ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

夏の思い出・川原の竹似草

2015-09-05 | デジカメ散歩&ウォーキング
   夕焼けのその先の空あなたいて髪ゆらす風 しばし佇む    千葉市 安元 治子

    9月2日の産経歌壇 小島ゆかり選一席のお歌です。
    ゆかりさんの評がとてもよかったので載せておきます。
    <夕焼け空の向こうへ行ってしまった人への相聞。「あなたいて」と思う心ゆえに、
     髪をゆらす風にさえ、あなたの気配を感じるのだ。ほのぼのと切ない一首。>
    この評を目にしたら自分の感想など書けなくなってしまいます。
    つれあいを亡くした友からその淋しさを幾度も聞いています。
    ぽっかり空いてしまった穴を埋める事はできないでしょうが、
    悲しみはこんな素敵な歌を詠ませてもくれるのですね。

  


 夏の川原へ竹似草を見に行った時の画像です。秋になれば枯れ色の実に変わって来ます。。。

     竹似草はケシ科 タケニグサ属

 花後に付く長楕円形の実を振ると音がすることから“ささやきぐさ”と、情緒ある呼び名もあると言う。





  



   
  川原の荻やオオタデなど・・・小鳥の姿も♪
         

コメント (6)
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