Colors of Breath

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山菜注意!ウルイ(ギボウシ)とバイケイソウ

2018-06-26 18:15:14 | 13.写真(虫出没いちい島中継)


(写真は他サイトより借用)
既に何か月か経つのですが、旅先の道の駅で山菜「ウルイ(オオバギボウシ)」の種を購入しました。
近頃、山里の方の道の駅では春先にはよく店頭に並ぶ山菜です。
そのものは見かけますが、種が売ってるのはとても珍しかったので思い切って購入しました。

それはタラノメ、コシアブラ、ワラビ、フキノトウ、行者ニンニク等が並ぶ山菜コーナーの一角にありました。
ウルイ(オオバギボウシ)の種の植え方や収穫後の調理説明等を印刷した紙と共に小さなビニール袋に入って、一袋だけあった気がします。
勿論、他の山菜の種もあった気はしますが、記憶が定かではありません。

購入したものの植える時間がなくて、買ってから暫く野菜の種等をしまっている引き出しに放り込んで、すっかり忘れていました。

植物が芽吹くよい気候になり、プランターがひとつ空いたこともあり、何かを植えようと引き出しを見て、その種が目につきました。

ウルイ」はシャキシャキしつつぬめりと甘味のある美味しい山菜なので、一般的にも人気です。
割とどんな調理をしても美味しく食べられる山菜です。
珍しい種でもあるし、植えてみることにしました。

「ウルイ」は実家の沢にも生えてたし、実家の裏の井戸端にも生えてて、たまに宅急便で送られてくることもあります。
子供の頃からその姿を目にしてよく知ってることもあり、説明書は種を植えてすぐに廃棄しました。

美味しい「ウルイ」が収穫できる日を楽しみに、毎日水遣りしました。
そしてたくさんの芽が出てきました。
その様子は、ぱっと見、記憶の「ウルイ」と違わないように見えました。
見るからにグリーンサラダにしてもおいしそうに見えましたが、勿体なかったのでもう少し大きくしてから収穫することにしました。
(今、思うと、この時に収穫しなくてよかったです。

ところが育つにつれて、何だか私の知ってる「ウルイ」と様相が違って行きます。
「ウルイ」はチューリップの葉の付け根の柄を蕗のように5㎝~10㎝長くしたような感じです。
ところがプランターのは、露草のような葉の付き方をしています。

これがプランターに生えて来たもの。






この時点では、こういうウルイもあるのかなあとあまり気にせず、3分の1くらい収穫しました。
葉が笹の表面のようにざらざらとしていたのが気になりましたが、後で炒めものにしようと取り敢えずビニール袋に入れて冷蔵庫へしまいました。
因みにウルイは葉の面がつるっと滑らかです。
(調べて分かったことですが、ウルイによく似た毒草のバイケイソウはザラザラしているそうです。)

しかしながら何かが引っかかります。
どうも腑に落ちません。
田舎育ちで、割と山菜のことは見ているし知っている方だと思いますが、「ウルイ」と名が印刷してあったあの植物↑、どう考えても見たことのないものです。
(1枚目の写真と見比べて下さい。)
春になると産直店の陳列棚を飾る数々の山菜たちの中に、私は未だに一度も目にしたことのない植物です。

ネットであれこれ検索しました。
そして辿り着いた結論は…まさかの、毒草である「バイケイソウ」。
でもそれとも何となく違うように見えるのは、うちのプランターの土が栄養不足だったからでしょうか?
バイケイソウとコバイケイソウは芽吹き時はウルイにとてもよく似ていて、春にはよく誤って採取され、食中毒を起こすそうです。
うちのプランターのも生えて来た時は疑う余地がないほどよく似ていました。

左縦列がウルイ(オオバギボウシ)で右縦列がバイケイソウ&コバイケイソウ







花を見れば分かると思い、数本だけ残して育成していますが、コバイケイソウは数年に1度しか花を咲かせないそうです。

もう一度、うちのプランターの写真を貼ります。


下の写真の右のものと、何となく似てませんか?
(でも、違うようにも見え、確信は持てません。)

