やまない雨はない

生業はWEB製作、趣味は映画鑑賞。
記事は私情で支離滅裂・自虐でぼやく。

急性アル中は怖い

2005-12-18 15:55:00 | 日記
12月も半ばを過ぎると当然のように忘年会も増える。
そこで気をつけたいのは「急性アルコール中毒」というやつ。
金曜日の夜に某ホテルで会社の忘年会。
1次会も無事に終了し、メインイベントの2次会。
他の宿泊客からのクレームの中、年の瀬の宴は次第に盛り上げって行く
そこで約一名のバカがボージョレーヌーボ(ワイン)殆ど1本に近い量を
「一気飲み」、当然のようにその後急に気分が悪くなってトイレに直行。
鍵をかけて入ってるため空けることができないまま1時間以上が過ぎて・・・
そのうちトイレに入ってること自体を誰も気づくことなく
殆どの人が寝てしまった頃(23時すぎ)にふと・・「あいつはまだトイレ!?」
トイレの鍵をこじ開けてドアを開けたら、真っ青な顔のバカが
そのままドアごと倒れ込んできた。
瞬間「死んでる?」と思ったが、倒れて仰向けになったとたんに
ワインレッドの嘔吐と異臭、下着もパンツも何故かももひきも赤ワイン色
に染まっていた。
年は38才、独身
何度呼びかけても反応無し、万一のことがあってはと思い
救急車を呼ぶ、そん時の時刻は夜中の12時を過ぎていた。
付き添っていった救急車の中での呼びかけにも反応無し。
救急医療センターに着き、治療(点滴2本)。
点滴が終わる頃には体を動かすようになり、医者からは
もう大丈夫だから「連れ帰ってください」と言われて
車に乗せて3時間ほど前まで盛り上がった忘年会会場(ホテル)へ
連れ帰って、自分がベッドに入ったのは3時をすぎてました。
翌朝の本人は何があったのか全く記憶無し。
幸せな人でした。

その夜の救急医療センターには他の急性アル中もいました。
そのと付き添ってきた大学生が医者に聞いてました。
「こんなことで救急車を呼ぶという判断は正しかったでしょうか?」と。
そう、中には死に至る人もいるくらいだから、正しい行為です。
急性アル中は圧倒的に20代前半の人が多いようですが
38才の人は珍しい・・・自制がきく年齢ですからね。

当の本人は意識がないからそのまま死んでもいいでしょうけど
介抱に当たったこちらの苦労も理解してほしい。
と言っても記憶のない人に、この思いはどう響くのでしょうかね。

バカ!
コメント
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