イナバウワー~ナンチャッテ
雨に濡れ、花の重みでしなったセイタカアワダチソウ
昨日のお花の正体はコレです。
あのワサワサのお花、実はこんな風だったんですねえ。
それに鼻を近付けたら意外や意外!甘~い香りがしてました。
接写で撮ると「へ~、こんなだったのか~」と、
新しい発見があったりして楽しいですね。
では「ちょっと気になること」の本題です。
少し前、サイドバーリンクの『みのり写真ブログ』にこんな内容を見つけました。
それは、「セイタカアワダチソウは喘息のもとではない」という内容です。
こちら→今が真っ盛り - みのり写真ブログ
昔から花粉症や喘息の原因植物として、スギ、ヒノキ、イネと並んで、
名前を挙げられるセイタカアワダチソウ(アメリカセイタカアワダチソウ)。
当然私も、アレルギーを誘発する植物だと信じていました。
この時季一面に咲く、この如何にも花粉を撒き散らしていそうな黄色い花房を、
これまでどれほど疎ましい思いと目で眺めて来たことでしょう。
(私だけではない筈。)
こうして見ると案外かわいい
私は幸い未だに花粉症がないのですが、周囲には辛い思いをしている人が沢山。
そんな苦しんでいる人達を見ると、この一原因植物を快く思える筈はない訳で。
ところがどっこい、それが実は違うだなんて!
そんな私の目に飛び込んで来た何とも驚くべき情報でした。
これは何が何でも詳細を知りたいと、ネットで調べてみた訳です。
【セイタカアワダチソウ】
北アメリカ原産。
日本では切り花用の鑑賞植物として導入された帰化植物(外来種)。
河原や空き地などに群生、高さは1~2.5m、良く肥えた土地では3.5mくらいにもなる。
明治時代末期に園芸目的で国内に持ち込まれ、第二次世界大戦後に
アメリカ軍の輸入物資に付いていた種子によるため、
養蜂家が蜜源植物として利用するため等が拡大起因とされている。
昭和40年代の繁殖状況は、アレロパシー(多感作用)効果で
根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出し
ススキ等その土地に生息していた植物を駆逐しほぼ全国に大繁殖する。
(北海道では比較的少ないが関東以西から九州にて特に大繁殖)
しかし、平成に入る頃には過度の繁殖により土壌成分が失われたこと、
自らがアレロパシー成分の影響を強く受けてしまったこと等の理由により、
派手な繁殖が少なくなりつつあり、背も高くないものが多くなっている。
一時は気管支喘息や花粉症の元凶だと考えられていたが、
セイタカアワダチソウは虫媒体で風媒体ではないので、
花粉の生成量は少ない上に比較的重く、
形状も風で飛ぶのには不適であるため、無関係と考えられている。
ウィキペディアより(セイタカアワダチソウ)
セイタカアワダチソウはアレルギーの犯人ではない!らしい
ということが判明しました。
待てよ?、では、誰が犯人でしょう?
実は犯人はブタクサです。
セイタカアワダチソウ=ブタクサという情報が蔓延っていますが、
それは全くの間違いだったのです。
【ブタクサ】
北アメリカ原産で明治初期に渡来した帰化植物。
日本全国の道端や河原などに分布する。
雌雄同株の風媒花。高さ1mほど。
開花時期は7~10月頃。
雄花は、約2~3mmの黄色い小花が複数集まった房が細長く連なり、
その下に雌花が数個咲く。葉は細く切れ込む。
同属のオオブタクサは、草丈がブタクサより高く2~4mほどになる。
葉は3つに切れ込み、葉の形からクワモドキとも呼ばれる。
ともに花粉症の原因として知らされる。
日本国内ではスギ、ヒノキに次ぐ患者数が存在するとされ、
秋の花粉症では代表的なアレルゲンである。
ウィキペディアより(ブタクサ)
ichiiさんは残念ながらブタクサの写真がありません。
以下のサイトにブタクサの画像が沢山ありますので参考にして下さい。
ブタクサ
四季の山野草(ブタクサ)
<参天製薬 あなたを悩ますアレルギー その原因と対策> キク科-ブタクサ
ブタクサとヨモギ見間違い注意
皆様これからはこの植物を睨みましょう!
そしてこの植物を見かけたら鼻と口を塞いで急いで通り過ぎましょう!
(息できな~い!)
ichiiさん、アホなことを言っててはいけません。
そんなので防げるわけないじゃありませんか!(影の声)
花粉症や喘息の方には春同様ツライ季節。どうぞご自愛下さいませ。
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秋になると毎年必ず鼻炎が悪化します。元々ハウスダストでも症状が出るんですが、秋は特にひどいんです。
もしやブタクサもあるのかな?
原因は何にせよアレルギーにはつらい季節です。
私のまわりでも、まだセイタカアワダチソウは花粉症の原因って思ってる人多いですね。
違うらしいよって伝えておきますね~
そうなんです。ブタクサなんです。
私の血液検査では
アレルゲンとしてブタクサと蛾とスギが
特に高い値が出ていました。
なので一年のうちほとんど
どれかのアレルギー反応でやられています。
息を止めるわけにもいかないし・・・
たまりませんな~。
花粉症&喘息の知人がアレルギー検査(血液検査)した時、
スギ同様に、イネ、ブタクサが出たそうです。
秋の花粉症はブタクサ犯人の確率、大ですね。
どうぞお大事にね。
ずーっと、あの黄色の群生を「忌々しい草め!」なんて思いながら見ていました。
ほのかな甘い香りにも驚きました。
それはそうと、肝心のブタクサは、見回すとそこら中にそれらしきものが生えているのですが、ヨモギとの区別がつきません。
沙於里さんの通勤コースも、余裕があれば、今度気にかけて見てください。
みのりさんのところで、セイタカアワダチソウは花粉症アレルゲンではない事を知って、セイタカアワダチソウのヌレギヌを晴らさねばという思いと、道行く花粉症の人たちに安心感をと思った次第です。
花粉症のない私でさえ、あの群生をみると警戒してましたので。
警戒する場所がかわりますね。
にしても、近所のはブタクサとヨモギの区別がつかない…。
みのりさん、もし出来たら、是非お写真で突き止めてみて下さい。