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中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)の第2回首脳会議が
28日、キューバの首都ハバナで開幕しました。
議長国キューバのラウル・カストロ国家評議会議長は
開会演説で、米国による通信傍受・情報監視活動を
批判するとともに、中南米カリブ海の各国が戦争を放棄する
「平和地帯宣言」を行うことなどを提起しました。
カストロ議長は、昨年明らかになった米国家安全保障局
(NSA)による各国元首や国際機関などを標的としたスパイ
活動について「国際法と諸国家の主権の明白な侵害」と指摘。
諜報(ちょうほう)機関の活動によって戦争が引き起こされる
可能性があることに強い懸念を表明しました。
そのうえで、中南米カリブ海地域を「戦争と、武力の行使
および行使の威嚇を永久に放棄する平和地帯と宣言することを
提案する」と訴えました。平和地帯内では、加盟国間の
意見の違いを「国際法の諸原則に基づいて、平和的な手段と
交渉によって解決する」と説明しています。
今回の会議の中心テーマは「貧困・飢餓・不平等とのたたかい」。
カストロ議長によると、中南米カリブ海地域における
2012年の貧困層、極貧層の割合はそれぞれ28・2%、
11・3%です。
同議長は、貧困削減で一定の前進はあるが、
その速度は「遅々としている」と語りました。
カストロ氏は、貧困や飢餓の問題の解決のためにも、
非識字率や就学率を引き上げるなど国民の教育水準の向上が必要だと主張。
各国首脳が、それを実行する「政治的意思を持たなければならない」と指摘しました。
首脳会議は29日まで。
最終文書やテーマ別の諸決議を採択するとともに、
1年交代の新議長国を選出します。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-30/2014013007_01_1.html
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個人的な恨みで日本共産党を蛇のように恨み続けるK・M氏はキューバを
「一党独裁・党治国家=他政党禁止・人権侵害の政治犯罪国家・政党」と語る。
人権侵害の政治犯罪国家が中南米同盟の議長国として
大国に抵抗し戦争を禁じ貧困を撲滅しようと投げかけている。
他方で、積極的平和主義と称して軍拡を推進する日本。
この差は一体なんなのだろうか・・・・・・
セラック(中南米カリブ海諸国共同体)とは、
2011年12月2日、ベネズエラのカラカスで正式に発足した同盟で、
アメリカに対抗し平等な国際秩序の構築などを目標としている。
おそらく、今の日本のソコソコ左翼(=コソコソ右翼)が
かつて目指していた夢を最も体現した共同体ではなかろうか?
歴史的にラテン・アメリカは欧米に侵略され続けた大陸だった。
そのためか、冷戦が終わった今も彼らの資本主義と大国に対して
戦い続ける意思は衰えることがない。アメリカが大国である限り
彼らは紆余曲折を経ながらも抗い続けるのだろう。
実を言うと私は、次の風はラテン・アメリカで吹くのではないかと
考えている。かつてこの風はロシアから吹き、世界中に抵抗の
息吹をもたらしたが、組織や国家は純血であらねばらならないと
信じる人間たちの手によって窒息させられてしまった。
だが、風は止むことがない。日本の左翼がとっくの昔に
捨ててしまった信念を貫き通すだけの気概が彼らにはある。
カストロ兄弟もまもなく世を去るのだろうが、
キューバはベトナムや中国のように市場主義を取り入れたり
あるいはロシアや東欧のように欧米化してほしくない。
ベネズエラはチャベスが亡くなった後も、
幸い、ニコラス・マドゥロが彼の意思を継いでくれた。
キューバもまたカストロの遺志を継いでくれる人物が
現れるのを願うばかりである。
中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)の第2回首脳会議が
28日、キューバの首都ハバナで開幕しました。
議長国キューバのラウル・カストロ国家評議会議長は
開会演説で、米国による通信傍受・情報監視活動を
批判するとともに、中南米カリブ海の各国が戦争を放棄する
「平和地帯宣言」を行うことなどを提起しました。
カストロ議長は、昨年明らかになった米国家安全保障局
(NSA)による各国元首や国際機関などを標的としたスパイ
活動について「国際法と諸国家の主権の明白な侵害」と指摘。
諜報(ちょうほう)機関の活動によって戦争が引き起こされる
可能性があることに強い懸念を表明しました。
そのうえで、中南米カリブ海地域を「戦争と、武力の行使
および行使の威嚇を永久に放棄する平和地帯と宣言することを
提案する」と訴えました。平和地帯内では、加盟国間の
意見の違いを「国際法の諸原則に基づいて、平和的な手段と
交渉によって解決する」と説明しています。
今回の会議の中心テーマは「貧困・飢餓・不平等とのたたかい」。
カストロ議長によると、中南米カリブ海地域における
2012年の貧困層、極貧層の割合はそれぞれ28・2%、
11・3%です。
同議長は、貧困削減で一定の前進はあるが、
その速度は「遅々としている」と語りました。
カストロ氏は、貧困や飢餓の問題の解決のためにも、
非識字率や就学率を引き上げるなど国民の教育水準の向上が必要だと主張。
各国首脳が、それを実行する「政治的意思を持たなければならない」と指摘しました。
首脳会議は29日まで。
最終文書やテーマ別の諸決議を採択するとともに、
1年交代の新議長国を選出します。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-30/2014013007_01_1.html
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個人的な恨みで日本共産党を蛇のように恨み続けるK・M氏はキューバを
「一党独裁・党治国家=他政党禁止・人権侵害の政治犯罪国家・政党」と語る。
人権侵害の政治犯罪国家が中南米同盟の議長国として
大国に抵抗し戦争を禁じ貧困を撲滅しようと投げかけている。
他方で、積極的平和主義と称して軍拡を推進する日本。
この差は一体なんなのだろうか・・・・・・
セラック(中南米カリブ海諸国共同体)とは、
2011年12月2日、ベネズエラのカラカスで正式に発足した同盟で、
アメリカに対抗し平等な国際秩序の構築などを目標としている。
おそらく、今の日本のソコソコ左翼(=コソコソ右翼)が
かつて目指していた夢を最も体現した共同体ではなかろうか?
歴史的にラテン・アメリカは欧米に侵略され続けた大陸だった。
そのためか、冷戦が終わった今も彼らの資本主義と大国に対して
戦い続ける意思は衰えることがない。アメリカが大国である限り
彼らは紆余曲折を経ながらも抗い続けるのだろう。
実を言うと私は、次の風はラテン・アメリカで吹くのではないかと
考えている。かつてこの風はロシアから吹き、世界中に抵抗の
息吹をもたらしたが、組織や国家は純血であらねばらならないと
信じる人間たちの手によって窒息させられてしまった。
だが、風は止むことがない。日本の左翼がとっくの昔に
捨ててしまった信念を貫き通すだけの気概が彼らにはある。
カストロ兄弟もまもなく世を去るのだろうが、
キューバはベトナムや中国のように市場主義を取り入れたり
あるいはロシアや東欧のように欧米化してほしくない。
ベネズエラはチャベスが亡くなった後も、
幸い、ニコラス・マドゥロが彼の意思を継いでくれた。
キューバもまたカストロの遺志を継いでくれる人物が
現れるのを願うばかりである。