春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

白式部 紫式部  実

2018-09-14 | 樹木
白色の実 紫の実 今の時期、小さいながら目立つ
長く楽しめる、地植えや鉢植え、強健な苗木、さらに耐寒性、耐暑性、すべてをかねそろえる。
どちらも水分を沢山好み、乾燥を強くさせると葉が枯れだします。 実、色艶も増すにはこの時期は多めの潅水です。

シロシキブはムラサキシキブの変種です。紫は安行地区に地植えなど、多くが見られますが
白は数が少なく、鉢植えにされて、 売りに出されてますが、すぐに買い手がつきます。












     



      

朝から雨が降り続いてます。今日は事務所で待機中です。


樹木 実 3

2018-09-13 | 樹木
樹木たちの実を見かけるようになって、数週間、最初は大きな実が
判別できましたが、季節の流れでここに来て小さな実も目に映るようになりました。

モミジバフウ。多くが公園樹や街路樹に多く利用され秋が深まると紅葉して、緑から赤のグラデーションになる。
スズカケの木に間違いやすいですが、幹もゴツゴツ感があり、すぐに判別しやすいです。
実は特徴があり、この時期は上空を良く見なければわかり難いです。 数多くの種子が集まるユニークな形をとります。










      





クヌギの実、山野に自生して人々の生活の中でも見かける、ドングリの
中で一番親しみやすく大きな、通称オカメドングリ、

葉も特徴が有り先が針のように尖りすぐに判別できます。大きなドングリの実と、受け皿のような帽子みたいな(殻斗)カクトも
存在感があります。






     

ナツメとストロベリーツリーも小さいながら実を付けてるのを確認してます。 




  




  

今日の早朝は風が冷たかったですが、日中は蒸し暑かった安行地区。
帰宅の準備です。これからも続く予定あり。訪問感謝です。











ケヤキの巨樹 34 樹齢500年

2018-09-12 | 巨樹
調神社境内の外、浦和県道と脇道の交差する場所に樹齢500年、幹周り7.4m 樹高28m
のひときわ目立つケヤキの巨樹の姿を見ることができます。 何と数十年見てきた幹コブが落下してます。 幹にひどい傷跡が見えてます。
去年見たときは幹コブに、結束バンドが占められ、落ちないようにさらに黒シートをかぶせ、雨を防いでましたが、驚きました。



幹コブが落下して幹に大きな傷跡を残しました。
下の写真が去年の撮影で、大きさが1m以上もあり巨大なコブで、下の人面コブが苦しそうな表情を見せてます。
ケヤキの巨樹には、多くの幹コブが発生いたします。地中のバクテリアが幹に入り、繁殖するにつれてコブを作り
巨大化してケヤキと同化して大きくなります。 本来は根元に繁殖しますが年数をかけて、上部に上がってゆきます。
そして2次コブを作り上げるのです。











ケヤキの多くがコブを発生いたします。特有のコブで防ぎ様が難しいと言われてます。その場所から腐ります。
樹医曰く、表面を剥ぎ取り、接着塗りをする、この方法もあると言われてます。今までは黒の保護シートが覆われて見られなかった幹の
側面が見られ、これほど大きな腐りがあったとは驚きました。下の写真。 



     




埼玉県庁には、緑自然課があり、早急に対処を試みると聞いてます。 














ケヤキの巨樹、巨木林 調神社

2018-09-12 | 樹木
さいたま市浦和区に有る、調(ツキ)神社の境内には数多くのケヤキの巨木林が
見られます。これほどの数が境内の中、それも見上げるほどの巨木が存在いたします。調神社を簡単に説明します。難しいことは省きます。
建立は925年、祭神がウサギさんです。 入り口には狛犬ではなく狛兎です。 また手水舎の清めの水を出すのが、本来は龍ですが
調神社はウサギ様です。  多くの方が頭をなでるので、磨り減ってます。 ツキと言われることから勝負事の神とのことで
多くの人が参拝します。 またパワースポットの場所で、ケヤキの巨木に手を添える参拝客の多さも目に付きます。

