心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

アベノミックス・消費増税に抗して  今、庶民の経済的感情はどこに!(2015/3/5) -1

2015-03-05 16:19:53 | 歴代の消費税増税政策問題

今回は角度を変えて切り込んでみたいと思います。

 

ママ友の家計の悩みや

ママ友同士の中での家計の悩み事、相談事。

職場での家計の支出などで

今までと違った愚痴、口論、相談事が沸き起こっていることがある。

 

家計では支出が、昨年以来大幅に支出がアップし、

夫婦げんか、口論が急増しているようだ。

 

実はスーパーやコンビニ、生協などでは

商品価格が大幅にアップしているにも関わらず、

ご主人の給料は実際には一向に上がっていない、

もしくは極僅かしかあがっていないからだ。

 

職場での現れ方は、

パートやアルバイトが増え、正社員が減らされたり、

正社員の給料が減らされている。

 

あるいは、

社員は増えたが残業が急激に減って総じて収入が減っていたりする。

 

どこの家庭も、政府の表向きの景気動向は

お花畑賛美の声で、巷は満ち溢れている。

インフレ価格、実質価値など関係なく数字だけが踊っている。

 

その為矛先は

家庭へ内向きに向けられてしまうのが原因だ。

 旦那の働きが悪い。能力がない。

甲斐性なしの夫とのレッテル貼りが進むのだろう。

 

とにかく、

生活が立ち行かなくなるので嫌でも「妻も共働きに駆り立てられる」。

 すなわち此処でも家庭でひと騒動起きている。

 

また、

職場でも今の時期は物入りの時期だ。人事異動たけなわの時期だからだ。

新入社員歓迎会や退社歓送会や、異動歓送会が頻繁にあちこちで沸き起こっている。

 

すると、

やれ一人当たり4千円、否5千円がいい、とか言った些細なことで

口論が湧き起こる。

更に歓送会にさらに3千円にする。一人当たり5千円にはしたい、

というような口論、論争が巷におこっているのである。

 

そこまではこれまでもあまり変わらないのだが

それがこれまでと違って、「深刻な騒動となっている」のである。

 

実は、5千円、1万円という金額は家計を預かる主婦にとって

「たかがそれくらいで」というわけにはいかなくなっている。

 

20歳半ばから50歳前後くらいは

食い盛り、育ちざかり、高校・大学進学控えの子供たちがいて

食費、教育費、衣料・医療費、と言い出せばきりがないほど

消費増税やインフレ政策で価格が大幅にアップした商品が

次々出てくるのだ。

 

特に塾通いに毎月一人当たり2~3万円の月謝は大きい。

子供が2~3人いればそれに比例する。

二人で4~6万円、三人で6万円~9万円も。

 

その為、

職場でそういう会で飲み食い、お祝い品を簡単に支出できるほど

悠長な生活ができなくなっているのだ。

そういう家族の主婦は当然、目が血走ってくる。

仲間同士の喧嘩、口論につながるのだ。

 

夫は職場でノルマでいじめられ、

家に帰れば

妻や子供たちに詰め寄られれば立つ瀬がなくなる。

どこに救いを求めるのだろう?

 

目が内に向かい、

原因の政府の金融政策や増税政策。

政党の政策の是非に目が向かないのだ。

 

感情的には

仲間や夫に怒りが向き、

その根本に目が向かないという嘆かわしい

状態に矛盾、対立は向かっていく。

この笑っておれない状態が今の我が国の現実なのだ。

 

 

 

 


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