昨日は本因坊戦の予選で知念かおり五段と打ちました。
私の黒番。
1図 白△と受けられたところ。ここで悩ましい。
2図 気持ちとしては豪快に黒1から全体を攻めたい。しかし右下方面でさばかれると得るものが無い気がする。
白4などと打たれても白△が働いてきそう。右上も封鎖されると白Aが先手になってくる。地味に痛い。
3図 なので女々しいかと思いつつも実戦では黒1と進出。辛い(つらい)ではなく辛い(からい)と信じる。
しかし中央の△2子はどうしよう・・・実はこの進行を選んだのは、この後にとある手が魅力的に写ったからなのですが・・・
4図 実戦進行 黒7が黒1と打ったときから打ちたかったツケ
5図 実戦進行続き 白8から10の切りが最強の反撃。黒も11と返してここから乱戦に。
大乱戦でしたが最後はなんとか勝ち。
189手完 黒中押し勝ち 残り黒32分15秒 白1分
面白い碁ですね! どこまでやるんだという。
最後の流れは見事ですが、どこが勝負の
分岐点かはわかりません。 形成判断より
気合い優先?
お互い気合優先した雰囲気もありますね。