境内の場所場所でケヤキの巨木を撮影してみました。 久しぶりの参拝です。










入り口の両脇の狛兎。






手水舎の巨大な祭神も兎を表してます。うらわ区でかつて建設工事をするときは必ずこの調神社に
安全祈願のために工事関係者の多くが参拝をいたしました。完成のときもやはり同じでした。 






本殿です。




            


根廻の巨大さなどが長年の生き抜いてた証です






埼玉県の県木はケヤキです。 日本一のケヤキの街路樹が18キロに続く浦和から所沢街道、
や社寺仏閣の参道の両脇の樹木も埼玉では多くがケヤキが植栽されてます。











駅中、花売り

2018-09-11 | 植物、花
ここ数年の間に、駅の改札口の大きな場所に
花売りが目に付くようになりました。 埼玉県内でも京浜東北線で。大宮、浦和、川口駅構内で切花プラ桶に入れられた
多くの花々を見かけます。 安行地区花キ部からも業者さんに、太田市場、北足立市場、鴻巣市場からの搬入の切花を
買ってもらってます。

営業時間帯が10時から夕方の4時前の通勤通学時間をはずしての営業です。 現在国内の花キ市場は縮小してきてる
のが現状です。  人の流れが多く、安く、売る工夫をして、廃棄率を少なくすることが、花屋の生き残る道と
前々から言われてます。  昨日駅中の配達を久しぶりに頼まれて、浦和構内に配達をいたしました。









県庁所在地の浦和駅は東、西、駅ビル建物の新築が終わり駅前が綺麗に整備されました。

 

手軽に購入して、値段も安いのが購入者にとっては魅力的です。鉄道会社も
構内の一部を貸して、幾らかでも収入を増やしたい、そんな試みです。 ただし駅中の店舗の花屋さんは?
太田市場からの切花の値段と変わらないのが有り、少々驚いたのが現実です。



     


今がオリエンタル、リリーのカサブランカが多くの花屋さん、駅中でも
とても目立ちます。 生産地日本一は埼玉県です。鴻巣の市場からの配達品です。駅中の花売り業者さんは各地に
有り、さらに全国展開を目指してます。 安行事務所。



  



ボンベイケイトウ 

2018-09-10 | 植物、花
鮮やかな色彩を見せるボンベイ種、数年前から見ることができ
エッジの色が多種多彩。バリエーションも沢山あり、品種が改良され、鶏冠の大きさ、色艶、1ヶ月も花瓶に
入れて楽しむことができます。

ボンベイケイトウ 赤





肌色に近いピンク色でエッジが黄色に変化した、セロシア





アスカセレクト華ピンク、ピンクオレンジの見事な色合い。





安行地区でよく見かける鶏冠の大きなケイトウ。










秋の長雨、季節の変わり目の雨ですね。





白花曼珠沙華

2018-09-09 | 植物、花
安行地区にある名刹、興禅院は建立400年の古いお寺様。
この寺の名称は、花の寺として名が知れ渡り、御住職が自ら花々を植え込み、境内の剪定も行い、われわれ業者もお手伝いをしてます。
春夏秋冬の季節の流れの中で、境内は夏が終わりに近づき、秋の気配が漂い始めました。

白花曼珠沙華が本堂の近くに咲き始めました。 入り口の石畳の参道脇には彼岸花も咲き始めてます。数が少ないですが
お寺に咲く彼岸花、風情があり、季節感が漂います。











安行花街道の前の入り口から遠く山門までの石組みの参道を
歩いてみます。脇にはヒガンバナが咲き始めてます。山門をくぐります。



   

山門を通ると、アメリカ芙蓉の花が咲き、遠くの石灯篭の近くに白花が見えてます。
五色幕が本堂入り口に掛けられ参拝の人を迎えてくれます。 本来は法要や花祭りなどの大祭に掛けられますが
興禅院では一年中、本堂前に掛けられてます。




