を出す
・遠くからヒヨドリ騒ぐ山ガール
・杉林 枝すり合わせ花粉まく
・キセキレイ尾っぽピクピクヒコ太郎
・山の中 時々クシャミこだまする
・紅梅を見上げる顔に雪が舞う
・誉められて いい気になって恥さらす

・風呂敷に夢を広げてしまらない
・洗うたび いい日旅立ち髪流れ
・饒舌と無口二人で酒を飲む

・古傷と向かい合うから認め合う
・一言で物知り顔の鼻が折れ
・珈琲のお変わりできる店探す
・速足と遅足二人けつまずく
・憧れの隠居爺ジイになったのに
・聞き違い 思い違いに取り違い
・黄砂舞う 髪に栄養与えるか
・老い先はナビ検索で解るかな
・内緒だが娘の歩き方オレに似る
・句ができた されど手元に紙が無い

・書きものを探す間に句を忘れ
・性格を夢で知らされ納得す
・メタボ腹 大黒様へあと少し
・大クシャミ これは花粉か黄砂かな
・もの言えば唇痛し口内炎
・夜桜としっぽり濡れる色気なし
・芋食えば腹が鳴るなり放ラッパ
・配色を熱帯魚から教えられ
・頭の中 耳鳴り虫を飼っている
・雨桜 見上げるオレは濡れ落ち葉

・雨降れば集めて速し下水道
・久々に晴れ間見上げてハックション
・認知症全て忘れていいかもね

・スマホ見るこれは俺には魔法かな
・いつまでも掘り起こすなよ古い傷
・先逝くは必ず俺と決めている
・思い出と年金だけの老い暮らし
・グータラは煽てられると腰を上げ
・匂うわよハゲより怖い加齢臭
・老いた耳 いいように聞き解釈す
・防災の変換文字は忘妻に
・ヘソクリを持ってみたいな隠すほど
・ミニ服に目玉飛び出し引っ込まぬ

・並ぶ靴 小さな靴がデカイ口
・待合で一句思いて一人笑み
・拘り症 こだわりとれば頑固だけ
・煽てられ その気になって飛び降りる
・喧嘩すりゃ 過去の火の粉が降りやまぬ
・外嵐 雷響き横イビキ
・昔事 思い出違いかみ合わぬ
・思い込み思い違いのよじれ糸
・一言に万も返りて言いそびれ
・生き甲斐は欲と絡まり生き辛い

・絵を描きてモネの気分の至福どき
・断捨離に想い出服が捨てられず
・老い老いと言えば言うほど老い感じ



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