身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんの声、その44"昇華"「ほうせんか」、「まつりばやし」、「永久欠番」

2018-10-06 00:27:00 | 中島みゆきさん(声)
強力な台風が日本列島を縦断していったと思ったら、また、巨大な台風が、、、(-_-;)

被害にあわれた皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

今度の台風だけではなく、今までの災害で被害にあわれた方、皆さまが1日も早く普通の生活に戻られることを祈っています。

これから、台風が向かう地方の皆さま、くれぐれもお気をつけくださいませ。m(._.)m

さて、私も何か、色々ありまして、ご心配やら、励ましやらいただきまして、本当にありがとうございます。(^^)v

続けてもいいというコメントも、本当に嬉しかったです。(^^)v

それでも、気持ちの整理がつかず、書くことが恐いという状態が続いておりました。

そんな時、「ほうせんか」について、ある方と意見交換する機会があったんです。

その際、
"この曲のラストの音の変化、ほうせんかが、弾けて空に飛んでいくような『抜け感』が好きだ"
と語っているうちに、これを書きたいという欲求が、、、ふつふつふつと。

恐がって何も書かないのは、悲しい。

好きなものを感じたまま書きたいと。

で、初心に戻って、"みゆきさんの声"です。

そういうことですので、好き勝手な妄想にお付き合いくださいませ。f(^_^;

「ほうせんか」?どのアルバムの曲?って思われる方もいらっしゃるかと思います。

「ほうせんか」は、シングル「おもいで河」(1978)のカップリング曲(当時はB面)でした。

オリジナルアルバムには収録されていません。

アルバム「Singles」(1987)のディスクⅢに収録されています。

ほうせんかが、弾けるような軽やかな歌声のこの曲は、1977年に30代で早世したSTVのディレクター竹田健二氏への追悼歌だと言われています。

こすぎじゅんいち氏は確信(?)を持って、「魔女伝説」に書いてます。

何より月刊カドカワ1992.11号に、
『とある友人への追悼の意味も少し含んでいます』
という、みゆきさんのコメントが載っているので、追悼の意味のある曲なのは間違いないでしょう。

実は、先に書いた意見交換も、「追悼」という話からはじまったんですよ。

竹田健二氏は、松山千春さんの育ての親と言われている方です。

松山千春さん、みゆきさん等々、その頃北海道で活動していたアーティストは、みんなこの方のお世話になっていたそうです。

そんな追悼の意を微塵も感じさせない、軽快なメロディと澄んだ明るめの歌声。

A面の「おもいで河」が、イントロから泣いてる(マンドリンかな?)のとは、対象的ですね。

何も知らなければ、軽めの失恋ソングだと思ってしまう。

実際、最初に聴いた時はそう思いました。

『少し含んでいます』だから、それでよかったのかな?

ちゃんと聴くと
『♪ほうせんか 空まであがれ
あの人に しがみつけ』
ですから、やっぱり"含んでます"よね。

そんな風に軽い失恋ソングと思いながら聴いていたのに、妙に沁みるなあと感じる曲でした。

澄んだみゆきさんの声が、妙に沁みるんですよね。

そして、ラストの
『♪あの人に しがみつけ
あの人に しがみつけ~』

最後に、弾けたほうせんかが、空まで飛ぶような、"抜け感"が気持ちいいんです。

この音の変わるラストの
『♪あの人に しがみつけ~』
に、すっかり魅せられてしまいました。

前にも書きましたが、このラストを歌いたくてカラオケでよく選曲します。

同じ言葉なのに、音が変わることによって、印象が変わる。

見える風景が変わる。

詞が注目されるみゆきさんですが、この曲を聴くと、詩ではなく歌として伝える必然を感じます。

と、こんなことを書いていると、他にも思い当たる曲が浮かんできました。

「まつりばやし」(「あ・り・が・と・う」1977)
と、
「永久欠番」(「歌でしか言えない」1991)
です。

「まつりばやし」は、50代前半で亡くなられたお父様への追悼歌だと言われています。

真偽のほどはわかりませんが、これまた、前述の「魔女伝説」で、こすぎじゅんいち氏が"書いてます。

「永久欠番」も、突然亡くなったスタッフへの追悼だと言われています。

「永久欠番」に関しては、何かに詳しく書いてあったか、みゆきさんが何かの折に話されていたような記憶があるのですが、発見できませんでした。(^^;

