週末の遠出ドライブで、行きと帰りのどちらも道を間違えて大幅に時間を費やした。
原因は「勘違い」だった。
行きたいコースのインター近くで一度休憩しようと思って、
その名前をナビで検索したらいつもの山越えとは逆のコースが出てきた。
雨も凄く降ってていつもの山越えはカーブが多くて怖いから
今日はこっちの街側コースで行ってみようかなとそのまま走った。
途中、何度か伊万里方面に出る道を通り越し、あれ?と思った。
よく見ると武雄北方に行くみたいで不安になり
もしかして34号線をずっと行くの?と思った。
前にナビで検索した時も、全然違う道を示したような記憶があった。
もしかして似たような名前があって、そっちに向かってる?
途中、名前ではなくて地図の地点でナビのコースを修正して
凄く遠回りしてなんとか北波多ICの西九州自動車道に乗れた。
ここまで来るのに、いつもよりも1時間以上かかってしまった。
このインターはまだ開通ホヤホヤの無料道路なのでナビには載っていない。
だからナビが示す時間も道も違うものが出てくる。
前回通った自分の少ない経験で得た頭の中の地図が頼りだった。
でも遠回りしたけど、以前友達に連れて行って貰った店や道を思い出したり
知らない道で「ずっと行ってみたかった場所」を見つけたり
「ここに繋がっていたのか!」といろんな発見があって、それも楽しかった。
そして帰りもここで勘違いがあった。
前回は出来てなかった延長道路が完成していたので
降りる場所が一つ先の南波多谷口ICに変わってた。
「北波多ICを通り過ぎたな」という記憶はあった。
でも降りる場所を確認していなくて、前回の北波多ICと似ていたので
てっきり同じだと思い込んで右折したら、逆方向を行っていることに後で気づいた。
また山越えしてやっと伊万里にたどり着いた。
通った地名を後で地図で確認して、初めて自分が逆を通っていたのが解った。
北波多ICと南波多谷口ICは出口の位置が上下逆だった。_| ̄|○
似ていたから同じだろうと思い込むクセ。
事前に自分で確認していれば勘違いは起きなかったかもしれない。
でも失敗したから遠回りで時間が掛かり、その事が強く印象に残る。
次は同じ間違いをしないようにしようと思うのも事実で
失敗したからこそ自分のクセもよく見えてきた。
何も起きない事が、果たして自分の為になるのだろうか?
何も起きないというのは、自分のクセも知らないまま過ぎるという事でもある。
そう思うと、失敗も成功の元なのかもしれないと思える。
経験に勝る「先生」はないのかもしれない。
先生って「先に生まれる」と書くね。
先に生まれた経験(過去)が、自分の道を示す未来への新しい扉となるのかなと実感した。
過去の経験が今を作っていて、今の経験が未来を作る。
だから今やっていることが例え報われないとしても、未来で必ず報われるという事なのかな。
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