goo blog サービス終了のお知らせ 

心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

法人税5%減税の余波!-2

2010-12-26 16:13:26 | 政治経済予測と政策の在り方&政策立案

 

 

この減税で歓迎される方々は

株主投資家の方々でしょう。


それも

国内向け製品の、

生産企業への投資家ではなく、

資本の海外向け投資家は

これで弾みをつけ

株が値上がりすると

喜ばれていると思いますね。


株主利益の税率も

減税のまま据え置かれるようで、

更に法人税の税率引き下げで

株主資本利益率が上がるので


海外からも

短期的な利ざやを稼ぐために

殺到する可能性があります。


長期的な投資は控えるでしょう。


というのも国内の内需拡大は、

近い将来の消費税率アップによって

国内需要は更に落ち込むことなどが

 

予想されるため、

どこで金融資産のミニバブルが

はじけるか分からないからです。

 

5%下げが決まるやいなや、

経済界ではもうはっきりと

「声」があがっています。


「雇用の増大は望めない」と。

 

これまでの統計などを

詳しく見ても分かります。

今は年俸1500万円以上が

数十万人くらいしかいないとのことです。


  そこに億万長者が密集し、

国民所得の

大きな割合を占めているとは?


 逆に年収200万円以下の人々が

1000万人を越えているということは

如何に大多数が消費力を失い、

かつかつの生活を

強いられているかということを

如実に示しています。


これも日本企業が経営している

国外企業に出て行けば(日本を捨てる?)

ある程度裕福に暮らせる可能性も

ないではありませんが?。



 たとえ国内の賃金と同じでも

貨幣価値が東南アジアなどでは

1/10以下の国々が

大半なので生活だけを

考えれば考え得ることです。


 現に今でも年金生活者などで

海外に出て行かれる方は

結構増えているそうです。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 翻弄される日本丸!ー3 | トップ | JR学研都市線 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治経済予測と政策の在り方&政策立案」カテゴリの最新記事