気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

見えてる範囲

2015-08-23 11:57:23 | 日記

ずっと不思議に思っていた事があった。
働こうかなと思って職探しに動くと、必ず実家の問題が出て来ること。
その為にいつも職探しが中断されて、実家の問題解決を考える事の繰り返しだった。
そして、今回もそう。
本当に「何故?」と思っていた。

多分、実家の問題は私自身の問題でもあって
そこから逃げずにちゃんと自分で解決することが大事なのかなと思っていた。
状況把握。それを求められていると思えた。

でもそれだと自分の人生を歩けない。
皆、自分の人生を歩いていて、その中でいろんな問題が起こるけど
なぜ私は自分の事よりも実家優先の道しかないのだろう?
自分の道を行きたくても行けなくなるような問題が起きるのは
何故だろう?とずっと不思議に思っていた。

先日、瀬戸越の国道(二車線道路)を運転していた時の事。
緩いカーブを曲がったら前の車が止まっていて慌てて急停止した。
右折車がたくさん停まって並んでいて右側車線が塞がった状態だった。
すると私の後続の車が急停止出来なくて、慌てて左に車線変更した。
左車線のすぐ後ろにバスが走っていて、急に目の前に車が出てきたので警報を鳴らしていた。
事故には繋がらなかったけど、私が停まった事で起きた危険状況だった。

後続車両に対して凄く申し訳なかったなと反省したけど、同時に運転が怖くなった。
今考えている仕事も「お弁当の配達」で、
こんな私の未熟な運転ではまだ配達は無理なのかなと不安になった。
年を取ってからの運転免許取得で反応は鈍いし、まだ三年目で経験も浅い。
経験になるかなと思って考えた仕事だったけど、その分不安も大きくなった。
他の職種がいいのかなと考える様になり、実家の問題もあって仕事探しはまた中断した。

今朝、やっと解った。
私は運転ミスの不安で、前に進む事(運転の仕事)から逃げていた。
自分の道を歩けなくしているのは紛れもなく自分自身の「不安で逃げる心」だった。

走っている流れの状態で急停止することが、どんなに危険なことなのか
身を持って経験していた。
急な車線変更が危険な事も、別の日に実家へ向かう途中の道で経験していた。
今度は自分が後続車の立場(バスと一緒の立場)だった。

周りを見れないと、周りに迷惑を掛けてしまうという事。
私は一方しか見れないという悪い癖がある。
自分でもそれを自覚してて、それでずっと運転免許も危ないからと回避してきた。
1つの事が気になると、その事だけになってしまう。
それを解決しないと次に進めない。
だから実家の問題が起きると、まずそれを解決しないと仕事探しは出来ないと思っていた。
実家に自分のすべての時間を合わせていた。
だから実家優先の現実が来ていただけなんだね。

先日の運転ミスの状況がこの事とよく似ている。
右側車線で右折の為に停まって並んでいる前方の車たちが「実家問題」で
そこしか見ていないから停まってしまう。
でも状況判断を素早くし、自分だけの範疇から周りへと範囲を広げて見れば
周りにも迷惑を掛けない方法は、私がすぐに左へ車線変更すれば良かったんだ。
早めに前、左、後ろの状況を見て判断し、素早く車線変更して流れを停めなければ、
危険は最少に回避出来た。

仕事探しも中断しないで周りを考えながら同時に進めて行こうと思った。

今までは自分の範疇だけしか見れなかったけど
少し周りへと範囲を広げて見ようかなと思う。

周りに迷惑を掛けないで、でも自分のやりたい事も諦めないで両立できる方法を
探りながら考えて選択して行けばいいんだと解った。

 

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