バイケイソウ&コバイケイソウ 毒草です。重篤な場合死に至らしめます。



ウルイ(オオバギボウシ)食べられます。とても美味しい山菜です。


こうして見ると、プランターに植えたものはコバイケイソウに似てますが、似てると言うだけで全く同一かというと何となく違うようにも見えます。
食べてみるわけにはいかないので、何とも言えません。

勿論、得体の知れないものなので、食べるのはやめました。
芽吹いたすぐのものをがっつりお浸しで食べる気満々だったので、危機一髪です。

あの種(タネ)、何か月も前のことで買った場所の記憶もなく、他にも在庫があったのか、他にも購入して植えた人がいるのかどうか、確認する術もありません。

ニラやノビルと間違えて水仙を食べたり、セリとドクセリを間違えたり、タラノメをウルシと間違えたり、秋には毒キノコを間違えたりと、色んな食中毒を耳にします。
又、人から頂いたものを信用して口にしたために起こったりします。
最近は店頭に並んだ商品でもたまに食中毒の事故が起こったりします。

今回の件で、正しい情報をしっかりと自分で確認して、少しでも疑いがある、確信の持てないものは口にしないと学習した次第です。
しかし、いや~こんな事ってあるんですね。

余談ですが、山菜だけでなく、樹木やガーデニングの草花でも毒を持つものも多いです。
水仙然り、夾竹桃やランタナ、朝鮮朝顔なども有毒です。
食品ではありませんが、小さいお子さんがママゴトに使ったり、切り花をペットが口にしたりしかねないので、どうぞ注意して下さいませ。
皆さんも、どうぞお気を付けて下さいね。

_________________________________________
◆Wikipediaより抜粋
【コバイケイソウ】
山地草本の中では大型で、高さは1mほどになる。6月から8月に穂の先に白い花をつける。花茎の先端部は両性花、横に伸びる花は雄花である。群生することが多く、初夏の山を代表する花の一つ。光沢があり、硬く葉脈がはっきりとした長楕円形の葉が互生する。

有毒であり、全草にプロトベラトリン等のアルカロイド系の毒成分を持つ。誤食すると嘔吐や痙攣を起こし、血管拡張から血圧降下を経て、重篤な場合死に至る。若芽は山菜のオオバギボウシノカンゾウの若芽に似ており、誤食による食中毒が毎年のように発生しているため注意が必要。
__________________________________________

詳細は是非リンク先にて確認して頂ければ幸いです。
東京都薬用植物園と茨城県のサイトがとてもわかりやすい写真と説明だったので、リンクを貼っておきます。

東京都薬用植物園(オオバギボウシとバイケイソウ)
バイケイソウにご用心/茨城県



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4 コメント

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Unknown (えるちい)
2018-06-28 13:15:23
口にされなくてよかったですね
うっかり食べてしまったらと怖くなりました

なんだかツユクサに見えますよね
オオトキワツユクサとか
返信する
えるちいさんへ (Ichii)
2018-06-28 16:12:09
オオトキワツユクサ、私もそれを思い浮かべました。
花の名前が分かりませんでしたが、画像を検索したら、思っていたものと一緒でした。
よく似てますよね。
しかし、そもそも、なぜ「うるい」の種として売られていたかがナゾです。
何はともあれ、花が咲くのを待つしかないですね。
花が咲いたらアップしますね。
返信する
Unknown (ぴっぴ)
2018-07-16 16:02:43
その種を売ってたって事は買った方もいたのでは?
そして気が付けばいいけど、そうでなかったらって
思うと恐ろしいです。正しい知識を持つ事は自分を
守るだけでなく人様に迷惑もかけない!大事な事ですよねぇ! 
返信する
ぴっぴさんへ (Ichii)
2018-07-16 22:28:29
訪問とコメントをありがとうございます。
私が購入した時はひとつしかなかったけど、何袋か売られていたのか、他にも誰かが買ったのかは、何かブログに投稿されてないかとか調べましたが、特に気になる記事は見つかりませんでした。

ただ、毒草のバイケイソウとも違う気がするので、全く理解不能です。
しかしながら、こんなこと、本当に前代未聞ですよね。
これからは本当によく見て買わなきゃいけないなあと思います。
返信する

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