       







風の強い日でしたが残暑は残りますが、花々から季節の移ろいを教えてもらいました。


 

エキノプシス交配種

2018-09-08 | サボテン
独特な色合い、しべの状態は異質な感じですが、花の
大きさは直径6センチ、花弁も裏側に多くを反り変えることなく、扁平に咲く交配種、長野の交配士の傑作、見事です。
巻きつくオシベはぐるりと円を描き、メシベは中央から少し飛び出し、下の部分にはオシベを多数配置、理想的な受粉の形。
サボテン品表会で多くの人が褒めた、交配種の最高傑作と言われてます。














開花は同時間帯でしたが終焉は午前中の10時頃と聞いてます。







花サボテン サンディー

2018-09-08 | サボテン

長く咲いてくれてたロビビア、ロビエンシス、ロビプシス、エキノプシス
などの交配種の花サボテンが蕾を持つのが僅かで、終わりが近づきました。 晩春のころから3次咲きの各種も蕾を上げてきましたが、そろそろ最終です。

ロビエンシスの交配種、単体株を大きくして、名称サンディーは昨日の午後八時ごろから咲き始め、次の日の午前八時には花を閉じました。この時期は
湿度が高いために、すぐに花弁が付き合わせ、花を閉じてしまいます。 短い開花でした。今回で3回目の開花でした。





左はエキノプシス交配種の新作、2度目の開花です。




午後8時ごろに蕾を開き始める。


  





        


9月になり休眠中のマミラリア属が成長点を動かし始める、さらに
白刺が真っ白になり来年の春までに株を充実させて花の準備を始めます。 毎年の繰り返しですが、サボテンは季節に敏感で正直です。
3種はマミラリア属、姫春星。



  

先ほど天気予報では来週の後半では多くが30度を下回る予報が出てました。



根巻き苗、移動日

2018-09-07 | 樹木
毎年、安行花キ部門の大きな敷地に、年3回に分けて樹木の移動
が行われます。 9月が2回目の移動日で55区画の敷地に、50社の造園、庭園業者さんたちが、抽選で決められた敷地に、樹木を
移動する。 この場所を借りて、樹木を並べ、多くのお客様が安行のこの場所に来て花々や樹木を購入します。
前に入り口近くを当てた業者は、今度は離れた場所の敷地が割り当てられます。 入り口近くはかなり売り上げは良いです。


お決まりのように樹木には麻布と麻紐で根を包む作業がこの場所で行われます。 根に土が絡みそれを麻布に包む作業は
技術を要します。 とても難しいです。 今年は何とか包むのが時間は、かかりますが合格ラインです。





根を巻く麻布は土中に入れると約4ヶ月ぐらいで分解いたします。
そのままですと、その場所で根を張り、樹木を取り出す時に大変な作業となるので。根が張る前に4ヶ月に1回すべてをほりあげるて、麻巻きを
して移動を行うのが通例です。  





大きな根廻はグレーンで持ち上げて作業を行います。 すでに土の中に半分埋まり、完了です。
見る限り見事な熟練の技です。今では見かけ無くなった藁巻きはこれを巻ける人はわずかです。相当難しいと言われてますが、
残念なことに藁がすでに手に入りません。 購入した苗木に麻巻きがされてれば、そのまま植えてください。巻きを解いて
植え込まないように。




完了の敷地やこれからの場所、今年は台風接近で大雨などで、作業が遅れ気味です。


        



業者さんたちは自分の土地を持ちその場所で商売をしてますが、安行地区の花キ部署の敷地に植栽して
多くを見てもらい、直接取引ができます。窓口は広いほうが商売はやりやすいです。

業者の方で北海道出身の人がいます。  被災地の皆様、お見舞い申し上げます。1日も早く復興が進むことを祈ってます。 安行地区一同。