身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

アンケートの3曲とピアノのある風景

2019-12-30 10:16:00 | 独り言&みゆきさん
「ダ・ヴィンチ」のアンケート募集が終了したので、アンケートについて書いてもいいかな?、ということで。f(^^;

このアンケート、本当に悩みました。

書く前に散々悩み、やっと書く覚悟が決まったのが、25日深夜。

書いたものを残したかったので、スマホではなく、パソコンに向かったのが、日付の変わった頃。

パソコンの横には、ちゃんと参考図書(オフィシャルデータブック2013年版と歌詞集)を置いて、準備万端。

しかし、いざ書き出してみると、スムーズに進まない。
 
特に、3曲目が二転三転。

最後のみゆきさんへのメッセージまで書き終えた時には、夜中の2時を回っていました。

これで、眠れる!と、「送信」ボタンを押すと、非情にも「時間切れ」のメッセージが、、、(TT)

もう一度、一から入力しないといけない、午前2時。(ノ゚ー゚)ノ

ね、眠い、、、(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZ

しかし、締め切りは27日9:00。

この9:00が、AMかPMかわからないので、26日中にはアンケートを送信したい。

時間が経ったら、また一から悩むかもしれないし、寝不足で寝落ちして書けないかもしれない、、、。

何より、今なら一度書いているから、手早く書けるだろう、と再チャレンジ。

それでも、3曲目で悩んでしまって、、、。

さっき、送信する間際まで、もう一つシックリきてなかったので、やり直すなら、もう一度考えたくなったんです。

でも時間がないので、テストさながらに、先に書けるところだけ(3曲目以外は1回目と同じ)書いて、悩んだ末に、前とは違う曲を書いて、送信。

ドキドキしましたが、今度はちゃんと受け付けてもらえて、やれやれ。(^。^;)

さて、最終的にどの3曲にしたか。

アンケートの答えをバラすのも、何なんですが、何をどう選んだかを残しておきたくて。

備忘録ですね。

まず、選んだ経緯から。

最初、漠然と3曲と言っても、選びきれないなぁと、困ってしまいました。

それで、自分なりの基準を設けることにしたんです。

あくまで、私基準。

せっかく、ブログなんぞと言うものを書いているのですから、その中(みゆきさんの声と言葉)から選ぼうと。

しかし、これでスンナリ選べるわけでもありませんでした。

どれも、それなりに思い入れがあって、やっぱり悩みます。

一番思い入れがあるのは、何か?

考えた末、1曲目に、"みゆきさんの声"から、このブログを書く原点になった
「テキーラを飲みほして」(「予感」1983)。

"サビの『テキーラを飲みほして テキーラを飲みほして』の少ししゃがれた歌声が、好きです。
ガナリほど強くない、しゃがれ具合が、愛しくなる曲です。"と。

2曲目に、"みゆきさんの言葉選び"から、私がみゆきさんに惚れてる一番根底にあるものを考えて
「誰だってナイフになれる」(「夜会VOL.8 問う女」1996・映像盤1997)。

"「刀で切った傷は薬をつければ治せるけど、言葉で切った傷は薬では治せないんだよ」
みゆきさんのご両親のお言葉です。
無意識に放った言葉が刃になることを自覚しながら、それでもなお、「私は言葉に対する憧れがすごく強いんです。」と言うみゆきさんを尊敬してます。
加害者になりうることを自覚して、そこから目を背けない凛とした姿勢に、一番魅かれるんです。"と。

この1曲目、2曲目が1900年代の曲だったので、3曲目はできるだけ新しい曲を選ぼうと、オフィシャルデータブック(2013年版)発売以降の曲から選ぶことにしました。

アルバムでいうと、
「問題集」(2014)、「組曲(Suite)」(2017)、「相聞」(2018)の3枚。

「India Goose」(「問題集」)、
「氷中花」(「組曲(Suite)」、
「アリア-Air-」(「相聞」)で悩むことに。

悩んだ末に、最初は、歌声の変化が劇的な
「氷中花」(「組曲(Suite)」)を3曲目に選びました。

三幕劇のような歌声の変化の見事さを理由に。

しかし、アンケートなので長々書くわけにいかず、かといって、短くまとめると、この曲の凄さが伝わらない、、、と迷ったあげく、結構長尺な理由を書いたんですが、送信できず。

ただ、あまり上手くまとめることができなかったという後悔もあったので、この部分だけは再チャレンジできて良かったと思えるところでした。

で、もう一度書こうとした時に、本当にこの曲を3曲目にしていいのか?という根本的な疑問が。

しかし、深く考えている時間もないし、3曲目は、後回しにすることにして
「夜会」、コンサートの印象に残ること、思い出へ。

是非とも、映像化してほしいという願いを込めて
「2010年-2011年 中島みゆき TOUR 2010」。

"みゆきさん、和ちゃん(杉本和世)、唯子(坪倉唯子)、三人揃った「二雙の船」。
「Nobody is Right」の『正しさゆえの戦争を説く』。
そして、「時代」のアカペラ。
このコンサートで鳥肌がたったポイントです。"
とし、映像化してほしいと訴えたのでした。

