春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

バウヒニア フォルフィカタ

2018-09-06 | 樹木
マメ科のバウヒニア属、安行地区で咲いてます。樹木の花として馴染みが
薄いですが、赤紫やピンク、白色など熱帯の花ですが、国内でも今の時期に独特な花と香りを、漂わせ咲いてくれます。
インドシナ原産と言われ熱帯地域に栽培され、樹高が6m位になり、枝が枝垂れ今の時期に咲き目立ちます。











    

新宿御苑内にも2本存在いたします。






    


バウヒニアにも種類があり、沖縄や南西諸島には白色や赤紫の花も咲かせます。 名称が葉の形が羊の蹄に似てることから
羊蹄木の名称が付けられてます、竹富島のジャングルに生育してる羊蹄木です。









  

バウヒニア属は葉が独特なハート型の形をしてますから、すぐにわかります。







アデニウム 2

2018-09-05 | 多肉植物
ふっくらと肥大した根元、八方に延びた枝、ユーモラスなフォルム
個性的なアデニウムは多くのファンがいます。 借り温室内で花を咲いてくれてます。 自生地がナミビア、アラビア半島を中心として
砂漠地帯で、通称、砂漠のばら、とも言われ、水はけの良い土を鉢に入れて、風通し良く。土を乾燥気味に育てれば、元気良く
育ってくれます。 異国の地に咲く花を自宅で見られる、興味ありませんか。












冬の管理をしっかりすれば、自宅でも栽培が出来ます、小さな鉢に入る
アデニウムは窓際に置き、乾燥気味に冬を越させて天気の良い日に土の表面に冠水をわずかにして
冬を越します。 春先から新芽を出し始めます。










長い根塊を伸ばし上段に枝を茂り葉をつける
アデニウムは8年前にバンコクの友人が送ってくれたものですが、いまだに花を咲かすことが出来ません。
今ではアデニウムはタイの国が交配を作り出し、生産国では№1と言われてます。


東南アジアの国々では、庭先や寺院などに大鉢に入った、アデニウムの素晴らしい株を見ることが出来ます。















樹木  実 2

2018-09-04 | 樹木
樹木たちの実が大きくなり、風に揺れてます。
台風接近の1週間前から撮り続けてる、実をわずかですが載せてます。色づき前の実です。


ホオノキの巨大な実、樹木の花の中でも最大の花,葉も最大。両者ともに見事です。





花の美しさは一瞬です。4月の開花。





    

タイサンボクの実、樹木の花の純白と大きさでは、ホオノキの花と双璧です。花の香りも酔わせてくれます。




5月の開花




   

両者の落下の実です。





今の時期見逃せないのが、ベニバナトチノキの実


 


  

秋口に白実の皮に包まれるナンキンハゼの実は、落下して踏みつけるとバリバリ音がしてすぐにわかります。
この音が晩秋の季節を感じさせてくれます。






  

最後に小さな実ですが、季節が進み、冬空に真っ赤に色ずく、クロガネモチの実。





 

埼玉、今猛烈な風です。雨は降ってません。 帰宅をいたします。











チランジア

2018-09-03 | 多肉植物
安行地区の花キ部門にチランジアを飾り付けた菱形格子の板塀に
キアネア、(花アナナス)のチランジアが花苞を伸ばして来ました。チランジアを鉢植えにして飾り付けてから2年目、
そのまま飾ってるのもありますが、極めて色艶もよく、生育してます。


鉢に入ってますが、ミズゴケに包んでます。長く吊るすのは良くないので。









チランジアは多くが木や岩などに絡み付いて生きてゆく着生植物で、根から
水分を吸収させるよりは、葉に付く繊毛に(トリコーム)霧吹きなどで水分を与え、十分に吸収させることが大切です。
よく見ると繊毛が多数見えます。 今年の猛暑には多くのチランジアに大量の水分を与えました。







    


代表的なチランジアを並べてみます。コットンキャンデー、パープル  コットンキャンデー、ピンク  ジュンセア
、ハリシー   最後はコットンキャンデー





チランジアの生育は水分補給を毎日行うことが栽培の大切な要素です。水などには付けません。


台風が上陸するので、外の鉢物を屋根付の店舗前にすべて入れ込み
終了です。 今年は何度も繰り返された光景。今回は猛烈な風が吹く、とても心配です。 埼玉、夕方とても天気が良く、雨も降ってません。
風も吹いてません。









実生苗、鉢植えに サボテン

2018-09-02 | サボテン
実生苗、2~3年ものサボテンを実生床から小さな鉢に、植え込み
消費税込み150で業者に渡す。全部引き取ることで最初は200でしたが、書き直し。サボテンは商売でないので値段下げ。ノトカクタス、その他、マミラリア種の改春丸、雪夢丸、
青王丸、金貢丸、永春丸、高崎丸、美形丸、金毛丸、エキノカクタス、金シャチなどなど植え込んで、約200鉢超え、すべてを外注先に渡しました。 実生苗は売り物としては作らず、実生床2面を、そのまま手渡した苗床も含みます。昔からの知り合いの業者さんで、大切にしてくれると思います。
栽培の楽しみだけで、借り温室内においてましたが、増えすぎて整理をする手前、春先に購入者が決まり、これで安心しました。






実生床も便利な床があり、小さな苗を入れてから、管理が楽になり昔の手間のかかる作業から、少し開放されてます。

 
 


     


 
        

長く作り上げたサボテンの小苗は台風が来る前に、秋口に本日嫁入りをいたしました。

種から作り上げる実生苗と違い、大株からカキ子を噴出し、それを取り
培養土に植え込み。大きく育てるやり方もあります。 親株の写真、すべてエキノプシス属。






      

サボテンには単体で巨大な株になる種がありますが、芯えぐりをしなくても、回りから数百のカキ子
を吹くサボテンもあります。暑さが残りますが、成長点が動き始めました。





サガリバナ科、ゴバンノアシ

2018-09-01 | 樹木
板橋ドームの中で花に出会うことができない、サガリバナとゴバンノアシ、
どちらも夜に咲く花で、早朝に花を落とします。 3日前に開園と同時に入ることができ、落ちる前の花を
見ることができました。  碁盤の脚 名称が面白く果実が4稜有り碁盤の脚に似てる、その由来です。











花弁が白く、雄芯が赤く多数ありとても目立ちます。噴出すようなシベが最大の特徴。サガリバナ科の常緑高木で
日本では八重山諸島にわずかに生育してます。 サガリバナは花を下向きに、ゴバンノアシは花を上向きに咲かせます。
すでに前に来たときは、サガリバナが多数、花茎を垂らし蕾を付けてましたが、すべてが終わってました。




      

現地沖縄のサガリバナ、下向きですね。


  





サガリバナの花言葉は、(幸運が訪れる)と言われてます、花を愛でる人は再びこの地で出会う
と言われ何十年前でしたが、それ以後何度も南西諸島に訪れるようになりました。





埼玉は今日もこの時間帯はカミナリがなってます。 9月の始まりです。後4ヶ月。