出典を見つけましたら、またご報告します。m(._.)m

そんな追悼歌だと言われている2曲は、
「ほうせんか」と同じようにラストで音が変わります。

まず、アルバム「あ・り・が・と・う」の「まつりばやし」(1977)。

不思議なんですが、私には第一印象から、何となく少し俯いて歌っている感じがする曲です。

俯きがちに、ギターを弾き語るイメージですね。

あくまで、「あ・り・が・と・う」収録の「まつりばやし」へのイメージなんですが。

それが、
『♪もう 紅い花が 揺れても
もう 紅い花が 揺れても
もう 紅い花が 揺れても~』

ラスト、音が上がるところで、顔を上げるように聴こえるんです。

『♪も~』

顔を上げて、空を見上げる気がします。

この曲より後に発表されたのが、
「ほうせんか」(1978)です。

そして、一言ずつ噛み締めるように歌われる
「永久欠番」(1991)。

ギリギリ感情を抑えたような歌声から、徐々に溢れてくる思いへと変わっていく歌声。

『♪宇宙(そら)の掌の中
人は永久欠番』

力強い『♪永久欠番』。

その後のリフレイン。

『♪宇宙(そら)の掌の中
人は永久欠番~』

優しく、少しか細い歌声から、色々な感情を巻き込んで昇っていくような力強さへと変わる圧巻のラストにシビレます。

追悼と言われている3曲は、悲しみなどの色々な感情や思い出をラストの音の変化で"昇華"させているような気がするんです。

追悼なので、"昇天"の方が適切かもしれませんが、ただ天に昇るということではなく、色々な感情や思い出を受け止めて解き放つようなイメージで、タイトルも"昇華"としました。

この3曲以外にも、追悼歌だと言われている曲はあります。

そんな追悼歌全てに当てはまることではありません。

また、音が変化する曲は他にもあります。

なので、あくまで、私の妄想で、こじつけです。

ただ、
"見上げて、弾け飛んで、巻き上がる"、そんなこじつけを聞いて欲しくて書きました。

消した"月イチ"への追悼っていうと大袈裟ですが、それも
『少し含んでいます』(笑)

こじつけは、これで終わりです。

「夜会」のファンクラブ抽選、いかがだったでしょうか?

私は、なみふくは全滅でしたが、でしなみの第2希望が当たりました。

第2希望なのですが、仕事との兼ね合いを考えると少し厳しいので、それまでに仕事が落ち着くこてを祈っているところです。(^^;

応募の時から、状況が激変して、毎日悲鳴をあげています(TT)

2月まで続くとは思いたくない、、、(-_-;)

「夜会」と言えば、今回、あたるちゃんはライブと重なるので、無理みたいですね。

匠さんは、出演されるような気がするのですが、どうでしょうね。

葉子さん、千晶さんコンビは、復活するのでしょうか?

事務局の立ち上げが、待たれますね。

また、例年なら秋のこの頃は、NEWアルバムや映像盤の話題で持ちきりなのですが、、、(-_-;)

今年は、2ヶ月遅れだと思った方がよさそうですね。

月イチで、レコーディングをしていたような話はされていたので、アルバムが出ないことはないと思うのですか、、、(*_*;

それとも、あれは、倉本先生の新作用なのでしょうか?

月イチがないと、何となく心もとないですね。

最終回で、みゆきさんが言われてたように、
"これからの予定は、オフィシャルサイト"、しかないですね。

小まめに、オフィシャルサイトをチェックしなきゃ。

長々と、すみません。f(^_^;

こんな私ですが、ボチボチ書いていきますので、よろしくお願いいたします。(^^)v

お読みいただいて、ありがとうございます。(^^)

では、また。(^-^)

コメント (10)
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