次のテレビ、ラジオの印象に残ること、思い出は、中島みゆきという人が、本当に愛しくなったラジオ番組
「ミュージックマガジン 金曜日(1978)」。

"今のような流暢な喋りではなく、ボソボソと、でも、一生懸命話されているみゆきさんに心撃たれました。
どこか危なっかしくて、年下なのに守ってあげたくなるような感じがして、この頃から、保護者目線になったような気がします。"

そして、最後にみゆきさんへのメッセージは、みゆきさんへの感謝を込めたラブレター。

ラブレターなので、これは割愛します。

と、他のアンケートを記入しているうちに、私の中で好きな3曲なら
「氷中花」より、「India Goose」の方がしっくりくる気がしてきて。

もう一度悩んで、3曲目は自分を鼓舞したい時によく聴く
「India Goose」に変更しました。

"『小さな小さな鳥の列が~』の少し弱々しい歌声から、サビの『飛びたて 飛びたて』の力強さへ、絡め取られ、震いたたされる感じが好きです。
優しく励まされ、でも、最後にはお尻を蹴られるような感じが、自分を震いたたせたい時に、聴きます。"

書いていて、アンケートの誤字を発見してしまった、悲しい。(TT)

というわけで、私が選んだ3曲は、
「テキーラを飲みほして」、
「誰だってナイフになれる」、
「India Goose」
でした。

「ダ・ヴィンチ」と言えば、前二回は、糸井重里氏との対談がありましたが、今回もあるのでしょうか?

今まで、結構、突っ込んだ話をされているので、お二人の対談があれば、より楽しみなんですが、どうなりますか。

話は変わりますが、前回「週刊現代」に
「いま日本人で天才って言えるのは誰だろ」
という記事が掲載された話を書きました。

「第1回 誰が天才か会議」を開いて、有識者16名の評価を数値化したら、みゆきさんが1位になった、という話です。

何かそれを見てから、私ごときが、こんなブログで、みゆきさんについて、あーでもない、こうでもないと書いているのは恐れ多いことだと思えてきたんす。 

今さらなんですが、、、(-_-;)

「ダ・ヴィンチ」のアンケートを書いてる時も、その思いがありました。

それでも、書かずにいられないんですね。 

それでも書こうと、思ってしまうんですね。

そんな時、あるデパートの地下入り口前に人だかりができているのに遭遇したんです。

そこからは、ピアノの音が。

期間限定で、
「ご自由にお弾きください」と、
ピアノが置かれていて、それを腕に覚えがある方が弾いているようでした。

音楽に無知な私が聴いても、かなりお上手な方でした。

私もそうですが、かなりの人が、演奏に引き込まれて足を止めていましたから。

そんな弾き手は、何人もいるようで、順番待ちの人がいると、スムーズに入れ替わっているようでした。

後ろ髪引かれる思いで、デパートに入り買い物して出てきたら、心なしかピアノの音が変わっている気がしたんです。

勿論、曲は変わっていたんですが、曲が変わっただけでなく、音の雰囲気も変わったような気がして、覗いてみると別の方が弾いていました。

楽器って、弾き手によって、感じが変わるんですね。

音痴で、無知な私にもわかるなんて、と変なところで感動したりして。f(^^;

このピアノが置いてある場所は、私の通勤路なんです。

なので、ほぼ毎日、少し足を止めてピアノに耳を傾けていました。

何回か、同じ方が弾かれているのに遭遇しましたし、小さい姉弟が連弾してたり、凄く上手い小学生(たぶん)がいたり、誰かが必ず弾いているんです。

で、私が聴いた人は皆、大変お上手でした。

足を止める人も多く、演奏が終わると、皆、満足気に拍手をしていました。

それに、照れながら応える人、満面の笑みでお辞儀する人、皆、嬉しさ溢れています。

練習の成果を、大勢の人に聴いてもらえて、拍手までもらえるんだから、嬉しいでしょうね。

不特定多数の人の前で演奏することなんて、普通ないでしょうから。

ミニリサイタルですね。
 
私たちも、生の演奏を聴く機会なんて、そんなにないですものね。

だから、弾き手も、聴き手も、幸せそうなんですよ。

音楽って、偉大ですね。

それを見ていて、そのピアノとブログって、同じかもしれないなと、ふと思ったんです。

自由に弾けるピアノも、自由に書けるブログも。

場を与えてくれている点では。

私は、ピアノの弾き手の方々みたい上手くはないけど、それでも足を止めてくれる人がいる。

時には、リアクションしてくださったり、コメントまでくださったり。

本当に、凄く嬉しいことです。

夢のようなことですね。

恐れ多いと思いながら、書きたくてしょうがない、そんな欲求を叶える場を与えてくれているんですから、gooblogさんに文句ばっかり言ってたらダメですね。

例え、
"JASRACとの交渉は進んでいません。
止まってます。"
と、5ヶ月経ってから返事がきても。(笑)

ピアノのように、期間限定でもありませんしね。

gooblogさん、ありがとうございます。

そして、何より、お読みいただいてる皆さま、本当にありがとうございます。(^^)v

年末のご挨拶は、改めて。

では、また。(^-^)

コメント (2)
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