長寿荘の 地元からぎゃらりーに
京友禅を 飾ってくれることになりました。
義父の介護の合間に染め、
義母が認知症が始まったので
5年をかけて 仕立て上げた
思い入れのある作品だそうです。
手提げバックと草履と帯と袱紗、
染めている最中に、
義父が目を盗んで外に出かけてしまい
捜索騒ぎになったため、
染め斑ができてしまい、
斑を避けて作ったもの。
手提げバックと草履は
京都の友人にお願いしたそうです。
子供用の甚平は、
いらなくなったワイシャツで作った。
振袖は、娘さんのために 手描き。
正絹だけにしか染まらない染料だそうです。
介護の合間に苦労を紛らわすために作った数々の作品、
今でも義母を看ているが、
染めに打ち込んでいる時間や
小さい着物や小物を作っている時間、
とても楽しかったそうです。