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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

鎌倉熱再燃

2022-03-28 | 独り言



はい、好きなのです、鎌倉が。

好きになったキッカケは何と言っても1979年放送のNHK大河ドラマ『草燃える』だ。
それまでは歴史の授業でサラッと触れただけで、さして興味も湧かなかった。

ところが、だ。
『草燃える』は………

…と、また昔話を始めると長くなるし、誰の興味も引かないと判っているので割愛w。


今年のNHK大河ドラマは『鎌倉殿の13人』。
時代背景に興味があるので、放送前から期待していた。

唯一気になるのは脚本が三谷幸喜って点だ。
ドタバタしたコメディは大河には不似合いだろうに。
彼が手掛けた大河ドラマ『新撰組』は全く観てない。
けど、『真田丸』は何故か充分楽しめた。

さて、今回はどう転がるか。
鎌倉好きとしては実に気になる。


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じゃん、始まりました。
って、既に12回も放送されているので今更感は否めないけど、気にせず続ける。

はい、これまでのところは楽しんで観てます。
大泉頼朝にはアチコチに『どうでしょう感』を発揮させ、もうこれは「三谷幸喜が遊んでる」としか思えない場面が幾つも。
他のキャストもギャグをかますし、「そりゃないだろ」ってシーンも多々。
これが多過ぎると嫌気がさすがのだが、これまでは許容範囲。

今後、大泉頼朝が幕府を立ち上げ、やがて死に、次いで小栗義時が主役らしい働きをすれば、これまでの笑いを抑えて引き締まってくるだろう。
それを期待して今後も観るのだ。

って、今回のメインテーマは大河ドラマではない。
『鎌倉殿…』に触発されて『鎌倉熱』が再燃したって話だ。

番組Twitter絡みで知った『鎌倉歴史文化交流館』では、北条氏に関する企画展が開催されている。
これを是が非でも観に行きたい。

鶴岡八幡宮境内には『大河ドラマ館』なる施設があり、『鎌倉殿…』関連の展示で人気を博しているようだ。

こうなったら『鎌倉国宝館』も観ておきたいし、ついでに『KAMAKULAX』も訪れたいし、長年恋焦がれている北鎌倉駅前のいなり寿司の老舗『光泉』も忘れちゃならない。

あー、まだ他にもあるのだけど、欲張り過ぎは無茶に通じる。
オマケに足腰が弱っているし、そんなに歩けないでしょうにw。

体力に応じたコースを考え、桜の季節を終えて人出が一段落した頃に出掛けよう。





【借用画像】
2010年3月10日未明に吹き荒れた大風の為に倒れた『隠れ銀杏』。
その倒木から出た新芽を脇に植えたのだが、すくすく成長を続けているとの事。
二代目との再会、これもまた楽しみだ。









初・吉野梅郷散策

2022-03-28 | 散策



2009年、日本で初めて『プラムポックスウィルス』が見つかり、2014年にはすべての梅の木を伐採した『吉野梅郷 梅の公園』。
これはとてもショッキングな出来事だった。

その後、『吉野梅郷復活!』の報を待ち望んでいたのだが、再植栽された梅の木がまだ小さいながらも健気に花を咲かせているとのTwitter情報を得て、仕事の定休日を調整した上で青梅線に乗り込んだ。

【吉野梅郷が復活するまでは、地元の公園の梅林に加えて、裏高尾の梅林などを散策しておりました】

さてさて。


青梅線の下車駅は『日向和田』。
恐らく初めて降り立った。



先ずは駅前で散策地図を確認。
自動改札脇に「ご自由にお取り下さい」と並べてあった梅まつりのパンフも手に取る。

さぁ、『梅の公園』までは歩いて15分ほど。
天気もまぁまぁ良いし、のんびり行きましょう。

多摩川の橋を渡り、吉野街道へ。
更に歩を進めると…


おー、前方に見えて来ましたな。


『梅の公園』入り口。

では、園内へ、


ふむ、こんな梅が咲いているのだね、

やはり高い所から全体を眺めたいので、高台の東屋(3ヵ所あったかな)を目指して歩く。


1本1本を間近で眺めると綺麗に咲いてはいるのだけど、こうして眺めるとやはりスカスカ感は否めない。
再植栽からまだ日が浅いから仕方ないのだけれど。


1番奥にある高台から俯瞰してみた。


陽の当たる斜面ですくすく育て❗️。


しかし、これらの木が大きくなるには何年掛かるのだろう?。


それぞれの梅には名札が付いているが、品種には拘りなし。


桜もそうどけど、やはり白い梅に惹かれる。


この角度からの眺めが良かった。
奥に東屋が見えるね。



梅の他にも色々咲いていたが、この黄色の『サンシュユ』が際立っていた。


おっと、『スイセン』も。


ふむ、昔はこんなに見事だったのだね。
この姿に戻る事を願っている。


枝垂れ梅も。


下に降りて来た。



去り際の1枚。
名残惜しかった…。


散策ルートにはあちこちに道標が。
助かります。


『岩割の梅跡』。
説明を読んだけど、良く判らずw。


そう、『ミツマタ』もアチコチに。
こんなにじっくり見たのは初めてかも。



『即清寺』とな。


古いなりの趣きが。


『吉川英治記念館』はスルー。
なんせ『宮本武蔵』も読んでないからね💦。


さぁ、散策も終盤に。
吉野街道をテクテク歩き、多摩川を再び渡る。
そう、最近になって高所が苦手になったのだ。
お尻がムズムズして、足がすくむ。


青梅街道まで戻ると…


こんな古びた書店を発見。
『多摩書房』ですと。
店頭には新刊雑誌が並んでいた。
何とも興味をそそる佇まいだが、帰りの電車の時間が迫っていたのでやむなくスルー。


帰路は『二俣尾駅』から青梅線。
午後の早い時間に帰宅出来たので、その後はゆったり。



いやぁ、初めての『吉野梅郷』、一度はウィルスにやられてしまったけど、地元の方々の努力で復活していた様に感激。
また5年後位に訪問しますかね。



【本日の1枚】