Colors of Breath

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COLORSも17年目。

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皇帝ダリヤと売れ残りペットの交錯

2010-12-21 20:11:16 | 20.日記&独り言とか




今月初めの天気の良い日だったかな。
ぶらりと近所を散策中に出会った皇帝ダリヤ。

畑の脇の道路際だったので、できるだけ近くに寄ったけど、
とても背が高くて、かなりズームしても思うようなアングルが掴めず、
おまけにそよぐ風に大きな花が思いの外首を揺らしピントが定まらず。



 

 

12月も未だ咲いてるなんて、今年はやっぱり暖かいのかな?
なんて、過去記事を見ると、昨年(2009年)は撮影日が1週間ほど早かった。
昨年は11月26日にアップしています。→皇帝ダリヤ 
2008年は12月18日ですが、結構長い期間花が楽しめるということでしょうか?

初めてあの花を目にした時の衝撃と感動は大きかった。
目が釘付け…龍宮城で乙姫様を見た浦島太郎の気分でした。
この世の物とは思えない美しさに暫しその場に縛られ、
天女が姿を変えたに違いないと思ったほどでした。
ある意味、蓮の花の美しさ以上に神々しく感じてしまいました。

でも、流石人間様。おそらく園芸のヒット商品として目をつけたか。
翌年はこれでもかと言わんばかりにブースに苗が並べられていました。
光沢のある葉物野菜のようなその光景はちょっと異様なほど。

初めてその植物を目にした人は、果たしてどんな印象を持ったのか。
小さな写真はあっても魅力を伝えるには全く意味をなさない。
皇帝ダリヤの美しさや優雅さや存在感は伝わっていないんだろう。
そこを通った人達の目にはただの得体の知れない緑の植物で、
特に足を留める人もいないし、覗き込んでもすぐに立ち去るばかり。
そのうち日が経てば大半が枯れて売れ残って…、そんな想像が頭を過ぎる。

後日、随分後にブースを覘いた時、実際殆ど売れずに、
可愛そうなほどしょんぼりと萎れて枯れかけていた。

何だか人間って本当に勝手だなあ…ふとそう思った。

その瞬間、ペットビジネス(繁殖と売買)とダブって切なくなった。
ぴょんを保護して、子猫の期間の短さを痛感した事が重なったんだろう。

植物だから、『売れ残った→枯れた→当然のように廃棄』という流れでも
余り痛みは感じないけれど(生産者は違うのかもしれない)、
ペットなんかの生き物だったらその先どうなるんだろうか。

例えばぴょんが売れるような猫だったとして、売れる期間が過ぎたら、
売れ残った一部のペットは繁殖用に回されると聞いた。
そうじゃない愛玩動物たちはどうなるんだろう?

命を買う人、命を売る人、命を繁殖させる人、遡るに連れて、
命が軽く扱われていくように思う。
命を所有するその生き物の体が大きくなればなるほど、
命が軽く扱われていくように、世の中は生きにくくなって…。

何かが変で、どこかが変で…


思考回路が混乱してきたので、皆様に丸投げします。
(アタイの頭じゃまとまらんichii、この場から逃走


 


威嚇しあっていたのが、
ご飯の時は3匹並んで食事するまでに進歩。

猫ダンゴもそう遠くはないかな

ぴょんはピョングコング、ピョジラ、ピョンダムに変身するので、
みんなにうるさがられています。笑

 

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