冷凍青虫になっちゃうよ。
昨年11月初めに、シークワーサーの木に産み付けられたアゲハ蝶の卵。
孵化したはいいけど、食草が季節はずれで硬いばかりのシークワーサーの葉のせいか、通常夏みかん等で育つアゲハ蝶の幼虫の3分の1の大きさ位しかない。普通は芋虫になると最終的に大人の親指ほどになるがせいぜい小指の半分弱といった感じ。(写真はまるでモスラですが。)
おまけに冬突入でどんどん寒くなる。いくらこの地方が滅多に雪が降らないとはいえ、霜が降りる寒さにはなる。朝起きるたび、「青虫凍ってんじゃないか?」と心配して、動いて葉を食べているのを見てはほっと胸を撫で下ろす毎日だった。
それが昨年暮れの27日に、やっと一匹が無事に蛹化準備に入った。
26日朝、いつものように見てみると一匹が地面に落ちているじゃないか。取りあえず枝に戻したが、見ていると体を伸ばしてやたらうろうろ歩き回る。このまま好き放題にさせておくととんでもない所まで移動するのは以前、経験済み。これはまずいと、移動範囲を仕切る為にビニール袋をかぶせ口を針金でかがって、翌日見ると、案の定、糸を体にかけて蛹化の準備に入っていた。
これでまずは一安心。蛹になれば体の仕組みが越冬可能になるらしい。一匹がなったということは、残り2匹も時間の問題。
蛹化を確認するまでは、少々悩みました。家の中に保護して真冬に蝶になっても、食草もなければ、仲間もいない、それでは可哀相。かと言って、冬を知らない芋虫を外に放っといて大丈夫なんだろうか、凍死しやしないか?
でも、やっと心配もなくなり、あとは春まで見守るだけですね。
かなり小っちゃいアゲハ蝶なんだろうな……。春を待ちましょう。
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