八方塞がりの時に、意外と見えてくるものがある。
私がずっと逃げていたもの、それが見えた。
自分では逃げているつもりはなく、むしろ向き合っていると思っていたけど
肝心な部分は逃げていた。
いつも自分じゃない誰かをアテにしていた。
家族の問題。
親の介護。
何度も同じ状況が回ってくるのは、自分自身がそこから逃げていたからで
多分、私にその因縁があるというのは、私が逃げてはいけない問題なのだと思った。
目の前の見たくない現実。
そこから逃げだしたい。
そういう気持ちが確かにあった。
だから兄に頼った。
でも今度は兄に頼れない状況になった。
あー、やっぱりそういう事なんだなと納得した。
これは私が見るべき問題であって、ちゃんと正面から向き合う覚悟が抜けていた。
私の気持ちが逃げたくて問題を直視できずに横を向いていたから、
結局それは逃げ道になってしまうのか。
自分の目の前にまっすぐな道を作るのなら、この問題から逃げてはいけない。
ちゃんと向き合って自分で出来る事を考えながら解決して前に進む。
その進むべき道が見えた。
自分の真っ直ぐな道の向こうにある未来。
足元が見えた。
ここから自分はスタートする。
前と同じ状況だけど、気持ちは全然違ってる。
愛も責任もどちらも許容範囲内で、どっちも出来ると思う。
自分の中でちょっと容量が増えた感じ。(笑)
両方、投げ出さずに精一杯育ててみよう。
自分がたどり着きたい未来が、そこに見えているから。
逆境はチャンス!
覚悟してすべてを受け入れて前を向くと、ポンと未来へと続くドアが開いた感じがした。
そのドアは自分の目の前にしかない。
それが解った。
私自身は何もしていないし環境も何も変わらない。
だけど向き合い方が変わるだけで、見方が180度変わってくる。
怖がらずに覚悟してドアを開けて、一歩踏み出せばいいだけなんだね。